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まつど暮らしの保健室@黄色いハンカチ

アパートの風景の中に、パッと晴れやかな草花に佇むサロン「黄色いハンカチ」(+カフェ散歩びより)。

常磐線北小金駅から徒歩5分とかからない好立地な場所にある「黄色いハンカチ」は、松戸・東北交流プロジェクトさんが運営し、健康麻雀、囲碁クラブ、クラフト折り紙、手芸、防災井戸端会議、シネマなどなど日々盛りだくさんな講座を開催しているコミュニティカフェです。

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小箱ショップでは、丹念に作り上げられた作品がたくさん!


そんな素敵なコミュニティカフェで2019年5月からスタートした、まつど暮らしの保健室@黄色いハンカチ。まつど暮らしの保健室の3ヵ所目の定期開催拠点です。月1回(第4月曜日13時30分~15時30分)で開室しています。

講座を中心に開催してきましたが、今ではカフェスペースでコーヒーを飲みながら、座談を中心とした、健康にまつわるちょっとした困り事や個別相談に落ち着いています。

担当が理学療法士なので、身体部位に特化した簡単体操もやっています。

これまで8回開室し、のべ42名の方に参加していただきました。


不安の緩衝材として -Aさんの例-

ほぼ毎月参加してくださるAさんは、当初はある症状がひどく精神的な不安定で一方的にご自身の話をするような方でしたが、今ではにこやかに他の参加者の話を聞けるくらい穏やかになり、いろいろな場に出向いています。

まつど暮らしの保健室が直接症状を解決したのでなく、暮らしの一場面で、元々なじみのあったカフェに、ちょっとした健康の相談を時間を気にせず聞いてくれるという安心感が得られることを喜んでくださっています。

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選べる居場所であること -Bさんの例-

またBさんは、違う拠点のまつど暮らしの保健室へ来てくださっていたのですが、ご自宅から距離があることで足が遠のいてしました。けど5月から近所で開室したことが会報で知り、その後は定期的に参加してくださっています。

さらに以前までの拠点では個別相談が中心でしたが、黄色いハンカチでは賑やかな雰囲気になじみ、ボランティアや参加者のパワーにも触れて、現在の拠点のほうが笑顔が多くみられます。

Bさんに関しても、それぞれの拠点の雰囲気が、その方に合う合わないということは大いにあり、居場所を選択できることがその人の笑顔に直結しました。


まつど暮らしの保健室@黄色いハンカチに来られる方は、元々健康志向の高いお元気な方が多いのですが、その分周りの方を気にかけることができる方々で、まつど暮らしの保健室で健康や暮らしの疑問を一緒に考え、ヒントを得られることが、周りの方へのサポート力を向上させています。

まだまだ場の過ごし方は検討中で発展途上なので参加者やボランティアのみなさんと考えながら過ごす時間を作っていければと思っています^^

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