英語が楽しい

英会話を始めたのは24歳の時。
26歳で世界一周に行くことに決めていたし、旅の中では現地の人々と会話をして、出来るだけ彼らに近付きたいと思っていたからだ。

学力も低く、英語はどちらかと言うと苦手教科だったので、スタート地点はとても低い。
みんなは5合目から富士山に登り始めるけど、僕は2合目からスタートといった感じだ。

英会話レッスンスタート

体当たりが売りの僕なので、オンライン英会話の存在を知ったその日にお試しレッスンに申し込み、翌日にレッスンを受けた。
初回はほぼずっと苦笑いをしながらyesと言って、終わりの時間が来た。

確かに継続は大変だ。
だけど、自分の意思が通じたら嬉しい。

発音や英作文は長距離運転の車の中で練習した。
文法は会話を補うのに必要最小限だけペーパーで勉強した。

1年半ほどオンライン英会話を続けた。

世界一周へ

最初の国フィリピンは、公用語の一つが英語だ。
そこでは自分でも驚くほどちゃんと意思疎通ができて、とても嬉しかった。
「なんだ、簡単じゃん」とすら思った。（1年半練習してきてはいたけど）

世界一周の中で、もちろんとても多くの人と会話をしたし、住み込みで働いたりもした。
こんな風にして僕の英語力は上がっていった。

そして、遂に目的は果たされた。

帰国後

せっかく磨いてきた英語を捨てるのは勿体ない。
だから、英語が使える仕事をしようと思った。
その為に、TOEICの点数を上げるための勉強をした。

幸い、世界一周前の仕事よりも随分良い仕事に就くことができた。

ある程度のレベルになったら、あとは楽しみながら英語により慣れていきたいと思ってる。

外国人を家に泊めたり、meetupというサイトで飲み会に参加したり、洋画を観たり（日本語字幕付き）。

最近では、youtubeの有料会員になり、英語が話されるたくさんのチャンネルを見てる。
特に、Nas DailyやPaolo from Tokyoなんかはわかりやすいし、内容も面白い。

英語が楽しい

世界一周という目的を果たしたし、英語はいらないかもしれない。
仕事で使う分には不自由がないから、これ以上何もしなくていいかもしれない。

だけど、単純に英語が楽しい。
それにはいくつかの理由があると思う。

・わからないことがわかる喜び
少し頑張って手を伸ばしたら達成できる、みたいなことって、何にしても嬉しいことだと思う。
英会話は完璧じゃないから、全てを理解できる訳じゃない。
でもだからこそ、「ギリギリわかる」ことを理解することができる。
そこに、ある種の達成感があるんだと思う。

・言語がポジティブ
これは会話していても思う。
第一に、「Good morning」ですよ。
普通の朝にも「Good」なんて言う、ポジティブな言語だと思う。

・多様性を感じられる
これが一番の魅力かもしれない。
会話も動画も、主に日本人以外が話しているから、感覚も考え方も違う。
そういう人たちの言葉を聞いたり、会話したりすることは、多様性を刺激されるし、視野が広がってポジティブになれる気がする。

最後に

世界一周の為だけに英会話を始めたけど、今は楽しみの一つにすらなってしまっている。

それに、僕はもっと良い仕事がしたいと思っている。
英語は、きっとその役に立ってくれるだろう。（立ってくれ、頼む！）