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パワーの使い方

 先日、思うところあって、noteでお世話になっているオラヴさんのタロットのセッションを受けました。

 みなさんは、タロット、と聞くと、どんなイメージを持つでしょうか。
 おそらくは「占い」という答えが大半だろう、と思います。

 ところで「占い」とはなんでしょう。
 以前書いた、自分が思う「占い」について書いた記事はこちら。

 この中で私は、こんな風に書いています。

私はあちこちでいろいろみてもらう、というタイプではない。でも、どういうわけか、占いの文章や言葉が大好きだ。

 そして、占いの言葉に元気をもらうのだ、という趣旨のことを書きました。

 自分のことを振り返りたいとき、心に迷いがある時、そして「今がそのタイミングだ」と思ったときに、私は占いの門をたたきます。
 タイミングは滅多なことでは訪れません。周期的なものではなく、短期間に多くのメッセージを欲することもあれば、何年も欲しないこともあります。

 noteには占いやスピリチュアル、カウンセリング系の記事を発信している人がたくさんいらっしゃいますが、コメントなどで交流をもつことができるかたは限られます。そのスタイルも様々です。

 オラヴさんとは2年ほど前からnoteの中で交流を温めて来ました。日々タロット記事を出してくれるオラヴさんですが、エッセイや創作がまた、おもむき深いのです。

 オラヴさんの作品で、特に私が好きな作品がこちら。

 noteの中でのおつきあい、と言いながら、私の何が何だかわからない「LINE公式」にいちはやく登録してくださったのもオラヴさん。あまり気が付かれないWEBの中のコメントに、メッセージをくださったのもオラヴさんでした。

 こうして文章で繋がってきた(と私が勝手に思っている)オラヴさんが、新しいスタートを決めたのだなと思ったのが、こちらの記事でした。

 それからタロットのお仕事が本格化し、少しずつ、Instagramに軸足を移されていったようです。
 そのころはちょうど、私自身の活動の場も広がり始めたころで、noteの中での濃い交際は逆に失われていったのですが、心の中では「頑張って!」とお互いに応援しているようなぬくもりを、常に感じていました。

 オラヴさんのセッションを受けた方の記事もいくつか目にしましたが、特に「書く」ことに主軸をおいたセッションだというのが、特徴的だなと思っていました。

 私は、「書く」ということは究極の癒しだと思っています。

 でもそれが、必ずしも即効性がある癒しではないこともあります。自分の今の状況を知るために作品やエッセイなどの文章を書いても、何年も経ってから「あ、こんなこと書いたのはああいうことがあって、こんな風に思っていたからか」などと気づくようなことが多く、自分自身のことを冷静に振り返り見つめたいときというのは、意外と、ちょうどよいタイミングでは気が付けなかったりします。なんらかの外的な手助けがあったほうが気づきやすい、ということが多々あるのです。

 先ほどから占い、占いと書いていますが、私が欲しているのはむしろセラピーに近いことです。そのためその外的な手助けを選ぶのならば、「ホロスコープ」や「四柱推命」などよりも「言霊」的なことのほうがしっくりくるなと思っていました(個人の見解です)。

 「書く」を主に展開するオラヴさんのスタイルを知り、「もし、私がなにか言葉を欲するようなことがあれば、オラヴさんにお願いしよう」と心に決めていました。オラヴさんが頑張っているお仕事がどんなものか、ということへの、純粋な興味もありました。

 連絡を取って、今回はオンラインでセッションを受けることになりました。

 セッションの内容について、具体的なことは割愛します。
 初めて受ける方は、やはり新鮮な気持ちで受けていただきたいと思いますし、私自身のプライベートなことでもあるからです。

 受けてみての感想のみ、いくつか。


①「書く」ことと、テーマに沿って考える時間


 最初にいくつかのテーマに沿って、思いつくことをどんどん書いていく時間がありました。ある程度時間をとって、マイペースで書くことができます。また、書けなくても問題ありません。
 なぜなら書いた後、答え合わせをするわけではないからです。

 書いたことはオラヴさんに見せたり話したりしなくていいですし、あくまでも自分の振り返りとして「書く」だけです。ひとりでではなく、誰かが見守ってくれている状況で書くのは新鮮な体験でした。でもだからこそ、浮かんできたことも沢山ありました。

 提示されたテーマに沿って考えてみる、そして書いてみる、ということが、このセッションの最も大事なことのような気がします。この時点で、まだカードは登場しません。普段あまり考えたことがないことを考えること、それこそが自分の心と対話するきっかけになると思います。
 特に、過去のことより未来のこと、ネガティブなことよりポジティブなことを考える時間が多かったのも良かったと思います。

②カードを選べる


 いくつかのデッキ(スート)を示していただき、どのカードを使うかを、クライアントが選ぶことができます。ワクワクしました。絵なども見せていただけるので、カードの知識が無くても、直感や好きな絵のデッキを選ぶことができて、楽しかったです。


③すべてのカードが繋がって物語が出来ている


 私は今回、イエスかノーかの答えのある具体的な相談があってセッションを受けたわけではなく「今、自分は色々な意味で転機を迎えていると思うから、アドバイスになる言葉が欲しい」とお願いしました。

 実際にオープンにされたカードはそれぞれ繋がっていて、どのカードにも強いメッセージがあり、それが見事に繋がりを成していて、私だけではなく、カードをひいたオラヴさんも驚いていました。

 オラヴさんによると、質問の内容によるけれども、たいていの相談には、相談内容に合うカードが物語を描くことが多い、とおっしゃっていました。
 こういうところが、タロットやオラクルカードの面白いところだと思います。私の好きなところでもあります。

④「パワーセッション」の理由

 オラヴさんのセッションには「パワータロットセッション」という名前がついています。パワーというと、強力な、強い、といったことが思い浮かぶかもしれませんが、セッションを受けてみて、ここで言う「パワー」は、クライアントのエネルギーを引き出す、という意味のパワーだということが実感としてわかりました。

 生きていると、どうしても自分だけでは前に進む力が出ないことがあります。カードをひき、そのカードの意味からインスピレーションを得ることは、ひとりでもできます。でも、カードを通してお話することで得られる気づきというものは、ひとりでは気がつけない、自分が見ようとしていないことなどにも目を向けさせられます。そこから得られるものは大きいと思いました。

 直感を使って、一緒にカードが示すものを探るようなセッションは、ただ「このカードの意味はこうだから」と上から押し付けるようなものではありません。これからを一緒に考えること。そのひとそれぞれのパワーの使い方を、ともに探ろうとしてくれること。
 オラヴさんのその姿勢は「占い」に留まらず、あらゆる人の心に響くと思います。

 と、ここまでセッションを受けた感想を書いてきましたが、オラヴさんのnoteのプロフィールには、私が感じたことがそのまま、端的に述べられています。

 つまり私は、オラヴさんの誠実なお仕事を今回のセッションでしっかりと受け取った、と言うことなのだと思います。

 セッションを受けてよかったと思います。自分の「これから」に向かって歩いていく勇気が出ました。

 オラブさん、改めて、ありがとうございます!!

【オラヴさんのセッションはこちらから】↓










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