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私がnoteを始めた理由

ある“実子誘拐”の訴え

(注)以下は引用です。

子どもを拉致し昼逃げする行為、つまり実子誘拐は刑法224条、225条の犯罪です。周りにシングルマザーやシングルファザーのフリをした誘拐犯がいたら110番通報してください。誘拐犯が児童手当を騙し取っていることもあるため、市区町村にも通報してください。




シングルマザーの友人が知らせてくれたtweetは、まるで元夫の言動そのもの。
いくつかの趣味嗜好、居住地、出身地、動向を見ると、
おそらく元夫なのだろう。

ちなみに友人とは“ヤバ旦那会”の仲間である。
酷いネーミングだが、たまには笑わないとやって来られなかった。


元夫が、私にしたのは、
合計10件以上もの提訴。
民事だけではなく、刑事告訴も含む。
リーガルアビューズ、法的嫌がらせ以外の何ものでもないと、思っている。

「実子誘拐」で刑事告訴

私はあっさりと不起訴になった。
複数の調停と審判、複数の民事訴訟の結果も全て、元夫の敗訴となった。
しかし、一つ一つ、期日を待ち、
元夫が敗訴に至るまでの時間は、
なんと長かったか。
子どもには何度“裁判、今年で終わる?”と聞かれただろう。
ほぼ全ての裁定に対し元夫が二審、三審まで争ったことも、係争長期化の原因となった。

多数の係争への、応訴

刑事課からの取り調べを受けている間も、当然ながら育児に待ったはなかった。
夕方に子どもを急に預ける先が無く、刑事課の聴取には、まだ学校に上がる前の娘を連れて行かざるを得ず。
聴取後、警察署の近くで娘と一緒に夕飯を食べた時の気持ち。
おそらく忘れられない。
美味しいと評判のお蕎麦屋さんで、ああ、味がしないというのはこのことなのかと初めて思った。

無法なのは、相手です。

弁護士さんの助言に励まされ、刑事告訴は私一人で対処した。
要は、根拠の無い刑事告訴に代理人を立てる必要もないということ。
心細さはあったが、刑事さん達からの丁重なお詫び、笑い話の暖かさが、救いに思えた。
検事さんからの聴取は電話だったが、驚くほどあっけなく、事務的な確認といった体だった。

蕎麦屋で感じた、“おそらく”忘れられない、というのは、
私には発達障害があり、忘れっぽい特質だから。
忘れる、
笑い飛ばして新しい人生を生きて行く、
それは私の強さでもあると思えるようになった。
その為にも、
悔しさや悲しさ、
怨念、
不安を、
洗いざらい書き出してしまいたい。

誹謗中傷、娘への影響

長く勤めて大事にしていきたいと思っていた職場だった。
しかし、相次ぐ夫婦間のトラブルにより職場の信頼性を損なうことになり兼ねず、
私は自ら辞める事を選んだ。

別居後には、
私が誘拐をしたばかりか職場から退職勧告をされた、
とのいわれなき中傷も、
保育園の保護者間のSNSに流された。
元夫から、しかも当時は夫から、である。

この件でも、むしろ夫の独善性、攻撃性、特異性が際立つだけであったように感じた。

しかし、娘にとってはどうだったか。
この件、または元夫の私への多数の嫌がらせにより、
娘が一部の人から差別的に扱われることが、
全く無かった、とは言い切れない。
数年後の今もなお、
それらは根強く娘の生活に影を落としている。

仮に私が多くのことを笑い飛ばせたとしても。

信じ難いことには、こんな父親が一定数いて、その人達を焚き付け煽る政治家もいる。

その影に、
本来は安全地帯である家庭での生活を脅かされ、不安や緊張と隣り合わせで生きて来た子ども、
その母親がいることも、
沢山の人に知って欲しい。
残したい。
そんな思いで、私は書いている。


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