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光る君へ

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本名は百人一首から名付けられたものの 恥ずかしながらまったく素養が無く 博識な皆さまの仲間入りさせていただきとう存じます。
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わああ 大河、見逃した! 彰子さまの渾身の告白を、見届けたかった 体調悪いにも程がある。 呪詛なの? 呪詛返し、してやるわーーー って、更年期だよね🥲 よし、よし、自分 呪詛と言えば 最近、藁人形のクッキー型があるらしい 娘に言ったら絶対“へー、ワラ!”とか言うんだろうな

今、それ言う!? 藤原伊周に、弟隆家が呟いた台詞 ではなくて 私が、87歳の母につい言った台詞 誰しも年老いるのだ、理屈ではわかっている だけど、賢い人だった自分の母が、こんなつまらない逆ギレをするなんて 今日も、ふーっと深呼吸 今度は支える番だ 気負わず、いちいち落胆しない

人の親の心はやみにあらねども子を思ふ道にまどひぬるかな

娘たえこ、今日は友達宅でお泊まり会。 仲良し達と半日、川遊びをしてビショビショになり、帰り掛けてから私は友達の母への用事を思い出した。 もうすぐ引越しをするので、ささやかに植えていた花を株分けする。 忙しいけれど、庭をきれいに心地良くしている人。 日曜日だから家族で出掛けているかも… 寄ってみると友達一家に迎えられて、庭先でお父さんも交えてバスケが始まり、ねえ!たえこ、泊まって行って!!と友達。 たえこは泊まりの支度などなく、しかも着替えのパンツを忘れたので、ノーパ◯の、

かぐや姫と、台所

お借りした画像の、我が家感と言ったら。 この状態で娘が友達を連れて来ると、 ちょっと焦る。 連休最後の日は、“かぐや姫の物語”を見た。 姫の“かかさま”となる媼の存在が一番気になるのは、 私がもう媼の年齢に近いからか。 何なら私の方が歳上かもしれないが、 あんなに老成していない。 連休とか、休みって言うけれど。 シングルマザーだけではなく、 殆どの母親に完全に自由な日はない、と思う。 料理や洗濯は好きな方だと思う。 人が喜ぶことは嬉しい、大事な役割だとも思う。 だけど、

昨日の、光る君へ 一度は去り、戻って来た道長の顔は、まひろの言う“三郎の時”の顔だった まひろが新しい硯を使い、寝姿を思い出し書く男性は 夫なのか、道長なのか、 睡眠時無呼吸症候群! 夫なのだ まひろの“罪”に気付き、 罪悪感を軽くしてやろうともする、 その人を書いていた

87歳の片付けと、日本の色辞典

“光る君へ”を見ていて思い出した本。 父が買って来た記憶があるが、似たような違う本だったかもしれない。 グラデーションに並んだ色、一つ一つの名前が美しかった。 読みたい、眺めたい。 目下、実家では不用品の片付け中。 両親が空き部屋に不用品を出して来て、 リサイクル業者に処分の見積もりを頼んだそう。 約40年分の、あれやこれや。 比較的近くにいる私がどうにかしなくてはと思いながら手伝えずにいて、ついに母が動き出した。 高齢の母を手伝えなかった不甲斐なさと、 身勝手ながら、やっ

光る君へ、と中学生

雨の中、個人面談へ。 終わりに担任の先生が“妙子さんは光る君へ、を見てるんですね、中学入ったくらいの子にわかるかなあ”。 周りには語り合う仲間がいないので、先生に話したらしい。 確かに、毎回、見終わると妙子から求められる解説に忙しい。 私はTwitterを見て振り返る時間が減ってしまった。 結婚して、ややしばらく後のまひろ 少女らしさは消えて能面のようになる、無言の場面に驚く。 画面も、ひたひたと暗くなる。 暗転が、お能の道成寺のよう。 高校時代の友達のことを思い出す。 彼

私の電話番号から父へ、夜中に着信が大量にあったそう 喋っているのは外国人とか 不可解なり 何なのだと連絡あり それが4時前 夜中に起こされ怒鳴られ、誰にも労わられないのが堪える 誰か、聞いて 道長様は来てくださるかしら もう明るくなってしまった🥱

金ローで花山帝にお逢いする

金ローでキングダムが見たいと、娘。 幼馴染男子がはまっていたそう。 前知識ほぼゼロ。 あまり残酷なのは、やめたら? 娘くらいのときは北斗の拳をこっそり見てたのに言う私。 たえこさあ、残酷なのってそんなに怖くないよ、と娘。 怖いか怖くないかじゃなくて、と言いたくなりながら、興味が勝って一緒に見る。 私の“子育て残酷フィルター”は年々緩くなっている。 そして、厳しい現実から少しの間逃れたい。 うわあ、少年漫画だ。 そうか、漫画が原作なのね(知らなかった)。 数千の軍が50に減

今日の遠征弁当は リクエストにて鶏もも肉のポトフー(スープジャー) 塩おにぎり ニラたま ポテサラ梅酢入り 画像はおにぎり劇場さんのTwitter(X)よりお借りしました。 おぼろ昆布とカニカマのかさねが雅やか、 納言さんの癖毛のカールまで再現されて、いとよろし!です。

花山亭さん

ちゃんとお仕事もなさってた! 和歌の新撰のほか、荘園整理令なども出していたそう。 ただ、 今上ではなく先帝の花山院が、公任撰『拾遺抄』を倍増して親撰した集である。成立直後から長らく『拾遺抄』に比して杜撰・雑多であると軽視されてきた。現代でも花山院の私撰集的な性格が強いと見られている。 という評価も。 後見に恵まれなかったのか、やはり人望か。 定子様も兄上に仰っていたっけ、“人望を得られませ”。 花山帝と藤原道兼が描かれた浮世絵がある。 道兼の兄上が随分とオッさまに描かれて

ZARA HOME 闖入者三度あらわる

娘とお出かけ 満ち足りたお腹で帰宅、リビングの電気をつけると また、生き物がいましたよ。 前回の物音の主は、ネズミではなくハトで、 業者さんが速やかに対処してくれたのだけど。 今回の生き物は、名前を言ってはいけない(ような気がする)虫でした。涙 今までも何回かお見かけしました。 Gさんではなく、最初にげがついて、最後にじがつく。 源氏の君、だったら入って来られても、いいよなあ。 そうだ、 ポルノ規制が緩すぎるこの国で、勘違いする人が大勢いるようだけど、 強引に入って来ていい

「私は日記を書くことで、己の悲しみを救いました」 藤原寧子

光る君へ、振り返り 第15話、藤原寧子の、この台詞。 藤原寧子の蜻蛉日記が、後の紫式部日記、源氏物語につながるという壮大な展開の脚本。 史実は別としても。 まひろが旅先で、愛読書の作家さんと登場人物に偶然出会って、本物!、本物!と盛り上がってるところ、登場人物であった道綱は、いける♡と勘違い。そうじゃないのに。 大石静さんの、道綱の兄上の書き方が、いい。 この後の回で兄上が、いい女がいてさ〜、まひろって言う…などと道長に話した時、道長のギラリとした目線で一瞬殺されかけてた

道長、いい男……!!そして、烏帽子はいつも。

えもたす道長、いいなあーーー! この場面、柄本佑さんの提案で台本に加えられたそうで。 子ども時代からの確執を経て、御簾を押し開けて死に行く兄を抱きしめる道長。 御簾を押し上げて入って来るシーンと言えば、 長男道隆も、帝の御簾内に乱入していたのだった。 その何という違い。 この動機、エモーションが、人望なのだよ、伊周。 抱擁に至る前、道兼が道長を「お前が倒れれば我が家は終わる。二度と来るな。」と遠ざける。 Twitter(X)では早くも、この時道兼が思う我が家とは、兄弟三人