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13_チョコレート嚢胞だった

入院初日。今日から5泊6日。あっという間なんだろうな。
一番安い部屋にしたらWi-Fiも飛んでなくて、自宅から持参したWi-Fiポケットもなぜか接続できなくて(接続されてるのにネットに繋がらない。。なんで?)、暇すぎてこれを書いてます。

持ち物は5泊6日分の着替え、いつも使ってる基礎化粧品、かかとのある靴。イヤフォン。多分読まないだろうけど新聞。パジャマとバスタオルはレンタルじゃなくて自前で用意したので、これだけで小さめのスーツケースぱんぱんに。

それから、この入院で読むため本をKindleで一冊買ったので、iPadも。


母に病院まで着いてきてもらい。通い慣れた病院までの道を母に案内しながら、指定された11時の30分も前に着いた。

4人部屋に案内されて荷物を解き、さっそくこれからのスケジュールを聞いた。
検温、血圧測定。フロアの説明、シャワーやランドリーの予約の取り方。

今日はこの後お昼ご飯を食べたあと、下剤を飲む。薄味のとろろうどんを完食した私を見届けて、母は帰宅。明日午前10時半にまた来てくれる。手術は11時半から。

明日は全身麻酔で手術に臨む。手術室に入る時にアロマを焚いてくださるそうで、ラベンダー、ヒノキ、柑橘、ローズウッドから選ぶ。ヒノキと迷って柑橘にした。

また、術中BGMを流してくれるとのことで、有線の番組リストからピアノクラシックを選んだ。私は自分は幼い頃ピアノを習っても全く向いていなくて今でも弾けないのだが、ピアノの音色が大好きだ。ジブリの曲をピアノで聴かせるYouTubeも気持ちが落ち着くのでよく聴いている。

麻酔科医が来て、全身麻酔についての説明を丁寧にしてくれた。この数年立て続けに全身麻酔にお世話になってはいるが、2年前の片側顔面痙攣のときの副作用は壮絶な吐き気、嘔吐だった。またあんな副作用がないといいが、念のため確認。やはり、あれは頭部の手術で脳内の神経をいじったせいもあるらしい(ちなみに吐き気の副作用が出るのは圧倒的に女性が多いとのこと)。今回は吐き気を最小限抑えるように処置しますと言ってくれた。出来るだけ不安なく手術に臨めるように気を遣ってくださっていることがわかる。

【汚い話題あり!閲覧注意】

16時シャワー。ビジネスホテルのシャワー室みたいなお風呂で髪と身体を洗う。気づいたらシャランQのシングルベッドを歌ってましたね(失恋したてでして)。♪寄り道みたいな始まりが、2年も続いたあの恋♪大部屋の何がきついって歌を歌えないことだと実感。あと、日頃自分がどんだけ独り言いったり歌うたってるか、改めて気づいた(笑)

夕飯は18時。すでに記憶から消えそうだが、薄味で正直美味しくはない肉団子を酢で煮たのと湯のように薄いスープとご飯と冷えすぎたカットマンゴーが出た。お腹は空いているのに全然箸が進まないが、手術に備えて体力つけるためにマンゴー以外は綺麗に食べた。

あとはひたすら読書と、何故か繋がらないWi-Fiの環境下、途切れ途切れの動画やTwitterをダラダラ見たり。手術の緊張はないと言いつつ、なんだかソワソワ。これってやっぱりいわゆるひとつの緊張なんだべか?

20時、検温と血圧測定、そして浣腸タイム。看護師さんにお尻を向けて、いざ浣腸。私、浣腸なんかいらないくらい、なにか食べたらトイレ駆け込むくらい腸は緩いので、浣腸なんかしたら一体どうなるんや、と不安だった。浣腸完了、看護師さんの「それいけ!」の掛け声を背に、病院の廊下を猛ダッシュ。運動会のアンカー時代を思い出す。これ、2つしかない個室が埋まってたらマジで詰む。なんとか無事に個室へ一直線。…こんなに出るか?ってぐらい出し切ってフラフラ。吐き気と脂汗でしんどすぎる。

明日の朝も朝ご飯抜きでまた浣腸やるらしい。もう何も出ないよ!

今23時。まだまだ眠れそうもないから眠剤もらっておこうかな。日付変わる前までならもらえるらしい。


術後の報告はまた書きます!


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