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【フリーランス向け】もう間違えない!単価交渉の基本

おこんにちは!
YouTube漫画動画シナリオライターのつむぎ澪と申します。

フリーランスのライターとして活動を始めて、はや4年?
紆余曲折ありましたが、「なんとか生活に困らない程度の報酬をいただきながら、大好きなシナリオの仕事をする」という、生活ができるようになりました。
ありがたいことです!!

一般的に、仕事というとみなさんネガティブなイメージをお持ちじゃないですか?
私は、仕事が好きですし、仕事が生きる糧になっていますし、仕事をすることで自己実現にもなるという、まあまあお仕事大好き人間です。
今のところは、一定の成果が出ているからそれが楽しくてモチベーションにつながっています。

じゃあ仕事が楽しくない人は、なんで楽しめないんだろう?
と考えた時に、大きな要因の1つになっているのがおそらく「報酬」ではないかと思いました。
私のようにフリーランスで働いている場合、いただけるお仕事というのは個々のクライアントさんによって全く条件が異なります。
報酬1つとってみても、もちろん、業界の相場やトンマナはあるものの、かなりピンキリで何が正しいのか推し量ることができないというのが実状です。

「報酬」それそのものについて不満があるけど、なかなかクライアントさんに言い出せない…。
単価交渉をしてみたいけど、勇気が出ない。
そもそも、単価交渉ってどうやるの?

といった悩みに、誰もがぶつかります。
私もぶつかりました。
ということでっ!気になる単価のあれこれについて、とりあえず持論をぶちまけてみたいと思います。

そもそも、単価交渉はどういうときに必要になるの?

まずこれでしょう!!
単価交渉は、どのタイミングでするの?

単価交渉するタイミングがわからない、適切な時っていつなの?
わからん!!

そうですね。そうですよね。単価交渉するタイミングて、逃しちゃうと永久に「適切なタイミング」が来なかったりします(笑)

まず、一般的に考えて単価交渉をする適切なタイミングというのは以下の通りです。

①新規案件を獲得したとき
②継続案件で、条件変更の提示を受けたとき
③継続案件で、報酬面に不満を感じたとき

みたいな!
①は、いいですね。クライアントさんとの初回のやり取りで、必ず報酬の話をするので、これは報酬についてじっくり考えるチャンスですね!!
これ、一番のチャンスですから逃したらもったいないですよ!!

次、②の継続で条件変更。これも、よくありますよね。
「次回から、画像挿入もお願いできますか?」
「もし可能であれば執筆本数を、月に〇本に増やしてもらえると…」
「次から、文字数を〇千文字にしてもらえますか?」
こういう感じで、クライアントさんの方針変更などにより、当初の条件と異なる条件が提示された時。
ここです!!さあ、言うなら今です!!
もし、新しい条件に対して報酬に思うところがあれば、今言うのです!!

次が一番ムズイやつです。
③継続案件で、報酬に対して不満を感じたとき。
これ…たぶん、皆さんが悩むのってこれですよね?ピンポイントで、これですよね???

これに関しては、けっこうギャンブルですよね!
そこでちょっと単価について言ったばっかりに、もしかしたらクライアントさんがへそを曲げてしまうかもしれない。
でも、このまま我慢するのも…うぁあああっ!!無理ぃ!!
みたいな感じでもだえ苦しむ経験、絶対あると思いますwww

フリーランスなら、みんな悩みます。
報酬について、悩まない人なんかいないから大丈夫です。

こういう場面に出くわしたとき、みんな一様に悩むんですよ。
「単価交渉していいの?やめとくべき?そもそも、今の単価は適切なのかな!?

そうなんですよね。そもそも、今の単価が適切なのかどうかがまずよくわからない!!
だからこそ悩むのです。
では、まずそこから正しく理解していきましょー。

自分の市場価値を知るべし

なぜ報酬について悩むのか?
それは「基準」がわからないからなんです。

このお仕事でこの単価は、適切?そうじゃない?
Aさんはこの単価だけど、私はそれより低いみたい…なんで?

とかね!
何が正しいのかわからないから、ますます悩むっむぅぅうううううう!!!
これはねー、悩んでも答えは出ません。

私は、この悩みに関しては「自分の市場価値を知ること」が1番の解決策なんじゃないかと思ってます。
市場価値…もちろん誰も教えてくれませんので、体感的に掴んでいくしかありません。

市場価値は、あなたが書いた文章にどの程度の価値があるか?ということ。
これは、クラウドワークスなどの単価や、クライアントさんからの評価、今までの実績をもとに、自分である程度考えてみましょう。

ちなみに、単価を安くすればお仕事は獲得しやすくなりますが、報酬が低いのでハードな感じ。
単価をお高くすれば1つの案件で高額報酬を得やすくなりますが、仕事がまったくとれなくなる可能性があります。

つまり
市場価値を正しく理解するのは超大事!!ということです。
市場価値は、絶対評価じゃないです。相対評価です。
株や地価などと同じで、上がり下がりもあります。
価値観は人によっても違いますし、マーケットによっても違います。

これは、感覚で掴むしかないです。

一般的に、クラウドソーシングとかでよく言われるのが「文字単価1円の壁」みたいなこと。
3,000文字3,000円の案件だと、1文字あたり1円相当ですよね?それ!!
文字単価1円を上回ってるのかそうじゃないのかは、わかっておきたいところです。
わかんない人は、多分それより下なんでしょう。

ライターの仕事を始めて、半年経っても文字単価1円を越えられない人は、多分ライターが向いていないと思います。
別に続けてもいいんでしょうけど、効率よく稼ぎたい人と思っている人にとっては少なくとも効率が良くないと思われますので、ジョブチェンジをオススメしますね。
話が逸れました。

自分の立場を知るべし

自身の価値を知ったら、次は自身の立場を知るべしです!
これはなにかっていうと、クライアントさんにとってあなたはどういう存在なのか?ということ!

扇の要で、絶対に欠かせない存在なのか?
いつでも替えがきく、歯車の一部でしか無いのか?
それによって、交渉が成立するか否かがかなり決定的に決まってきますのでっ。
あなたがもし歯車の一部でしか無いんだったら、そもそも交渉しようとすること自体ありえないでしょうし。
扇の要だとしたら、相応の条件に改善を申し出ても受け入れられる可能性が高いでしょうし。

ねっ!!
ただし、自己責任でお願いしますねwww

単価交渉、すべき?すべきでない?

んんんんん、つまり単価交渉はしてもいいの?しないほうがいいの?という、最初の話に戻りますwww

これ、私の最近のやり方をお話すると

①受注時に納得のいく条件じゃないと取引をしない
②条件改定時は、納得のいく条件になるまで交渉する
③①②を踏まえて、普段の条件は納得がいっているので、何もなければ単価交渉はしない

こんな感じです!!
①納得のいく条件じゃないと取引をしない!
報酬が不満なら、手を出しません。
めっちゃ低単価でも、やってみたかったこととかだったら話は別ですよ?
報酬以外に得るものが大きいようなお仕事なら、無償でもやります。経験そのものに価値があったりするので。

②条件改定時は、納得がいくまで交渉する!そりゃそうでしょう。継続されたいけど、条件を引き下げるのは嫌ですぅううううう。
ふっ。そこはシビアに行きたいですねっ。

③普段は納得しているので、単価交渉はほとんどしません。だって満足しているもの。真面目に働けば、納得のいく報酬をいただけているので、ただただコツコツ働きます。

はいっ、そんな感じ!!!

参考になるかならないかわかんないですが、一応そんな風に考えてお仕事しておりますー。
よろしくどうぞ!!

もし、あなたの心に少しでも安らぎや幸福感が戻ってきたのなら、幸いです。 私はいつでもにここいます。