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キャリア支援の視点から見る、人生を変える思い込みの力

こんにちは、鈴木実麻です。

今日は「人生は思い込みでできている」というテーマで記事を書きたいと思います。

私たちの人生は、意識的であれ無意識的であれ、思い込みに大きく左右されています。私自身も、これまでの人生で多くの思い込みに縛られてきました。今回は、私の思い込みランキングと、それがどのようにキャリアに影響を与えてきたかについてお話ししたいと思います。


第3位「資格をとっていたら稼げるんじゃないか」

「資格をとっていったら稼げるんじゃないか」という思い込みも、現代社会でよく見られます。私自身ももともと製薬会社でMRという資格をとって営業活動をしていました。もちろん、資格はスキルや知識を証明するものであり、キャリアに役立つことは多いです。

しかし、資格だけで稼げるかというと、それは別の話です。資格を取ること自体が目的化してしまい、本来の目標を見失うこともあります。実際には、資格をどのように活かしてどのように価値を提供するかが重要です。

第2位「結婚したら幸せになれるんじゃないか」

「結婚したら幸せになれる」という思い込みも、多くの人が抱くものです。私も20代前半の頃は、結婚願望が強く、白馬の王子様のような素敵な旦那さんが現れて、幸せにしてもらえるんじゃないかと夢見ていた時代がありました(笑)

私自身も結婚をしていて、確かに、家庭を築くことで、喜びや楽しさが倍増したり、子供も産まれて子育てを通じて幸せを感じる出来事も多々あります。が、結婚や子供、それ自体が幸せの保証ではありません。
結婚生活には多くの協調性や価値観のすり合わせが問われます。よくよく考えると、全く育った背景の違う赤の他人が、50年以上人生を共に創っていく訳なので、もの凄い修業とも捉えれます(笑)

そのため結婚に過度の期待を抱くと、現実とのギャップに苦しむことになるかもしれません。大切なのは、結婚はあくまで幸せの一つの形であり、お互いの努力と歩み寄りが必要、そして結婚以外にも多くの幸せの形が存在することを理解することです。

第1位「頑張ってたら良くなるだろう」

「頑張ってたら良くなるだろう」という思い込みは、多くの人が共有しているものではないでしょうか。努力を続ければ必ず報われる、という信念です。特に体育会系の人たち。私は10年間テニスをガチンコでやってきて、体育会系で育ってきたので、だいたいのことは「気合い!根性!忍耐!!!」と精神論で乗り切ってきた自負があります(苦笑)

確かに努力は重要ですが、それだけでは足りないこともあります。例えば、職場で一生懸命働いても、それが必ずしも昇進や給与アップにつながるとは限りません。自分の努力を正当に評価してもらえる環境かどうかや、頑張り方が理想と繋がっているのかも重要です。そもそもどう良くなりたいかが明確かどうかも大事ですよね。

この精神論的な思い込みが強すぎると、無茶な努力を続けて心身のバランスを崩してしまうこともありますのでご注意を。

思い込みは変えられる

思い込みは、決して固定されたものではありません。自分の思い込みに気づき、それを見直すことで、より柔軟で豊かな人生を築くことができます。

例えば、「なんとかなる」という楽観的な思い込みも危険です。これは、計画や準備を怠りがちになる原因となることがあります。
また、「自分はこういう人間なんで!」という自己認識も、成長や変化を阻む可能性があります。「人見知りなんで」「読書は苦手なんで」「勉強嫌いなんで」とか言って、他人のアドバイス等をはじいてしまうと、せっかく成長できるチャンスを逃してしまって、もったいないですよね。

大切なのは、自分の思い込みにとらわれすぎず、スペースを持つことです。柔軟な思考を持つことで、新しい視点や可能性に気づくことができます。

なので、新しい環境に飛び込むことや、新しいスキルやノウハウを学ぶことに対して「自分には無理だ」と思い込まずに挑戦してみると、新たな自分の強みを発見できるかもしれません。

まとめ

人生は思い込みでつくられていますが、その思い込みを変えることもまた、自分の手に委ねられています。

私たちの信念や価値観は、過去の経験や環境によって形づくられてることが多いように感じますが、それに縛られずに新しい視点を取り入れることで、より充実した人生を送ることができると思います。

思い込みにとらわれず、柔軟な思考を持ち続けることが、最高の人生につながるポイントなのではないでしょうか。

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