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ただいまJapan

4年半のミラノ生活を終え、
7月のちょうど七夕の日に帰国しました

ついに完全帰国ってやつです!

今は実家でのんびり過ごしております
(夏暑いんだからのんびりバケーションしようぜイタリアン精神)

数週間で感じてるのは
ほんとにびっくりするくらい緩んでいってるのが自分でわかるくらい
リリース


帰国することを決めてからは、恋しくなったり
もったいないとか思うかなぁ
と思っていたけど
実際は全くそんなことはなく、
もうお腹いっぱい!
わたしがんばったよ!
ミラノありがとう!
てな感じで、早く帰ってまたリスタートしたかった
next stageはいつだってワクワクするね

先日会った友達に、顔が元に戻ってきたね
と言われてびっくりした
彼女に会うのは1年半ぶり
そのときは違うかったらしい

やっぱり顔はその人の心を表す

実際日本に帰ってきてからは
スリに気をつけることもなく
言葉の脳みそを使うこともなく
舐められたらいけない精神を尖らすこともなく
お腹に合っている食事ができて
穏やかに生きている

この何とも言えない解放感を感じれてる自分は、
やっぱり決断は合ってた
と思わざるを得ない(今のところ)

けど、
せっかく培った日本とはぜんぜんちがうイタリアンカルチャーがどんどん薄れていく不安もある

事実、日本の食に関してはとくに添加物や保存料が多いのがとてもとても気になってしまって
残念ながらダメなものが多くなってしまった

ワインは日常的に身近なものだったのに
日本では遠い存在になり、
ドレッシングやソースはなんだか違和感ある味がする

そしてどこでも冷房が効いてて、ありがたいけど
エアコンなし生活を長らくしていたおかげで
身体がもう慣れてなさすぎて冷えてつらい

ヨーロッパはとくにかもしれないけど
日本ほど発展していない
というか発展を好んでないなという印象
もっともっと日本の2~30年前のようなナチュラルな生活をしている

冷たすぎるものは体に悪いと考え
冷蔵庫もそんなに冷えないし
キンキンに冷えたビールはないし
イタリアに関してはアイスコーヒーの文化すらない

コンビニもないから基本ごはんは手作り

冷房も体を冷やしすぎるから
っていう理由+建物の理由でエアコンがなく
扇風機と冷水シャワーと氷枕
みたいな原始的な生活をしていたおかげで
今も基本扇風機生活

毎年夏は地獄だったし
何度も熱中症になったし
クーラーは本当に本当に欲しかったけど
身体のどこを冷やせば人は落ち着くかを知り、
しっかり汗をかくことで冷え性は軽減され、
変化はたくさんあった


便利や簡単であるありがたさと
実際人間にとって何が必要で何が無くてもいいものか、
の線引きは例え便利で物に溢れてる日本でもこれからも変わらず大切にしていくつもり

こういう今じゃなきゃ感じれない日本と海外の差とか、自分はどうしたいかとか
今いちばん大事に忘れないように感じていたいと思っていること

mio

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