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衝撃の「ちょ、待てよ!!」事件

 先日、琥珀ベイビーさんの記事を読んで、メチャクチャかっこいいベビさんの姿に、ああこれこそが正しい「ちょ、待てよ」の使い方だ、と思った私。

 そんな私に、本日突然「ちょ、待てよ」案件がやってきました。
 ってべつに、私も痴漢を撃退したとか、泥棒を捕まえたといった、なにか善行をしたとかそういうことでは、全然なく。

 死ぬほど個人的な、どうでもいい、でも私的にどうでもよくない話です。

 今日は、楽しみに待っていた「自分の本が届く日」でした。
 これまでたくさん本を作ってきたし、今回は結構いろんなところに気をつけて入稿したつもりだったので、今回こそは「完璧」に違いないと、密かに自信を持ちつつ、届くのを待っていたのです。

 ところがどういうわけか、家で待ち構えていたのに待てど暮らせど宅配便が来ない。おかしいなと思って追跡すると、もう宅配ボックスに届いている、という結果が。

 WHY?なぜ?
 ずっと家でスタンバってたんですが。
 ピンポンのピンもポンも音がなりませんでしたが。

 なにしろすごく楽しみにしていて予定をあけて待っていたので、一瞬だけ不愉快に感じましたが、まあそこは、そういうこともあります。仕方ない。
 別に入り口の宅配ボックスにくらい、取りに行きますとも。うんうん、全然問題ない。

 そう思って、意気揚々と宅配ボックスへ。
 設定の暗証番号を見る限り、おそらく宅配業者さんが私の家の部屋の番号を間違えて押し、相手が出なかったので宅配ボックスに入れたのであろうとと思われました。業者さんがピンポンしただろう番号が暗証番号だったからです。

 ま、しゃーないわな。
 そういうことありますよ。
 年末だし、宅配業者さんのご苦労を思えばたいしたことない。

 そう思って荷物を持って部屋に帰り、早速開封の義。

 わあ!と思いましたね。
 今回の表紙は、華やかなんです。

 嬉しくて、いそいそと本を並べ、表紙を凝視したとき――
 そう、その時にわたしの口から洩れたのは、このひと言でした。

 ・・・ちょ、待てよ!!


何かが・・・何かがおかしい・・・!

うそだろ、と思いました。

今回、私はカバーの装丁に悩み、何種類もサンプルを作っていました。
それを迷いに迷い、選びに選んだうえで入稿したつもりだったのですが、なんと!

 1巻、2巻、3巻―—どれも違うカバー。
 しかもどれも、サンプル用に作った版を選んでしまっていた――

 100%、私のミスです。

 何度も何度も、入稿するフォルダに出し入れしているうちに、どっかでこんがらがった模様。最終的にちゃんとチェックしたつもりだったのに、「チェックしたフォルダ」そのものが違ってた可能性が。

 この度初めてチャレンジした、本に直接印刷される「表紙」は上手くいったのです。なんか素敵に。

表紙はどれもいい感じになってました

 にもかかわらず「顔」ともいえるカバーに痛恨のミス!!

 ――だめじゃん!

 正直、1冊1冊がそこそこ分厚いので、なかなかのお値段になってます。
 それを5冊ずつ印刷しているため、結構な金額を投資しているにもかかわらず、この初歩的な、決定的で致命的なミス。

 印刷屋さんも、言ってくれたらいいのに~と思いましたが、印刷屋さん的にはオーナーが「わざと」そうしていることもあるので、印刷自体に不備がない限りはそのまま印刷するのがお約束です。

 あ”あああああ・・・

 今ちょっと、衝撃で立ち直れません――

こっちから見たら大丈夫なんですけどね




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