見出し画像

美術館の思い出は、いつまでも色褪せない。

今日はお雛様を
飾ると良い、と
秋峰さんの記事にあったので
今年も飾りました。


相変わらずの
2頭身お雛さま。


このお雛さまも紹介して
3年目なので、
今年は細かいところを見せてしまいます。


お雛さまの王冠の
鳳凰は、細部の作りが細かい!


そしてこの調度品の蒔絵は
もちろん手描きです。

手仕事って、
ウットリしますよね。


今年はこんな可愛い子も
仲間入り。

さっきのお雛さまに比べると
断然、小顔です😆


日本の伝統って
素晴らしいですね✨


さて、
多少繋がるのに
無理やり感がありますが、
芸術系の記事は
幾つか書いています。


この記事↓にある通り
私は芸術は無くてはならないものだと
思っています。

そして、この本↑のように
それが科学的にも
証明されていることを
もっと多くの人に
広めたい。


人間は目にはっきりと
見えるものしか
なかなか理解し難いですが、

だからと言って芸術が
何も役に立たない
不要なものだとは
言い切れません。

役に立つから大切、
という訳では
ないのですがね。

学生の頃
障害者の方が作られた
美術品の展示会を
東京都西洋美術館で行っていて
そのボランティアをしていました。

一つひとつの作品を
来訪者に説明するのです。

この絵は触ってみてください。
見た目だけでなく、この凹凸が
面白いでしょう?


こちらは遠くと近く
両方からご覧ください。
見た感じが全然
異なりますね。


これは紙を何枚もキャンバスに
貼ったんですよ。
質感がキャンバスと異なりますよね。

触って、話して、感じる。

今で言えば珍しくなくなった
「参加型」の美術展でした。


優れている、とか
役に立つ、とか
そんな打算を考えなくても
単純に心から、面白い展示でした。

そう、美術館って
面白いものなんです。


私は今までに随分とたくさん
美術館へ行きました。

子どもが産まれてからは
その数は激減してしまったけれど、
子育て時期なんて
そんなものですね。

外国に行けば大抵
美術館を訪れました。

様々な美術館が
芸術を楽しんでもらおうと
工夫しているところにも
触れて来ました。

今日はその中で
「お土産」として残っているものを少し
ご紹介したいと思います。

こちら、ニューヨークは
メトロポリタン美術館で
もらってきた冊子です。

楽器関係を紹介しているコーナーで
無料で貰えるものでした。
中は自由に書き込みが
出来るようになっています。

この冊子をガイドに
書かれていることを探したり
説明を読みながら
美術館を進むのです。

これはどこにあるかな?
あっちだ!
いやいや、こっちだよ!

なんて、
ウキウキしながら美術館を歩きます。

大人も子どもも
楽しいですよね。

こちらもメトロポリタン美術館から。
無料配布されていました。

これは説明書きだけなのですが、
写真が豊富に載せられていて
今見ても楽しいです。


続いてロンドンは
ナショナルギャラリーのものを。

ナショナルギャラリーの
常設展から、
あたかも音が聞こえてきそうな
「noisy」な絵を
集めて紹介している
子ども用の小冊子です。

ペンを隣に置いておきましたが
小さいでしょう?
確か300円くらいでした。

中を見せても大丈夫かな?
ちょっとだけ。

こんな感じで
他に可愛いイラストつきで
子どもが芸術作品を楽しめるように
なっているんです。

シリーズでいろいろ売っていて
私はこちらも買いました。

つい触りたくなってしまうような
「touchy」な絵を
集めた小冊子です。

このぐらい仰々しくなく
カジュアルにかかれていて
かつ
お小遣いで買える値段だったら、
伝統的な芸術も
ぐんと親近感が湧きますね。

同じサイズで大人用に
売られていたのは
イタリアはフィレンツェの
ウフィッツィ美術館です。

こちらもカテゴリーごとに
小冊子になっています。
お値段はね、やっぱりお手頃で
2.50ユーロでした。

すました重厚な感じの
日本でよく見かける
美術展の公式写真集?も
良いのですが、


美術館って
旅行者も多く来るので、
ポケットサイズで
軽くて
お値打ちだと
荷物にならないし
移動中も見れるから
嬉しいんですよね。


イタリアの美術館は
チケットも芸術的でした。

定期券サイズです。

入場が、自動改札みたいなんです。
入場者も恐ろしいほどの数ですものね。

私は断捨離魔だったので
一般的なチケットサイズは
容赦なくその日に捨ててしまいましたが、
こちらは可愛いし
定期券入れに収まるので
何となく保管していて、ン十年😆

※私は自称26歳ですってば!


あとは、どこだったかな
ヨーロッパの旅の終わり頃なので
スイスか、ドイツ、
だと思います。


展示の絵の近くに
美しいカラーの写真付きで
ひとつの絵と画家の説明を
一枚でまとめた紙を
置いておいてくれた
美術館がありました。


主要な絵ごとに
この美しい紙の
説明があるんです。

それを一枚一枚
貰って来て
大切に保管していたつもり
だったのですが、
今回見つけられず
写真を載せるのは断念しました。



いつまでも、家でも
ホンモノを見たときの感動を
思い起こせて、嬉しくなる。
説明によって世界が広がる。


そんなお土産が
世界の美術館にある。


日本の美術館にも
クリアファイルとか
マグネットとか、
素敵なものがたくさんありますよね。


美術館って、いいですね。



この記事を如月桃子さんに
送ります。

何となく程度のご参考に
して頂ければ✨

皆さんもどうぞ〜↓😊










ありがとうございます!頂いたサポートは美しい日本語啓蒙活動の原動力(くまか薔薇か落雁)に使うかも?しれません。