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#2 若橋家「書斎が2つある35坪の家」最終間取りと、重視ポイント結論

こんにちは。南九州で注文住宅を建設中のリモートワーカー、若橋未央です。
複数回の記事に分けて、私達が試行錯誤した「夫婦共に在宅勤務するために適した家づくり」についてつづります。
 ▷本連続記事を書くきっかけは第1回で。
2回目となる今回は、最終的な間取りと、重視することになったポイントの結論をご紹介します。

若橋家の基本情報、在宅勤務の状況

まず、私たち家族の基本情報、就労状況をまとめておきます。(新居に入居する2022.12月時点の予定)

…会社員。月に1~2回出社(飛行機出張)。そのほかは9時~17時半、常時在宅勤務。
(私)…契約社員。フルリモート契約で、出社ゼロ。9時~17時、常時在宅勤務。
第1子…小学2年生。
第2子…保育園年少クラス。

結論・最終間取りは、「音」対策重視

さっそく結論です。若橋家の間取りはこのように確定しました。1階と2階の延床面積35坪、平屋+小2階の一戸建てです。

夫の書斎は、2階の個室2畳。私の書斎は、1階寝室奥の、1.5畳のスペースです。
ここに落ち着くまでには、自分たちの「在宅勤務のありかた」を深く考える必要があり、何度も足ぶみをしました。

第1回記事で述べた通り、私達の「夫婦2人同時に在宅勤務」の経験は浅いものでした。最初の間取り要望は、「書斎、もしくは勤務スペースが2つ欲しい」「スペースは最低1畳、とれるなら3畳でも4畳半でも…?」といった非常にあいまいなもので、今なら、「考えが甘い!」と激しくツッコミを入れたくなります。

いちばん考えが甘かったのは、「音」に対する考えの不足です。しかも、聞き取る音(動画を視聴するなど)ではありません。自分が発声する、しゃべる声の音(電話や、オンライン会議での発言)です。

いろいろ迷子になった末、結局この「発声の音」対策をもっとも重視して、私たちは間取りを確定しました。そのため、2つの書斎を1階と2階に離し、書斎・LDK・書斎、それぞれの間に2枚扉を挟んでいます。

聞き取る音は、高機能のイヤホン、ヘッドホンをすれば大抵のことは解決します。一方で、自分がしゃべる「発声の音」は、高感度のマイクなどを使ったとしても、どうしても周囲に聞こえてしまいます。
そして、「周囲に」とサラッと書きましたが、在宅勤務時に、自分以外の「周囲(の人)」が家の中に何人いて、どこで何をして過ごしているかをしっかりシミュレーションしておくことも、間取りを考えるうえで重要なポイントだと、あとからわかりました。

次回記事予告 「マイクオン業務」「人数」を整理せよ

振り返ると、間取り作成より前にしっかり考え、まず整理しておきたかったポイントが2つあります。

1 在宅勤務者は、マイクオンで発声をする業務をするのか?
2 勤務時間に、何人が同時に在宅しているのか?

第3回の記事では、この2点を詳しく説明します。

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