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【フランスワーホリ】銀行口座開設の長い道のり

なんと近々、私の友達2人がワーホリでパリにくる!(いえい!)
彼女たちに質問されたことは、きっとワーホリ準備中の多くの人が知りたいことだろう!と思い、書いていく。誰かの役に立ちますように。


前置き

フランスにはいくつか大手銀行があり、オンラインで開設できる口座もあります。私は友人におすすめされたLCLと言う銀行で口座を作ることにしました。街の至る所にATMを見かける、大手銀行の1つです。

また、パリ内に「ジャパンデスク」と言う日本人の方が日本語で対応してくれる支店があるので、何かあった時に日本語で問い合わせをすることができます。(実際、担当の日本人の方にはものすごくお世話になっています)

①口座開設の予約をする

私は支店に実際に訪問し、口座開設の予約を取りました。
(受付の人にフランス人の場合もあるので、予約をとるフランス語・英語は要準備!)

🔹LCL銀行 ピラミッド支店
https://maps.app.goo.gl/7Y5KJqD7PQqs4RvJ9

大抵は、1週間以内で予約が取れます。
口座開設に必要な書類が書かれた紙を渡されます。

【必要書類たち】
🔹パスポート +滞在許可証(ワーホリの場合はビザのページ)
🔹住居証明 *
🔹収入証明(ワーホリの場合は不要)

*
A住居保険の加入証明
B公共料金の請求書か加入証明
Cインターネットの請求書か、加入証明
D同居等でご本人名義の証明がない場合
 →大家さんの住居証明+大家さんの身分証明+LCL指定の同居証明

その他必要だったもの
🔹フランスの電話番号 
 →本人確認のため、メッセージで確認番号の受け取りが必要。

🔹500ユーロ
 →300ユーロ:デポジット。口座を閉じるときに返金されます。
  200ユーロ:開設時入金用のお金。開設した口座にそのまま入ります。
 ※口座開設時に現金でのお渡しでもOK
   wiseなどでの送金もOK
 ※ジャパンデスクで開設する場合にかかる金額です。
  他の店舗だとかからないという噂も聞きます。

②実際に口座開設(所要時間1時間弱)

予約をした日程・時間に行きます。
問題なく上記の書類が用意できている場合は、スムーズに終わると思います。言われるがまま、多くの書類にサインをします。

この日に、次回の訪問日を予約します。

【イレギュラー】住所証明できない!

私は当時、中国人のおばあちゃんのお家に間借りしていたので、住居証明を出すことができませんでした。

担当の方に相談し、パリで1人暮らしをしている友人の住所を借りても良いとのことになりました。と言うことで、友人に下記を出してもらいました。
(本当に本当に本当に感謝)
①本人の身分証明
②本人の公共料金の支払い書
③LCLが用意した、同意書(ほとんどサインするだけ)

③暗証番号の発行

日本とは異なり、銀行カードの4桁の暗証番号は、銀行側から発行されます。その番号は上記で設定した住所に送付されます。

④再度、訪問

最初の訪問から2週間後。
書類・暗証番号が全て揃った時点で、銀行口座のカード(デビットカード付き)が発行されます。その場でLCLのアプリをダウンロードし、初期設定も担当の方とした記憶があります。

アプリでは、お金の送金や定期預金の設定などできます。
また、何かあった時に担当の方にメッセージをすぐに送ることもできます。

④ATMでお金を下ろす

もらったカードと4桁の 暗証番号を実際に使い、ATMでお金を下ろします。(いくらでもOK)これで口座とカードが使えるようになりました。

【イレギュラー】暗証番号を三回以上間違えた

数字を覚えるのが苦手な私は、早速3回以上番号を間違えました。
担当の方にそれを伝えると、すぐにカードを再発行してくれました。
パリで、銀行カードを最速で再発行した日本人である自信があります。

【追加作業】勤務先登録

口座開設後、勤務先が決まった場合は最初の収入証明書を提出します。
給与明細の写真やPDFを、メッセージで担当の方に送付します。
※日付、会社名などが明記されているか確認してください。

まとめ

私は書類不足や、住所変更などが重なり、銀行に2ヶ月くらい通い続けました。しかしスムーズにいけば2週間程度で終わる手続きです。
日本人の担当の方はとても優しいので、LCLで開設して良かったと心底思ってます。

この情報が誰かの役に立ちますように。

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