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人生の第3ステージ

彼女と同棲する部屋が決まった。

品定めする訳ではないし、上から見てる訳でもない。
だけど、彼女はとても素敵だ。
僕に、とても合ってる。

人生の第1ステージは高校卒業まで。
悩みながら、もがきながら生きていたのは当時から変わらないけど、それでもある種のレールの上の生き方だった。

第2ステージの大学以降は、良い意味で自分が宙に放り出されたような感覚だった。
だけど強い指針を持っていない僕は、その見覚えのない新しい液体の中で、どんな風に泳げばいいのかわからなかった。

とにかく僕は、タフに生きることにして、世界一周をした。

そして、もうすぐその人生の第2ステージが終わる。
遠くない将来、僕は彼女と結婚する。
そして、結婚したら、また少し先の遠くない将来に、子どもを持ちたい。


一昔前までは、子どもは保険のような目的もあったようだ。
年金も介護施設も無かったから、自分が年老いた時に頼れるのは子どもだ。
だから、保険のようなもの。

それに比べ今は子どもを持たなくても、餓死するようなことは基本的にない。
だから、今子どもを持つことは、ある意味で娯楽だと言う人もいる。
それでも、僕は子どもを持ちたいし、彼女と共に永く歩んでいきたい。

子どもを持つことは、ホモサピエンスとして自然な生き方であり、自然こそが生物としての喜びであると信じてるから。

あと1ヶ月もすれば、僕は彼女と同棲を始める。
目標を持って、自制心を持って、だけど楽に楽しく暮らしていく。

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