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鎌倉殿、衝撃の最終回

 なななんと。

 きのこじゃなかった・・・

 それどころか、とんでもない最終回でした。

 予想はこちら。

 次回の大河につなげる始まりに、「これはまた、微妙な番宣」などと思い、承久の乱のあまりのあっけなさに「なんとも味気ない」と思ったのですが、義時の最期はさらにまさかの展開。

 いい意味で裏切られました。

 政子と義時の間が微妙だったことまでは考えましたが、ああいう展開とは。

 嘘つきは、自分の嘘を覚えていなければならない。

 古畑任三郎に出てきそうなセリフです。

 未必の故意。

 見事な、絵にかいたような「未必の故意」のケースですね。

「殺すつもりがあってもなくても、自分が何かをする(しない)ことによって相手が死ぬかもしれないとは思っていて、その結果相手が死んでもいい、と思うこと」。

未必の故意ってこういう意味の殺人罪ですよね

 13人って、その13人だったのか!
 とも思うし、最後の最後に、地獄までもっていくはずの秘密が露呈してしまう悲劇。

  その秘密を聞かなければ、政子はあの薬を渡したのだろうか・・・

 そもそも、薬を飲んだとしても、義時はもう長くなかったのか。

 義時の不調は、毒のせいだったのか、それとも病が進行していたのか・・・

 ただ確かなことは、政子には殺意があったということ。

 政子のすすり泣きに被せられるクレジット。

 確かにこんな大河はこれまでなかったと思います。

 つぶやきにしようと思いましたが、やっぱりつぶやきを超えてしまったので、新たに記事を追加してしまいました。

 三谷さんは、今回、人間と人間の相関を描きたかったのだと思いますし、最期のシーンをこそ描きたかったのだと思いますが、ただ、承久の乱は正直、もう少したっぷり描いてほしかった気がします。

 さて、衝撃の最終回。

 みなさんの感想は、いかがだったでしょうか。

 

 


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