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バウハウス展へ

おはよう、こんにちは、こんばんは!


今日はず〜っといきたかった、バウハウス展にささっと行ってきた!



行けるタイミングが今日しかなくて、「今日だけは行かせてくれよ〜〜」と思いながら館内は完全予約制で感染症対策もバッチリ!電車でもとても近くて安全に行けました〜〜



ちなみにバウハウスとは、近代デザインの礎を築いたドイツの美術学校のこと。美術史的にもとても大きな影響を及ぼした存在だったんだけど、ナチスの弾圧を受けて14年で解散してしまった。



カンディンスキー、パウルクレーなど時代を代表するような芸術家たちが教師となって、様々な実験的な試みを行い、もはやバウハウス時代に作られた造形物は現代の私たちの生活の中に当たり前のように溶け込んでいる。



例えば日頃、当たり前のように目にしているパイプ椅子やティーポットから茶こしに至るまで、私たちがあえて意識もしない日用品の工業製品デザインの多くがバウハウスから生まれている。


14年という短い期間の中で、日本からはバウハウスに4人の留学生が入学し、その後日本のモダンデザインに大きな影響を与えた。



今回の展示では、そのバウハウス本体の思想や授業内容、教鞭をとった教師たちの思い、時代背景に伴ったデザインの移り変わりなど、検索しただけでは触れられない様々なエピソードが展示されており便利な世の中ではあるが、物事の本質を拾いに行くためだったら足を使うことも厭わない精神が大切だと感じた。



また、会場には当時の教師たちが作った椅子に実際に座れるようなスペースが設けられており、「体感」としてもバウハウスを感じることができた。



私はカンディンスキーの緊張感ある構図が大好きで、彼の構図の美しさは一体どのように作られているんだろう、とかにとても興味があったし、バウハウスの教師たちはどのようなバックグラウンドを持ってその思想にたどり着いたのか、とかこの展示には興味のあることがたくさん詰まっていて、会場内では珍しく無我夢中でメモを取っていた。


もちろん全てを理解できたわけではないが、いつかその知識を本当に必要とする日がくるのだという確信のようなものはあって、その日を楽しみに熟成させておこうと思う。



無我夢中になれるっていいね!


今日はそんな感じ!



では、また〜




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