マガジン

  • 札幌アートコミュニケーターズレポート

    • 47本

    SCARTSアートコミュニケーター【ひらく】卒業メンバーである、【札幌アートコミュニケーターズ】の活動を随時更新!

最近の記事

おしゃべりアート@市立小樽美術館(前編)

2024 年6月30日(日)まで市立小樽美術館で開催されている「SEVEN DADA’S BABY 再考 ― 7人のアヴァンギャルド」展にお邪魔して、イベント(対話による鑑賞)をおこないました。今回はその前編として、6 月16 日(日)の様子をお伝えします。 小樽駅に着いたとたん大粒の雨が降り出し、あっという間に乾いたアスファルトの色が変わりました。慌てて傘を出しながら、アーケードまで走りました。美術館に到着後、イベントのチラシを掲示したり立ち位置の確認など準備をしていると

    • おしゃべりアート@市立小樽美術館

      こんにちは。札幌アートコミュニケーターズの三宅です。5月になっても寒かったり暑かったり、花粉飛散量が多かったり、、、身体への負担もかかり疲れも出やすい時期ですが、アートコミュニケーターは2024年度も元気に札幌近郊を中心に活動をおこなう予定です。 まず、今回のご案内は、来月に小樽でおこなうイベントのご紹介です。 日時 :2024年6月16日(日)と6月25 日(火)     11:00~12:00、13:00~14:00 ※両日とも2回実施 場所 :市立小樽美術館 2F、3

      • 「凹みスタディ」のスタディ2024 の記録

        札幌国際芸術祭の期間中に、会場のひとつであるSCARTSの吹き抜けにある谷口顕一郎さんの作品『凹みスタディ―札幌のかたちを巡る2018―』に関するイベントをおこないました。2024年1月28日と2月18日の2回おこないました。様々な年齢層の方たち10名程度ずつ、ご参加いただきました。 イベントは2部構成でした。まず館内を歩きながら、みんなで谷口さんの三作品を鑑賞しました。次に、札幌の古地図から昔の河川の流れを知り、それぞれが制作「『凹みスタディ』のスタディ」をおこない、スタ

        • おしゃべり美術館@旧夕張市美術館収蔵作品展2023

          8月12日(土)、16日(水)、夕張市拠点複合施設りすたで開催中の「旧夕張市美術館収蔵作品展2023」で鑑賞サポートプログラム「おしゃべり美術館」をおこないました。 夕張市教育委員会では、すてきなレポートを発信してくださっています! https://www.facebook.com/100070774542253/posts/pfbid02gN8SAdEZrRZD9bi5vgcDLWuiYhuDz85iWH8fDVBve3tJcs2mFPUnGxsj84qsBtkVl/

        おしゃべりアート@市立小樽美術館(前編)

        マガジン

        • 札幌アートコミュニケーターズレポート
          47本

        記事

          川上りえさん撤収作業お手伝い

          川上りえさんがモエレ沼公園でされているプロジェクト、「Flat and Dynamism 2023」の撤収作業のお手伝いに行ってきました。 撤収作業1日目(3名参加) 目一杯作業しました。午後から水かけ隊でチョークの取り残しを流して回りました。「沢山の人にかまって貰ったカラマツ君は、幸せだったのでは?」とは、先生達のお言葉です。制作に引き続き上遠野さんと、陶芸家の中村修一さんとご一緒しました。 撤収作業2日目(3名参加) 今日の作業エリアは、前夜の大雨でチョークが目の高さ

          川上りえさん撤収作業お手伝い

          夕張にて(2023年7月)

          7月6日、札幌アートコミュニケーターズのメンバー5人とアドバイザーの山崎先生、ゆうばり小学校の3年生と5年生で、旧夕張市美術館の収蔵作品を用いて、対話による鑑賞を楽しみました。 合わせて、以下のページから、活動の様子をご覧ください。 「りすたchallenge協働事業」(2023年7月6日) https://www.facebook.com/RestaChallenge 山崎先生のブログ https://yumemasa.exblog.jp/33333792/?fbcl

          夕張にて(2023年7月)

          「おしゃべりアート」を開催します

          こんにちは。札幌アートコミュニケーターズの三宅です。 5月に小樽市や札幌市で開催される展覧会で、鑑賞サポートプログラム「おしゃべりアート」(対話によるアート鑑賞)を実施します。これまでは企画内容の話し合いが中心でしたが、現在は実施に向けての細かなスケジュール確認や、主催の方との打ち合わせなど準備も大詰です。 その1「第3回 朝里川 桜咲く 現代アート展」 私たちの企画「おしゃべりアート」は、 5月14日(日)11:30、14:00、5月18日(木)11:00、14:00、

          「おしゃべりアート」を開催します

          「目の見えない白鳥さんとアートを見に行く」ツアーに参加して

          こんにちは。「ひらく」1期の三宅です。 「目の見えない白鳥さんとアートを見に行く」ツアーは、チカホなど札幌駅前通の施設でおこなわれた展覧会「サッポロ・パラレル・ミュージアム2023」のイベントでした。ツアーは、2023年2月5日の午前・午後と2回ありました。そこに何人かのひらくメンバーが参加していたので、後日、zoomで感想共有しました。以下、その「ふりかえりのふりかえり」の記録です。 まず、どんなツアーだったかを共有しました。ひと作品15分鑑賞×3作品に加え、移動とふり

          「目の見えない白鳥さんとアートを見に行く」ツアーに参加して

          対話を通したつなぎ方

          《鑑賞レポート》 私たちが活動したSCARTSアートコミュニケーター「ひらく」には、「鑑賞レポート」という活動がありました。展覧会、演劇、映画などを鑑賞し、感じ考えたことをアウトプットしたり、作家や監督など、アート現場にいる方へのインタビューをおこなったりします。アートの魅力を文章で発信して、アートとひとをつなげます。私も少々投稿しています。↓ 「SCARTSアートコミュニケーター鑑賞レポート」 鑑賞レポート (sapporo-community-plaza.jp) 「

          対話を通したつなぎ方

          川上りえさん作品搬入

          《ひらくをふりかえる展、対話による鑑賞プログラム》 1期メンバー「卒業したけど、展覧会に関わりたい」、「対話による鑑賞はどう?」、「それなら、川上りえさんの作品で対話したい!」と始まった企画です。現在、2期、3期の現役メンバーも加わり、企画を進めています。 りえさんとは、2019年にりえさんの個展で鑑賞サポートプログラムを企画運営して以来のご縁です。 12月17日、SCARTSスタッフ立ち会いのもと、りえさんに企画を提案して、ご快諾いただきました。そして、その5日後、1

          川上りえさん作品搬入

          夕張の感想/対話しながらの作品鑑賞の楽しさを再認識

          札幌アートコミュニケーターズの三宅です。札幌にあるスカーツで、アートコミュニケーター「ひらく」の1期として3年半活動して、この春卒業しました。 今回は、夕張市拠点複合施設「りすた」で開催された『旧夕張市美術館収蔵作品展』に、8月12日お邪魔し、対話型鑑賞のファシリテーターをした感想をお伝えします。終えてみて、対話しながらの鑑賞することの楽しさを再認識したことや、鑑賞者も良いけどファシリテーターのほうが奥深い経験ができたことが印象に残っています。以下、詳細です。 「ひらく」

          夕張の感想/対話しながらの作品鑑賞の楽しさを再認識