#自己紹介をゲームで語る

自己紹介との事で、軽い挨拶から。

はじめまして。noteユーザー名は春原美桜とありますが、これは物書き用の名前で、普段はmiosuhara、ミオ、みおという呼び名でネットに潜伏しております(本名ではありません)

あとは、ゲームで語るという趣旨に沿って本編へと続きます。長いですが、興味のある方はお付き合い頂ければ嬉しいです。


前書き

ここで書く「ゲーム」とは、家庭用ゲーム機のソフトの事です。そう解釈するのが一般的だとは思いますが、念の為。

ゲームとの出会い

私がゲームと出会ったのは、中学2年生の頃。別に中2だから厨二病を患ってしまった訳ではない(くだらない)この令和の世では生まれた時から多種多様のゲーム機があるのが普通だが、私の世代は、小学生の頃は元祖家庭用ゲーム機である任天堂ファミリーコンピューター(以下ファミコン)すら存在していなかった。

中学校に入った頃、ファミコンが世に初めて出ても、家庭用ゲーム機でゲームをするという事は、まだまだ一般的ではなかった。しかも、私は一応性別が女なので、当時、同性の友達でゲームにハマっている人は皆無。「ゲームは男子がする遊び」だった。

正直、何故私がファミコンを親に買ってもらったのかは記憶にない。当時、年の離れた弟はまだ幼稚園児。両親にいたっては、自身が子供の頃に存在すらしていなかった遊びで、興味も理解も示さない世代だった。家族の中で、私が強く主張して買ってもらったのは100%間違いないのだが。それにしても、あの子供にはドケチだった父親が何故ファミコンという、当時安くもなかった物を買ってくれたのか。もう亡くなっているので聞くすべもない。
※ダメ元で母親に聞いてみたら、朧気だが記憶に残っていた。ファミコンがTVCMでやっていて、珍し物好きの父が興味を示して、私が欲しがるままに買ってくれたそうだ。ちなみにそんな事は滅多になかったそうだ(ケチだから)

かなり昔過ぎて、当時プレイしたゲームソフトを全て記憶なんてしていない。しかし、結構な頻度で巷で人気のソフトが出れば随時買っていた気がする。その中で、特に強く印象に残っているゲームソフト(シリーズ)をエピソードと共にピックアップしていく。

印象に残っているゲーム

テトリス

言わずと知れた超有名パズルゲーム。
Wikiで調べたら、まだロシアがソ連と呼ばれていた頃に、コンピュータ科学者が開発したらしい。まだ中学生だった私は、このパズルゲームがソ連で開発された物だと知る由もなく(当時、インターネットは存在せず) タイトル画面のカラフルな建物と、延々と流れる独特な音楽(コロブチカ)が変わってるなーと違和感を感じていた。

テトリスは決して得意という訳では無いが、様々な形のブロックを隙間がないように重ねていくという作業に夢中になった。綺麗に4段分隙間を埋めた後の長棒を待っている時の「早く来いや!」の焦燥感、そして、無事来た時の「キタキタ!!!」と興奮する感覚は、プレイした人なら分かるはず。

そんな楽しいはずのテトリスだが、始めた頃で何故か思い出すのは、学校で嫌な事があった時に、決まってテレビの前に座り込み、テトリスを起動。目は死んだ魚のように濁って、何時間も何時間も無言でブロックを埋めていった。まるで、心の隙間でも埋めるように。だから、テトリスは、しばらくの間は私の嫌な思い出とセット扱いだった。しかし、何十年も前の事、今ではその嫌な事も記憶から完全に消えた。近年、リリースされた「テトリス99」で再び夢中になる。中学の頃の私に、あんなに鬱々とプレイしていたテトリスを大人になったら、普通に楽しめるようになるよと教えてあげたい。

DQ(ドラゴンクエスト)

このゲームが、日本にRPGというゲームジャンルを確立させたのは間違いないと思う。ファミコンが出た当時はアクションかシューティングばかりだった。敵の攻撃を巧みに避けながら倒して、前に進んでいく。鈍臭い私にとって、苦行のようなゲームばかりだった。その為、未クリアのまま詰んだゲームも多々あった。それなのに、何故、そんな私が現在までゲーマーの道を歩めているのか。それは、このRPGというジャンルが浸透したお陰だろう。もし、あのまま巧みに避けながら進まなくてはならないアクション系ゲームばかりだったら、今の私はゲーマーじゃないと思う。

戦う時に敵が待ってくれるターン制コマンド入力バトル。鈍臭い私でもレベルさえ上げれば敵を倒せる。しかし、その反面で敵が待ってくれるなんて、リアリティがないと葛藤した時もあったが、「これは、きっと鈍臭い私がゲームを辞めない為に、ゲームの神様が与えてくれたチャンスなんだ」と自分に都合の良いように解釈したかどうかは覚えてないが、有難くRPG(後にシミュレーション、アドベンチャー)にどっぷりと浸かっていった。実はDQシリーズを1番最初にプレイしたの3で、その次が2 、最後に1と、発売順もロトシリーズの時間軸も全く無視したプレイだったが、それでも充分に楽しめた。

そして、ロトシリーズの後の天空シリーズ(4~6)語る上で外せないのは5の嫁論争だと思うが、私はビアンカ一択。フローラはともかく、デボラという後発の嫁候補は認めてないから。デボラのキャラ像云々は置いといて、長年二択で定着したものを、リメイクで取って付けたように三択にする意味が分からないので、そこら辺は開発の方に一度お伺いしてみたいものだ(デボラのファンの方がいらっしゃったら申し訳ありません)

オンラインの10に関しては、最初は断固反対派だった。DQは一人で孤独にコツコツとレベルを上げながら、装備を徐々に更新して、気合入れてボスを倒していくのが至高だと本気で思っていた。結局はプレイしてまんまとハマってしまう。私のようなオンライン反対派をも納得させるように、従来のDQの世界観を崩さないようにしながら、大事に作りこまれているという事だろう。悔しいけれど、これは開発側の勝ちって事で。

その後もナンバリングに関しては、全てプレイしている(派生は残念ながらコンプ出来ていない。キリがない)12の発売を首を長くして楽しみにしているが、惜しまれるのが12で故すぎやま先生のBGMが最後だという事。ここでDQの音楽について語ると、熱くなりすぎて更に文字数がえげつない事になるので省略。そういえば、昔、DQといえば、FFに比べて発売延期が多い事を常に揶揄されていたが、まさか、DQ(エニックス)とFF(スクウェア)が同じ会社になるとは。私的には15年経った今でもあの衝撃的な出来事は、ゲーム業界3大ニュースの王座に君臨し続けている(大げさではなく)

私にとってDQは、挫折しかけたゲーマーの道を未来へと繋げてくれた大事なゲーム。生涯見捨てる事はないだろう。

FF(ファイナルファンタジー)

DQをやっている人の大部分は、FFもやっているだろう。私もその例に漏れずFFシリーズもプレイしている。とは言いつつ、DQと違ってナンバリングのプレイ歴は所々欠けている。3~12、14。

DQと同じく何故か3からプレイした。しかし、DQと違い1と2は現在もプレイしないまま。気が向かない理由はなんだろう? DQと違って、1から3の世界観が繋がっていないからだろうか? 2が少し難しいという噂を聞いたからかもしれない。FFもDQと同じターン制コマンド入力バトルだが、FF4でアクティブバトルが導入されたが、鈍臭い私は寸分迷わずウェイトバトルを選択したのは言うまでもない。

もし、FFで一番好きなナンバリングはどれか?と聞かれたら、私は何と答えようか。それぞれ、良い所悪い所があって絞れない。そして、シリーズを通して好きなキャラは?と聞かれたら、もっと悩む。別にFFに限らないのだが、私は全てのゲームをプレイする時にキャラを重視しない。再三リメイクを繰り返している7のクラウドやセフィロス、ザックスがいくらイケメンだろうと、私に刺さる事は決してない。かといって女子側のエアリス、ティファ、ユフィがいくら可愛くても刺さる事はないのだが。ゲームのキャラは、ストーリーを進行していくのに大事な役割を担っている存在という枠でしか見られない。ゲーム全体の事ではすぐに熱くなるのだが、キャラの事になると、俯瞰的で冷めた目で見てしまう。こればかりは個人の性格なんで仕方ない。

FFの魅力は月並みな表現になって情けないが、グラフィックの美しさ、そして、作り込まれた世界観と感動的なストーリー。例えば、10のクライマックス近く、ヒロインのユウナが旅を続けた末に待ち受ける過酷な運命を仲間から聞いた主人公ティーダが、仲間を責めて詰め寄るシーンは、ティーダの心情を想像して自然と涙が出てきた。FFで泣いたのは10が初めてだった(4のパラムポロム、6の世界崩壊後のセリスでも泣かなかったのに)

しばらくの間、PS3と4を買えなかったので13と15は見送って(11と14はPCで少しだけ)最新の16はPS5が買えないので見送り。私が離れている内に何と16はターン制が廃止されて、ディシディアのようなアクションRPGになってしまった。残念ながら、私は今後FFシリーズをプレイする事はなく、言葉は悪いが見捨てる結果になるかもしれない。でも大丈夫、FFは仮に私のようなアクション苦手とかほざいているヘタレゲーマーが去っても、大勢のユーザーに慕われ続けて廃れる事は有り得ない素晴らしいゲームだから。

語りつくせぬゲーム愛

本当はまだまだ熱く語りたいゲームはある。自己紹介というタグの性質上、これ以上語ると長くなり過ぎるので(もう十分長いけれど)タイトルだけ挙げておく。いつか機会があれば、個別に語るかもしれない。

  • ファイアーエムブレム

  • クロノトリガー・クロス

  • キングダムハーツ

  • 逆転裁判

  • サクラ大戦

  • あつまれ!ぐるぐる温泉(オンラインゲーム)

  • 黒い砂漠(オンラインゲーム)

最後まで読んで下さり、本当にありがとうございました。


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