【実施報告】都立高校の校長先生に向けて講演を行いました
2021年12月17日(金)令和3年度 東京都立高等学校長実践研究会 生徒指導研究部会にて講演を行いました。
開催概要
日時:2021年12月17日(金) 14:30~16:30
会場:東京都教職員研修センター
内容:スマートフォン・ゲーム依存の予防と支援について
当日は約20名の都立高校の校長先生を中心にご参加いただきました。お忙しいところ、本当にありがとうございました。
事前の質問では、「スマートフォン・ゲームの依存で、昼夜逆転に陥り、遅刻欠席や学習意欲の低下が見られる生徒がいて対応に悩んでいる」「依存の予防とその渦中にいる生徒の支援について知りたい」など複数寄せられ、現場で抱える問題を窺い知ることができました。
講演では質問を踏まえ、ネット・ゲーム依存の定義、青少年におけるインターネット利用の実態、依存に至るメカニズム、予防のポイントや対応方法について事例を交えながら説明をさせていただきました。その後、質疑応答を行い、約2時間の講演を終えました。
講演後、各都立高校の校長先生と意見交換をさせていただいた際に、高校入学後、スクリーンタイム等の制限機能の活用をしなくなり、依存傾向に進むケースがあることや、SNSなどさまざまなアプリを利用するようになり、ネット上のトラブルに繋がりやすいことなどをお聞きしました。
小学校や中学校だけでなく、高校においても予防啓発を行う必要性が高いことを講演を行い改めて感じることができました。オンラインゲームやSNS、スマートフォンの利用は高校生にとっては当たり前になっていますが、依存症について正しく理解し、その上で楽しく健康的に付き合う方法を考えていく機会を作っていきたいと思います。
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