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近況とつぶやき

こんにちは

気づけばだいぶ書いていなかった、、

8月末に所属のサロンを卒業して

9月からフリーで動くようになり、

なかなか忙しい日々を過ごせていてホッと一安心

今日ちょうど9月最後で、

4月からつけだした収支の管理アプリを見ながら

不安あったけど、ちゃんと収入ある月になって、

いや、むしろミラノに来てからは最高だったことに、びっくり、ホッとしている


ちなみにイタリアは、した仕事から3.4か月たたないと振り込まれないので

今月でいうと、4.5月にした仕事の報酬がようやく入ったきたということで…

翌月にすぐ入る日本ってほんとに素晴らしい


でも、遅くてもちゃんと入るだけマシだ

という頭にもなってきて

(いちいち気にしてられない)

そんなこんなで今月はしっかり受け取りました

良かった!


先週はミラノファッションウィークで

今回から生のショーが戻り、久々に見るパパラッチの人たちや

パリやロンドンからもたくさん人が来ていて、ミラノの街が盛り上がっている様子が感じられて

あぁ、この感じ久々!

とうれしく感じていました

やっぱり生がいいよね

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個人的にはショーより撮影の方が好きで、

理由としてはたくさんのメイクさんがひとつのショーに参加していて、

自分が納得いくメイクを完了させて、keyのメイクアップアーティストに見せに行って、okもらったあと

たくさんの人がショー直前までモデルを触りまくる

ということがあまり好きではなくて


ショースタートまで時間があるから、もちろんテカってきたり、リップが崩れたりを直したり

着替えたあとボディにクリームを塗ったり

タッチアップすることはあるんだけれど

自分がこだわってしたことが、誰かが触ってなくなってることも多々ある悲しさ

アピールの場、という言い方をすればそうかもしれないけど

そんなに何度も何度も触る必要ないし

モデルもきっと、今さっき直してもらったよ

と言いたくもなるだろう


でも、ショーは他国からくるアーティストの人たちと知り合うきっかけにもなって、

メイクの仕方や、プロダクト、いろいろ学びにも繋がるし

他国でがんばっている日本人と出会うこともあり

そういう良さもある


最近、というか、コロナが出てきてから

みんなそうだと思うけど、いろんなことを考えるようになり

自分は今ミラノで生活していて

たまに何でここで生きてるんだろう、

と思うこともある


ミラノの生活が楽しい?好き?

とよく聞かれるけれど

自分は二つ返事で、yes

とは言えれないのが正直なところ


こうやって日本にいた頃には遠い存在だったファッションウィークの仕事にも入れるようになって、

少しは慣れてきて、仕事も少しずつ広がってきて、もちろん来た当初よりはぜんぜん良いけど

幸せなのか?

と思うとまだハテナがつく気がする


幸せってナニ?

(コロナからの課題よ)


日本は島国で、しかも住んでる人のほぼが日本人で

自分も日本にいたときにはほぼ外国人を知る機会がなくて

求めればあったとは思うけど

ちゃんと日本で産まれて、ちゃんと日本のカルチャーで生きてきて、

そしていつからか、狭い、もっと外を知りたい

と思うようになって

たまたまお話があったミラノに住むことになり

来たこともなかったイタリアに来てみたら

もちろんのこと

出会ったことない人種、カルチャー、言葉

の中で生きるということは

今まで自分の中にあった’普通’

はもう意味もなくて

かといって、イタリアンカルチャーに染まりまくるわけでもなく

ちゃんと冷静に両方、あるいは他国の人と出会ったり旅をすることでその国のカルチャーや人、と自分が約30何年間培ってきたものを比べて見たりしている


そういう感覚のやわらかさ、というのは

もしかしたら日本を出て気づかされたこともたくさんあると思う

だからこそ、こういうことに気づけた自分はやはり海外に住む、という経験から得てるものが大きいし、それが肌を感じで知れるなんて幸せだなと感じるし

同時に日本の良さともっとこうだったらな

をより理解するかもしれない


ひとつ、イタリアの良さで日本人に足りないもので言えば

やはりコミュニケーションの大事さ

じゃないかな、と思う


言葉にして伝えるコミュニケーションと

触れ合いのコミュニケーション

両方


空気を読む、というのはよく日本人独特と言われるけれど

外国人と接しているときに

頭の中でモヤモヤすることはあまり意味がなく

それなら直接言ってみたほうが

ちゃんと答えてくれるし、理解をしてくれる


日本では発言する、ということが、ややこしいとかうっとおしいとか言われることもあるかもしれないんだけど

結局頭で考えてるだけでは100%はわからないし伝わらない、ということ


そういうことが家族やパートナー、友達、会社、学校など

少しでもしやすくなれば

きっと鬱や自殺とか減るんだと思う


ポジティブで適当すぎるイタリア人がたまにうざくてたまらないんだけど

ちゃんと良いところもあるのを少しずつ理解している


ちなみにイタリアンカルチャーはめちゃくちゃクローズで狭い

日本人のイメージするイタリア人というのは、たぶん南の人たちなので

北イタリアの人たちとまたちょっと違うと思う


でもみんなイタリアを愛しすぎているというのもあるけど

この閉鎖感にはびっくりして少し残念に感じている


日本と同じように結局島国(のような形)で、

だからこそ少し日本と似ているなと感じることもあるけど

日本と明らかに違うのは、人種がもっと様々で

もちろんヨーロッパで言えばパリやロンドンのほうが多国籍の人たちがたくさんいるし、

今や東京なんてみんなが住みたい街になっていて外国人も増えただろうと思う

でもこの異文化の交差

というのがわたしは日本にとっても必要なんじゃないかなと感じていて

(同じくイタリアにも)

‘普通’というものにとらわれすぎていると、

少し違えば受け止めてられなくて

でもそれをとっぱらって、

‘人それぞれ’という頭でいれば、もっとみんな豊かに生きれると思う


...あくまで個人的な長めのつぶやきです


mio

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