もうひとつの人類
昨夜見たこのドキュメンタリー映画がたいへん面白かった。
Netflixでは韓国ドラマも好きだし、シティーハンターの実写版も面白かったけど、今月はわたし的にはこれが一番かな。
最後の方で、ネアンデルタール人の骨から復元された年配の女性(といっても4、50代)の顔を見て、研究者が言ってた言葉が特に印象的だった。
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(この顔は)人間とは何かという本質を捉えている。ネアンデルタール人とは何かが伝わる。何となくこの人物の奥深い人生が分かる気がする。
知識も経験もある年配の人物で、どこがいい場所なのかも知っている。
その記憶は彼女の頭の中にしか残ってないかもしれない。あるいは歌や物語を通して子や孫に語ったかもしれない。いずれにせよ重要な記憶です。
あらゆる意味でそれが文明の始まりなのです。初めて建物を建てた時より本当の意味で文明だと言えます。
彼女は知識の宝庫のような人でそれを次世代に伝える役割を担っていたと思います。7万5000年も経った今でも彼女から学ばせてもらっています。
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