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憂いの篩

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離婚訴訟、離婚後共同親権など。 私が見て来たことを書きます。
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2024年6月の記事一覧

裁判と、桃パフェ

食べたことがなくて、 とっても惹かれるもの、桃パフェ。 毎年期間限定なのも、そそられる。 ある人が、髪型のアドバイスをくれた。 “こうすると、エロさが出ます” その言葉を真似して、私は桃パフェのエロさを書こうかと思ったけれど、 彼女のような、賢くチャーミングな女性が口にする“エロさ”とは、きっとかなり違ってしまう。 やめにした。 お借りした写真は、資生堂パーラーのパフェみたい。 訂正、和光ティーサロンのパフェだそうです。 銀座に似合う、上品なスタイル。 カットせず丸ごとき

反抗期が来たら、お赤飯

タイトルは、私の尊敬する保育者が、親達に話してくれたこと。 OSEKIHAN(舞妓はん、みたい)についてMetallicaのJames Hetfieldが言ったわけではなくて。 若かりし頃のJamesは、めちゃめちゃバカっぽく可愛い。 とは言えこの人のバカっぽさは多分に演出的なもので、歌詞や映像を見たりインタビュー記事を読んだりしていると、繊細で、神経質でもあるのだろう。 仲間や居場所を大事にする、暖かい人。 しかし少しでも自分の守って来た秩序が乱されると我慢できない、そ

養育費の差押えについて

ものものしい内容のわりに、のどかな壁紙。 キティちゃんは1974年生まれだそうで、 50にもなると、色々あるね、 本当にびっくりするようなことが起こったり キティちゃんは優しいパステルカラーになったけど、私は原色の時代が一番好きで、 ほっこり系にはなれなかったみたい。 今みたいな多種多様なキャラクターはなくて幸せだったのかも、 小田急OXのサンリオは、私の夢の国だった。 本題 子どもの医療費が保険外になる見込み。 私にはかなり高額。 負担できるかと元夫に聞いたところ、 半額

ラインを超えて

断捨離中に見つけた。 この本の存在を、私はすっかり忘れていた。 数年前は、読んでは本棚の奥にしまい、読んではまた、しまい。 繰り返し読んだページがあったと思い、開いてみたらこうなっていた。 力一杯書いた筆圧や、参考書でもない本にラインを引いてあることに、我ながらギョッとする。 子どもに本を大事にと言っているくせに、この本はなぜ乱暴な折り皺がついてしまったのか。 あの頃、毎日毎日逡巡しながら、きっと差し迫った気持ちで、書き込んだのだと思う。 もしかしてあなたも 週末に、一緒

新しい一歩

長らく、身体が自在に動かず、頭は相当煮詰まっている。 動けないのは苦しい。 買い物、食事を用意する、洗濯、子どもの用事、これだけをなんとかやっている。 ぼろぼろだ。 児相の担当者が掛けてくれた言葉を思い出す。 “勇気を持って別居して、離婚の為に動き出したんです” “始めたんです、必ず終わります”。 別居後に元夫が私の家に来て騒ぎ、パトカーが4台も来て、騒ぎが落ち着いた数日後だった。 相手が私の家で“誘拐犯がいます!!”と騒いだのは三回だったから、どの時だったか。 騒ぎは落ち

これは私だ 「昼逃げ」に思うこと

実子誘拐、昼逃げという言葉がある。 逃げられた方は、ある日、今まで当たり前にいた家族を失うのだ。 妻が子連れで出て行くなんて、近所でも職場でも、社会的な体面はさぞかし傷つくことだろう。  あいつはヤバい、と誰もが噂しているように思えるかもしれない。 帰宅すれば真っ暗。 当たり前に出て来た食事も無い。 体調が悪くても、コロナに罹っても、一人。 そこで、実子誘拐などという文言をネットで見つけたら。 没入するのはごくごく簡単なことだったのだろう。 仲間内にいかにも暴力的で怪しげ

ダンブルドア 一時的に痛みを麻痺させれば、あとになって感じる痛みは、もっとひどい

"Numbing the pain for a while will make it worse when you finally feel it." 「一時的に痛みを麻痺させれば、あとになって感じる痛みは、もっとひどい」 Goblet of Fire, CP 36 夕べ、娘と読んだ。 絵本の読み聞かせというのをしなくなって久しいが、今でも私が読んで娘が聞くスタイルなのが、ハリーポッター。 お互いの都合で毎晩はなかなか読めず、結局一冊を何ヶ月かかかって読んでいる。 娘はソフ

用事で学校へ ばったり会ったのはシングルマザー仲間 https://note.com/miomiomio1068/n/nab9ecfee3857?sub_rt=share_b&d=s6crO4_sAC4 最近平和なの?と互いを労わり、彼女は言った 養育費滞ってるんだよ、頭狂ってない!? ここにもそんな父が… でも声が大き過ぎて笑った! 笑える私達がすごいよね さあいつ差押える?

家族が増えたら

毎日使う器がある。 算数の図形のようなそっけない型、水彩色のような薄い水色で、何にでも合って感心する。 汎用性が高い、ってやつかもしれない。 子どもが生まれる前に予算の問題で二つだけ買って帰ったが、メーカーの定番らしいので後から買い足そうと思った。 嬉しいことにその直後、家族が一人増えた。 娘の離乳食が始まって、最初に買ったのは赤ちゃん用の器。 へとへとになり、数ヶ月実家に帰っていた時だった。 母も、娘用にとメラミンの器をセットで用意しておいてくれた。 イチゴの柄が可愛くて