ジャニーズ事務所の創業者・ジャニー 喜多川氏・英雄論?

確かにジャニー 喜多川氏の所属タレントの不当な性加害事実は現代に於いて建前としては「深刻な問題」と捉えて正しい事である。

極論かも知れないが、それでも私の歴史的観点からの違った角度からこの問題を掘り下げて考察、講評してみる。

生き物は自然則として、生き行く必要の為に自らを変身させて行く。

つまり、生き物本来の性交目的は子創り(繁殖)である。

しかし人間の場合、それより圧倒的に多いのがコミュニケーション(付合い)目的の性交であり、その本質は快楽目的の性交(https://jiyodan.exblog.jp/12008166/疑似生殖行為)である。

発達した脳の苦悩を緩和する(脳を納得させる)為の「擬似生殖行為」として、生殖を伴わないSEX行為の合意が、人類の意識の中に「必要な行為」として与えられた。

人間界にとって性的な欲求や衝動は極普通の事で、誰にでもあり、何も特別な事では無い。

只、それが同姓相手だと心理的に特殊に受け取られ理解がなされない為に悪意ある差別が表面化する。

両性愛の存在を社会的に理解を進めないと人間界に於いて共存ができない。

人間界独特のコミュニケーション(付合い)目的の性交の相手は、夫婦や恋人で在ったり、場合位に依っては上司や支援者と言う事も在る。

「情が通わない肉体のみの性行為と言う点では昔の戦国時代の方が現実的な考え方である。

情が通わない性的な奉仕は、「単なる手段」と割り切った所が「https://jiyodan.exblog.jp/7941628/稚児小姓制度」であり、現在の世の中の常識より余程現実的な事は理解できる。

まず、他人の性癖の事は自分の物差しで測って結論を出し非難するのはフェアーではない。

ジャニー喜多川氏の所属タレントの性虐待スキャンダル(少年男色騒動)を歴史的な事実に鑑みて受け止めると、驚くべき現実が浮かび上がって来る。


西洋文化にまみれた現代日本ではこのスキャンダルは異常行為に解釈されて受け止められるかも知れないが、実は日本の歴史にあっては「少年男色」はあながち異常な事ではでは無い。

男性が男性を性行為の相手とする生殖には関わり無い行為をhttps://jiyodan.exblog.jp/9256491/衆道(しゅうどう/男色)と言う、言わば邪道である。

筆者に言わせれば、実は「少年男色こそ英雄製造システム」と言う歴史的現実を見逃してはならないからである。

男女の性交以外の行為を擬似生殖行為と言い本来の目的ではない快楽目的である。

いかに快楽目的の衆道(しゅうどう/男色)行為と言えど数が重なると、当事者には互いの情が醸成される。

日本には昔からの伝統としての性交を伴う現実的な忠誠の証(あかし)にhttp://miracle-jiyoudan.com/ukei.html誓約(うけい)と言う言葉がある。

それが主従の信頼関係を築く要素になっている。

もっとも、情愛に関係なく快楽目的でのみ男女の性交行為をする事はあるから人間界の事象は複雑である。

この事は「公に触れたくない」と思われる影の事実である。

しかし正面から認識するべきで、表面上蓋をして済ませる安易な問題でもない。

こうした性の事象を表面化すると「なるべく触れないように」と逃げ腰になる。

だが、これは明治維新の折に西洋のキリストの教えが入り込んで来たからでそれまではもっと https://jiyodan.exblog.jp/8454407/おおらかに性を扱っていた。

性に関して固定観念に囚われない柔軟な感性を持ち、しなやかに生きて行くのが大人と言うものである。

本来、性の事柄は人類の本能に属するもので、これを単純に何でもタブ―視して悪い事のように扱うと無理解に因る「同性愛者への迫害」、そして根源的に性を悪者にすると「少子化問題に発展する」やも知れない。

暴力にょるレイプなら犯罪だが、口説かれた互いに合意の上ならどう言う行為であっても社会通念上問題無い。

この文脈を解説すると日本の戦国大名家には「稚児小姓制度」が存在した

このhttp://miracle-jiyoudan.com/yobai.html日本の性文化に於いて誓約(うけい)の「稚児小姓制度」こそが「英雄製造システム」を可能にしていると言っても過言ではない。

つまり稚児小姓制度は、本人の覚悟を確かめる物差しかも知れない。

それに、ホモセクシャルの性交行為でも互いに快感を感じる事から互いに情が育つので相手が大事になる。

戦国期の少年男色https://jiyodan.exblog.jp/7941628/稚児小姓制度は、武将が信頼するに足りる快楽目的の主従関係を築き、戦働きが宛てになる手下を育てる、さながら英雄育成システムである。

歴史上少年男色が存在した事実を「教育上不都合な事だから」と言って「互いの信頼関係」などと美化して建前上無かった事にしてはならない。

稚児小姓の歴史は古く、奈良時代の僧侶に拠って「宗教的な意味合いで男児(少年)と交わった事が最初である」とされている。

殿と男色の契りを結んだ稚児小姓は、殿の知識を学び部下と費用を与えられてその家の有力家臣に育てられやがては地位と勢力が大きくなって行く。

つまり戦国時代に於ける「稚児小姓制度」は良い事だった。

この手法に長けていたのは日本史に燦然と輝く天下の風雲児https://jiyodan.exblog.jp/7954564/織田信長である。

織田信長は小大名家の継嗣(けいし・後継ぎ)で孤独に育ったからこの稚児性愛関係を多用した。

まず信長の幼少期の餓鬼大将時代に付き従ったhttps://jiyodan.exblog.jp/8205627/前田利家は信長と男色関係に在り勇猛な武将として加賀百万石の大大名に出世を果たした。

https://jiyodan.exblog.jp/7941489/豊臣秀吉は「信長の草履取りから出世した」と言われるが、彼の出自はhttps://jiyodan.exblog.jp/11543632/山窩(サンカ・サンガ)の棟領家であり率いる兵力も五万石の大名並みの勢力があり、小大名だった織田信長は積極的に豊臣秀吉と男色関係を結んで秀吉を己の勢力に取り込んだ。

https://jiyodan.exblog.jp/7941044/徳川家康は、幼少のみぎりに駿河今川家の人質に出されたのだが、戸田康光の裏切りに合い、尾張国・国主・https://jiyodan.exblog.jp/11723654/織田信秀の元へ送られ十五歳の信長と九才年下の家康と男色関係を結んで深い中に成っている。

公式には、徳川家康は「人質時代にhttps://jiyodan.exblog.jp/7957041/今川義元から多くの政治学を学んだ」とある。

確かに義元は、斬新な発想をする名将・大名として所領経営の評価は高い。

その恩義ある今川家を離れて家康が織田信長に付いたには相当の理由が在った。

徳川家康には、https://jiyodan.exblog.jp/14285122/徳川家康二人説」が在る。

この家康二人説を採れば、もう一人の家康が学んだ帝王学の相手は織田信長と言う事に成る。

今川義元と織田信長の対決://https://jiyodan.exblog.jp/7954462/桶狭間の決戦の後、いち早くに織田信長と徳川家康が同盟を結んだ前提として「互いに男色関係衆道(しゅうどう/男色)の過去が存在したから」と説明すれば容易に理解できる。

此の事により信長は「天下を取る英雄的人物二人を育てた」と言って過言ではない。

豊臣秀吉と徳川家康である。

織田信長の快楽目的に因る両刀使いの事実は、https://jiyodan.exblog.jp/7937537/本能寺の変での側近http://jiyodan.exblog.jp/7936441/森欄丸の存在が著名な話である。

織田信長の部下育ての唯一の失敗は、自分より年長のhttps://jiyodan.exblog.jp/7957740/明智光秀とは稚児小姓の契りを結べ無かった事である。

この信長の部下育ての手法は「天下を取る英雄的人物二人」に継承され、豊臣秀吉には関ヶ原の合戦西軍を率いた一方の将https://jiyodan.exblog.jp/7956768/石田三成を見出し、徳川家康には三成と戦った家康の将https://jiyodan.exblog.jp/7956689/井伊直政(いいなおまさ)がいる。

豊臣秀吉と石田三成が男色関係に在り公には秀吉の子とされているhttps://jiyodan.exblog.jp/10754939/豊臣秀頼は、https://jiyodan.exblog.jp/10754917/淀君と石田三成の子であれば秀吉の心情的にも説明が付き納得がいく。

差し詰め秀吉には子種が無かったのではなかろうか、何故ならば秀吉には記録に残るだけでhttps://jiyodan.exblog.jp/9332423/正妻・北政所「おね(ねね)」を始め二百名に及ぶ妾妻が存在したのに一人も子を成し得なかったからである。

その他、織田信長の近習から育った大名にhttps://jiyodan.exblog.jp/11690344/池田輝政(いけだてるまさ)が在る。

また豊臣秀吉の側近として育てられ有力大名にまで上り詰めた者にhttps://jiyodan.exblog.jp/11332096/福島正則(ふくしままさのり)https://jiyodan.exblog.jp/10705794/浅野長政(あさのながまさ)https://jiyodan.exblog.jp/11349050/加藤清正(かとうきよまさ)https://jiyodan.exblog.jp/11479097/黒田長政(くろだながまさ)https://jiyodan.exblog.jp/11543603/藤堂高虎(とうどうたかとら)https://jiyodan.exblog.jp/19837105/片桐且元(かたぎりかつもと)、shttps://jiyodan.exblog.jp/10418479/大谷吉継(おおたによしつぐ)http://jiyodan.exblog.jp/11455087/小西行長(こにしゆきなが)、等々がいる。

また天下の知将とうたわれたhttps://jiyodan.exblog.jp/8646415/上杉景勝(うえすぎかげかつ)https://jiyodan.exblog.jp/10380431/直江兼続(なおえかねつぐ)主従の間も稚児小姓の契りが伺える。

こう言う人間界の打算の損得関係は、女性が結婚の条件として稼ぎの良い男性を打算的に選ぶのと五十歩百歩ではないのか?

ジャニーズ事務所の創業者・ジャニー 喜多川氏は若い美少年年が好きな性癖故に日本一のエンターテナーとしてのそして美少年スター文化としての大芸能プロダクションを築き上げた。

三大天下人の織田信長、豊臣秀吉、徳川家康は単に戦上手ではない、部下の育成に上手だったからで、ジャニー氏がタレント育成に力を入れたのと共通している。

或いはジャニー氏自身が、若かりし頃に戦国武将と同様に「少年男色」を手解(てほどき)きされて身に着けたのかも知れない。

ジャニー氏が育成に力を入れたタレントは、芸能界で大成功している。

だからと言って、業界の力関係からしてもそのタレントがジャニー 喜多川氏の男色相手をしたとは責められない。

例え体を許したとしても、個人の向上心の決意を誰も非難はできない。

つまり、ジャニー 喜多川氏は芸能界に於ける織田信長であり豊臣秀吉或いは徳川家康かも知れないのだ。 
                                                 

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