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lesson 20 どんぶらこ

 「lesson」では、お題に挑戦したり、敬体(です・ます)と常体(だ・である)を使い分けたり、様々なジャンルを試したり、「文章を書く」ことそのものにチャレンジするのを目的にして書いて来ました。lessonも20を迎えたので、この辺りでふりかえりと反省をしてみます。

文体

 数多く書いているうちに敬体・常体どちらがが自分にしっくりしてくるんじゃないか、と思いましたが、どちらもそう変わらず。常体の文章の中に補足・訂正を敬体で( )内に入れてみたりもしましたが、やはり統一した方が良かったです。何かちょっと新しいことをしてみたい、と思っていたんですね。

文章の長さ

 noteの場合、長すぎるのは読まれないことが多いし、かといってせっかく「文章に特化したプラットフォーム」なのに文字数を区切って書くのももったいない気がします。

 新聞などの基本的なコラムの文字数は600字前後だそうです。WEB記事は5分程度で読めるのが3000字程度らしく、今回は「Lesson」「駐妻記」ともに5分程度で読めるもの、ということで1500字から3000字以内の文字数を意識して書いてみました。

テーマ

 「駐妻記」がテーマのハッキリしたものだったので、lessonでは、誰かのテーマに乗っかって書いてみようと思いました。ほとんどが「お題」をテーマとしましたが、つい、視点をひねりすぎるきらいがあり、募集した側の本来の趣旨や求めているものからは外れた記事が多かったと思います。

スタイル

 エッセイだけで、創作には手が出ませんでした。せいぜい散文詩的な文章くらいでしょうか。文章中の段組みや見出し、文字の大きさなど、あまり変化をつけずに書きました。noteの新機能は出来るだけ使ってみたいと思っていて、目次設定を覚えたり、ルビにも挑戦しています。旅行記などは写真を入れず、文章だけで書くことにはこだわりましたが、本来noteでは旅行記は実際の旅の写真入りのほうが断然好まれるように思います。

プロとの違い

 noteではプロとして活躍されている方の文章を沢山読めますが、やはり、プロの方はテーマ、長さ、文章、構成、すべてが程よく収まるべきところに収まっていて、そのあたりが「趣味」とは違うところだなと感じます。当たり前のことかもしれませんが、やはりテクニカルに感じるので、感心してばかりいます。

 なによりも「魅力的な文章」「伝わる文章」の難しさを感じました。「伝えたい」と思って書いたことが必ずしも「伝わる」とは限らないことや、読み手の受け取り方は自由でよいと常々思っているのに、私の中に「こう思ってほしい」という思いが実はあったことにも気づかされました。

「スキ」と「フォロー」

 ダッシュボードを見ると、読む・読まないは別として、私の記事に立ち止まってくださる方のうち、スキをくださる方はおよそ10分の1強。コメントをいただけるのはさらにスキの40分の1です。

 数字ばかり見ていると「私の記事は全然好まれないんだな」と思いたくなりますが、それでも投稿すれば必ず見てくださる方も何人かいらして、お名前を発見すると「あ、○○さん見てくださってる」ととても嬉しく思います。マイペースでいこうと決めたのだからあまり振り回されないようにしよう、と思いながら、「スキ」や「フォロー」をいただくとやはり嬉しく、頑張ろう、と励みになります。

 書くことに夢中になっていると、自分がスキやフォローをすることが減ってしまったり、フォローの数が増えていくと、なかなかお返し出来なくなって、バランスが難しいと思います。

まとめ

 noteの川は、途中で淀みがあったり急流があったり、やはり一筋縄ではいかないようです。もっと見てもらいたい、という気持ちを大事にすれば、投稿頻度を高めたり、短くても毎日、ひとの目に触れるものを書くことが重要なのだと思いますが、そこに気を取られるよりは、自分のページに記事が溜まっていくのをのんびり楽しんでいたい、とも思います。

 先日、noteを始めて半年、というバッジをいただきました。

 早いな、と思いました。それだけ夢中で書いてこられたのだと思います。これからも、日々文章修行しつつ、noteの川にどんぶらこと、流し続けていけたらと思っています。











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