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2歳で保育園を4園経験した長男のこと〜3園目〜

1歳8ヶ月から2歳10ヵ月の間に4園の保育園を経験した長男のことを綴っています。
今回は、3園目の小規模認可外保育園について書いていきます。

1園目の短期特例保育についてはこちらの記事をご覧ください。

2園目の小規模認可保育園についてはこちらの記事をご覧ください。


はじめに

私には現在3歳と1歳の息子がいます。長男5月生まれ、次男3月生まれの年子です。東京23区在住。お住まいの地域によって保育園に関するルールは変わりますので、私の体験談はあくまで参考としていただければ幸いです。

3園目:小規模認可外保育園(2y5m)

急に保育料が2倍近い金額に跳ね上がった我が家。(詳しくは2園目の記事参照)
毎月の支払いが数万円増える痛手を負いながら今の保育園に通い続けるのか?
それとも、私の仕事復帰を遅らせるか諦めるかして自宅保育するのか?
はたまた、他にもっと金額を抑えて預けられるところを探すのか?

悩みに悩んだ我々夫婦が出した結論は『企業主導型保育園に転園しよう!』でした。

なんでいきなり企業主導型?冒頭と言ってること違うじゃん!

冒頭で「小規模認可外保育園について書いていきます」と言っておきながら、なぜ企業主導型保育園?と思われますよね。
話せば長い(かもしれない)経緯があるんですよ。

認可の保育料が高額になってしまったので、認可外でもっと保育料が安いところはないかと調べ始めたものの、認可外は認可より高額なところばかり。
それは、認可外保育園は、国が定める基準を満たしていないことから、基本的には国からの補助金がなく、保護者からの保育料で運営する必要があるため仕方のないことなのですが……。

私はふと、長男が0歳の頃に一時保育で利用した保育園のことを思い出しました。
あの保育園は確か企業主導型とか言ってたな。しかも補助金が出るから保育料が安いとか説明を受けたような……。
そんな記憶が蘇り、すぐにネット検索してみました。

企業主導型保育事業
企業主導型保育事業は、事業主拠出金を財源として、従業員の多様な働き方に応じた保育を提供する企業等を支援するとともに、待機児童対策に貢献することを目的として、平成28年度に創設されました。

○本事業のメリット
働き方に応じた多様で柔軟な保育サービスが提供できます。
(延長・夜間、土日の保育、短時間・週2日のみの利用も可能)
複数の企業が共同で設置することができます。
地域住民の子供の受け入れができます。
運営費・整備費について認可施設並みの助成が受けられます。

こども家庭庁

やはり助成が受けられるようだと分かったので、さっそく園に空きがあるか問い合わせてみました。
園長先生は一時保育で数回利用しただけの息子のことを覚えていてくださり感激!
詳細を聞くために見学に伺い、あらためて良い保育園だなと好感を持ちました。
というのも、0歳代の一時保育で複数の保育園や託児サービスを利用しましたが、泣き虫で母親から離れられないタイプの息子が一番泣かずに過ごせたのがこの保育園だったのです。

見学時に園長先生から詳細の説明を受け、驚きの事実が判明。
な、な、な、なんと!この園は、保育料が0円になるとのこと!!!!
ええええぇえ!!そんなことある!??いくら国の助成をうけられるからって?!
なぜ保育料が0円になるのかは「4園目」の記事で詳しく書きたいと思います。(※注意※すべての企業主導型保育園が0円になるわけではありません。むしろレアケースです)

しかし、残念ながら空きがなく、今は入ることができないとのことでした。
10月入園という中途半端なタイミングだったので、そりゃそうか…という感じでしたが、ショック!

順番待ちのため認可外保育園に入園することに

認可保育園と違って保育指数ではなく、基本的に早い者順で入園する仕組みなので、入園の順番待ちをすることにしました。
この保育園には姉妹園(普通の認可外保育園)があり、そちらに在園していて、企業主導型に転園希望の子が優先というルールだったので、我が家も一旦は姉妹園に入園することにしました。(姉妹園はちょうど空きがあった)

姉妹園は普通の認可外保育園なので、保育料は高額です。
ただ、私の住む区は審査基準を満たした施設に認可外保育所補助金を出しているため、認可の保育料よりかなりリーズナブルに預けられるのです!
し、知らなかった!認可外保育園に対する補助金のことって区役所の保育課では全然案内してくれなかったからな〜。
まぁ、認可外は保護者と園が直接契約する仕組みで、区が入園手続きしてるわけじゃないからかもしれないけど。
保護者からするとすごく重要な情報なのに、なかなかこの情報にたどり着けないから、知っている人が少ないと思います。
企業主導型保育園についても然り。

このような経緯があり、長男は認可保育園→認可外保育園へ転園することとなりました。
企業主導型保育園のことや区の認可外保育所補助金のことをもっと早くから知っていれば、1歳児4月の時点でこの保育園に入園していたのに……。
「普通は認可保育園に入るもの」という既成概念にとらわれてしっかり調べなかった自分の愚かさを悔いました。

ともあれ、小規模認可外保育園に入園した長男。
今回も小規模園なのでワンルームの異年齢保育で、これまでの園と似た環境です。
慣らし保育は今回も3週間ほどかかりました。
慣らし保育終了後もお昼寝がなかなか上手くできず(40分ほどで泣いて起きてしまう)苦戦しましたが、最終的にはしっかり眠れるようになりました。
大好きなお友達と先生ができて、毎日「〇〇くん」「□□せんせー」とその2人の名前が会話に出てきました。

5ヶ月間通い、季節はめぐって4月。
ついに、姉妹園の企業主導型保育園へ転園する時がやってきました。
今回はwith次男!赤ちゃんだった次男も1歳になり、保育園デビューを果たすことになります。

保育料0円って一体どういうこと?
年子兄弟の同時入園ってどんな感じ?
ドキドキの4園目はどうなることやら。

つづく。

保活についてTBS Podcastでもお話しさせていただきました

TBS Podcast『ベビーのいる生活〜迷える子育て応援Podcast〜』の座談会に参加し、長男の4園の変遷を語っています!
匿名座談会なので「ライム」という仮名で参加しています。
他の参加者の皆様のお話もとても参考になるので、ぜひ聴いてみてください!
※番組の許諾を得てリンクを貼っています。

1園目:短期特例保育(1y8m)

2園目:小規模認可保育園(1y10m)

4園目:企業主導型保育園(2y10m)

別記事で執筆予定。
執筆でき次第リンク貼ります。

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