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「セグモ」

明け方近くになると、近頃決まって目が覚める。

熱帯夜が続き、エアコンをかけたまま寝ているからだろうか。

冷えすぎないように温度設定には気をつけているつもりだけど、エアコンの空気の中で長時間眠るのはわたしは嫌みたいだ。

今朝は、まだ完全に目が覚めない、夢と現実の狭間にいるときに、何やらモジャモジャな毛の生えた生き物を見た。

夢よりも現実感があったのだが、単なる物体ではなく、

生き物というより、存在、という感じ。

当初は名前まで分かっていたのだけど、完全に目が覚めてしばらくするうちによく分からなくなってしまった。

代わりに出てきたのが「セグモ」という名前。

あ、昨日タロットの1枚引きで「月」のカードを引いたのだけど、それと関係あるのかもしれない。

つまり、あのカードのザリガニみたいなものかな?

無意識から浮上したものは、新しい可能性ではあるけど、抑圧していたものの解放という意味も含むだろうから、不穏な感じもする。

不穏さに注意力が向くと、意識はさまざまな不穏さの兆候をピックアップしてくる。

そして、時間の経過とともに「セグモ」に対するわたしの感情が変化していく。

俯瞰できるならば、この変化は結構面白いと思う。

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