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きくということ

最近めっきり少なくなりましたが、音楽を聞くのが好きだ。

…あれ?聞くのが?聴くのが?効くのが?

気になったので改めて調べてみた。

聞く


自然と音や声などが耳に入って来たり、意識しなくても音が耳に入ってくる…か。


聴く


心を集中させてしっかりと耳に入れたり、心に響くようなものを耳にとめることを表す。


なるほど。無意識なものと意識的なものの違いか。
普段、当たり前のように「音楽を聴く」と書いてたけど、意味合いを調べてみるとなるほど面白い。
一応、念のためにやっておこう…


効く


ものなどの効果や作用がきちんと現れること


…これでは効果と作用も調べないとダメではないか。非常に面倒なのでこの際、そこは無視しておこう。


例えば、音楽を流しながら洗い物をしていた場合はどうなるんだろう?

洗い物をしながら音楽を聴く


音楽に集中しすぎて皿を割ってしまう可能性があるから、これは非常によくありませんね。不適切です。じゃあ次は…


洗い物をしながらの音楽が効く


すごくいい…。鼻歌まじりに今まで億劫だった洗い物が、とっても楽しく、はかどりそうな気がしてきますね?
鼻歌と鼻唄の違いは無視しておくことにして、こちらは採用。そしたら最後は…


洗い物をしながら音楽を聞く


うん。洗い物に集中しながら、空間を音色だけが流れている感じがして、すごく良い。忘れてはいけないのが、今一番大事なのは「皿を割らずに洗い物を無事に済ませる」ということなのだ。

実際は「洗い物に集中しすぎて、音楽をかける意味がない」という可能性もあるが、細かいことは、どうでも良い。採用で。


実際、会話等で使う分には全て「きく」でしかないので、どうでも良いと言えばそれまでですが、ふと気がついたことがあります。


人の話を聞く


会話なので集中して…とまではいきませんし、表現としては正しいのですが、私はどうも使い分けが出来ていない気がしてきました。


人の話が聴こえる


これが非常に多いというか、しっくり来てしまいます。
良いこと、大事なこと、これは確かにしっかりと耳を傾けたい。でも、トゲのある言葉、何気無い一言、これにも耳を傾けてしまう傾向があります。
頭の中にある「きく」を上手く変換して、使い分けていきたいものです。ただどうしても


人の話が効く


ツラいとき苦しいとき、仲のよい友人や恋人、家族の暖かい言葉が身に沁みる。


こういう瞬間が幸せだったりもするので、やっぱり使い分けは、難しい。


いかがでしたか?私のように使い分けが苦手な方は是非、参考にしてみてはいかがでしょうか。
最後まで私の話を聴いていただいてありが…いや、聞いていただいて、ありがとうございました。

効いてくる話がかけるのは、いつのことやら。

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