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花山亭さん


「ちはやと覚える百人一首」より

ちゃんとお仕事もなさってた!
和歌の新撰のほか、荘園整理令などもしていたそう。

ただ、
今上ではなく先帝の花山院が、公任撰『拾遺抄』を倍増して親撰した集である。成立直後から長らく『拾遺抄』に比して杜撰・雑多であると軽視されてきた。現代でも花山院の私撰集的な性格が強いと見られている。
という評価も。
後見に恵まれなかったのか、やはり人望か。
定子様も兄上に仰っていたっけ、“人望を得られませ”。

タイトル画は、花山帝と藤原道兼が描かれた浮世絵だそう。
道兼の兄上が随分とオッさまに描かれているので、調べてみたら寛和の変ではまだ20代半ば。これは気の毒だ。
教科書に載っているような人達のビジュアルのイメージは、あんまりあてにならないのだなあ。

うちの娘あたりは阿部晴明=ユースケサンタマリアになっちゃってるので、映像も然り。
いや、動いて言葉も発する映像の力たるや。
いつか塗り替えられるのか、ユースケのままか。




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