クリエイションの祭典とは

兼ねてからウォッチしていたroomsに行ってきました。

結論、多分、想いが伝わっていない。
醸し出てくるはずの複雑な絡まった想いみたいな空気が漂っていない。
なんでだろうね。
ただの商業的な、所謂"展示会"だなっていう印象。

もっとどうであれば良かったか?を少し
ブレストしてみたい。
今後のヒントとして。

  • やたら女性寄り(ファムテックとかレディース小物とかはあるのに男性用ケア用品とかグッズ、サラリーマンがかっこよくなる製品などはない)

  • ブースが分かりづらい。地図を見てなかったから、1ブース見逃して帰ってきた

  • コンセプトを伝えている場所がない、あるいは伝わりづらい

  • 来た人にどうなってもらいたいのかゴールが見えない。結局クリエイター側の認知が広がればそれでいいのか?となる

  • 関係者が多すぎる。関係者:一般の割合、関係者が増えすぎると気をつけていても内輪感が出る

  • 物を売り買いする以外の何かが生まれる仕掛けがない。飲食ブースの仮設感。狭いベンチに大量の人が腰掛けていた=需要はある

  • 会場に着くまでどんな雰囲気かが分からない。ビル内の他のフロアは当たり前かも知れないけどそんなイベントやってます感が全くなくて、着くまで"ここで合ってるのかな?"感が抜けない

  • SNSでの見せ方が刺さらないし分からない。結局何をやってるのかが分からない。ポスターも絵にしか見えず、情報がない。それでいいのかも知れないが、果たしてそれでいいのか

でももちろん、良かったところもある。

お店ひとつひとつを見ていくと、圧倒的に"面白い"お店は多かった。
ただし話さないと分からないし、面白さも想像の域を越えるわけではない。
一つだけ陰陽五行説の話を持ち出してドライフルーツからカレーから膣トレグッズまで売ってるお店があって、そういうちょっと斜め先を行ってるとんがり具合がもっとマイルドに集まると面白い。
ただ、そういうお店は先を進みすぎていて、お店の人とのコミュニケーションが難しかったりする。
付いていけない、自分の知識が足りなくて話づらい、もっといくと怪しそう、にすぐ繋がってしまうから。
そこのバランスを取れる人は稀少。

ヒント盛りだくさんの訪問でした。

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