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子育てと癒し•天使の育て方7.


第三期

生後、三ヶ月半から五ヶ月半 


 第三期の訪れは、首の座りが良くなり、胴体がしっかりしてきます。
我が家の天使君が、高熱の後、座りたがったのがこの時期です。
 そして、お母さんの顔や声がするのを期待する様になり、家事をしていたり、トイレや来客の応対で姿が見えるないと、不安かって、あーと声をかけて呼んだり、泣いたりします。 

 一度、20、30分ほど、部屋から離れていると、泣き出して、少し待たせたら、怒って、反応しなくなりました。
 目は泣き腫らして、名前を呼んでも、目も合わせてくれず、ツンとした表情て、一人前に、すねてました。
 少し時間を置くと、いつもの様子に戻り、ホッとしましたが、あのままいくと、心配な状態になったかもと、乳幼児の育児をしている、お母さんの大変さを思い知りました。 

 この時期の赤ちゃんは、一番フォト•ジェニックな赤ちゃんらしい、可愛らしさ全開の時期で、お母さんも少し余裕が出てきます。

 

 この時期の特徴を観察していると、第一期や二期からは、随分と成長したと感じられる、いくつかの特徴が見られます。


1、
 仰向けから、うつ伏せや、四ヶ月頃には、寝返りや、五ヶ月過ぎには、上体を起こした姿勢で過ごしたりできる様になります。
 うつ伏せが、少し出来るようになると、見える世界が変わり、赤ちゃんの好奇心も高まり、身体機能も、上がります。
 
 寝返りの補助に、背中にクッション等で、斜めに体が傾く様にしてあげると、早く寝返りができる様になります。(くれぐれも、目を離さない様に)
 
 又、後半には、上体を起こせるようになり、背中に支えがなくても大丈夫になってきます。

2、
昼間の半分くらいは、目覚めていて、自分の周りに興味を持つ時期です。

3、
ご機嫌なことが多く、ベッド周りのオモチャで、一人で遊んでいる時もあります。 
(おもちゃは、怪我をしない様に、素材に配慮)

 我が家では、ベッドに、前にもお話しした、フィッシャーマンのオモチャを柵に安全にして固定して、それと、ゆっくり回る、メリーがお気に入りで、今でも大切に、私の実家に、とってあります。
 鏡や、色んな操作で違った音が出るので、天使さん二人ともに、好評で、大活躍のおもちゃでした。

 
 特に、身体能力の機能が、大きく成長しますので、安全を確保しながら、最新の注意をして、赤ちゃんの活動を補助してあげて下さい。

3、
 特に、この頃は、社交性ができて、お母さんが近くにいると、ご機嫌で、手を使って、何かを掴んだり、遊んでいる時も嬉しそうです。

4、
 面白いのは、体を捻って、寝返りの練習を何回も、何回も、チャレンジしていましたが、初めてできた時は、天使君は、驚いて、あ、できちゃった、と次は嬉しそうに、何回もやって見せては、ニコッとして、こちらを見ますので、褒めてあげると、飽きずに、繰り返していました。

5、
この頃になると、手と目が連動して働くようになり、見たものをとったり、触れたものを見たり、動く物を捕まえたり、していました。

6、
世話をしてくれる人との、絆が強くなる時です。
赤ちゃんによっては、人の注意をひこうとして、泣いてみたり、笑い声をたててみたり、あーとかうーとか言ってみたりします。

7、
この頃に、口で音を出したり、お母さんの声やあやしたり、話しかけたりされる楽しさに、関連性を見つけ、お母さんの声にニコニコしたりします。
 この頃、話し掛けを頻繁にしていると、喃語が出たり、言葉が出るのが、早かったりします。  
 
 上の子の天使君は、難語や言葉を話すのが、速かったのですが、下の天使ちゃんは、難語は早かったのですが、言葉は遅かったですね。

 上の子は、難語を話す時には、会話の様なイントネーションをつけていましたが、
下の子は、「もあん、もあん・・。」と言って、唾液の泡を作るのに熱中しすぎて、難語は早かったのですが、言葉が一歳過ぎまで、四つか、五つしか言えなかった様に思います。
 
 ところが、しゃべりだすと、流暢に機関銃の様にしゃべり出し、兄弟で同じ様に育てているつもりでもこんなに差があると思うと、あまり、成長の標準にこだわる必要は、ないなと思いました。

8、
この時期に、気をつける事としては、赤ちゃんを変化にとんだ環境や状況に、おいてあげる事です。
 
 長い時間ベビーサークルやベッドに寝かせたままにせず、動き回れる安全な場所においたり、抱っこして、移動したり、乳母車にのせたりすると良いと思いますが、私も、人手がなくワンオペで、腰痛も酷かったので、あまり、戸外に出ることができませんでしたので、出来る限りで良いと思います。


9、
ここまでの赤ちゃんに、共通して、重要なことは、赤ちゃんが十分に愛されていると言うことを感じさせてあげる事です。

 お母さんが赤ちゃんの相手をして、楽しく過ごしていれば、赤ちゃんも十分楽しく過ごせます。

 赤ちゃんが、嬉しくて、心がワクワクするように過ごしていれば、何もしないで、ただ、話しかけたり、ほほえんだりされただけで、ベッドに寝かせられているだけの赤ちゃんより、その後の好奇心や積極性が育つ可能性が大いにある、と思います。


 楽しい、育児の時期に、二人目のお産でも、腰痛が辛くて、大変でしたが、どんなに、腰が痛くても、必ず抱っこしたりあやしたりしていました。


 二人とも、出産の時に、胎盤と臍の緒が、太く短く血色が良かったそうで、生まれた時から生後10ヶ月ぐらいまで、体格が良くて、重くて、抱き抱えるたびに、腰が激しく痛み、腰痛が持病になってしまいました。

 

 この時期もまだ、産後の不安定期のお母さんもいらっしゃることと思いますが、ワンオペでは、大変ですので、どうぞ、お父さんや、おじいちゃん、おばあちゃんも、協力してあげて下さい。


 せめて、睡眠不足のお母さんに、たまには、ゆっくり寝てもらうとかの思いやりが必要でしょう。


 私たちの時とは違い、最近のお父さん達は、育児に参加されていて、偉いなぁと思い、羨ましくなりますが、お母さんも働いておられたりするので、その事を考えると、今は、お父さんもお母さんも大変ですね。
毎日、ご苦労様です。


第三期までの、お話しは、これにて終了です。


最後まで、お読み頂き感謝いたします。
                  
                 Mio



 




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