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子育てと癒し•••天使の育て方Vol.13


新しい時代の、子育てについて・・・その1.



 先日、ある記事を読んでいたら、アメリカの某企業では、1980年代から1990年代にかけて、私が教室でやっていた様な事を、数年前から、社員教育でやっているとの記事を読んで、手法は違うとは思いますが、やっと、時代が追いついてきた感がありました。


 心や精神の教育が、優先される教育にならなければ、いつまで経っても、いじめや登校拒否は、無くならないという事に気付いては如何でしょう。


教育は、方法論ではなく、具体的な、働きかけの問題で、具体論なのです。


タイトルの上の写真は、キャベツ畑の写真です。


 今まで、私が受けてきた、学校教育では、整列して、皆が同じ様に統一されたお勉強をし、少しでもはみ出したり、サボったりしたら、異端児や落ちこぼれと呼ばれていました。


 キャベツ畑のキャベツさん達をみていたら、このキャベツさん達の様に、整列させられ、均一に教育されてきたことを思い出したのです。


 これまでは、それが社会にとって、必要な事だったのですが、これからは、果たしてそれだけでよいのでしょうか?


 これからは、個人の人としての個性や能力、そして、体験や知識、実感や思想、それらが、複合的に構築された、その人にしかない魅力が社会の役に立ち、その人自身のやる気を引き出し、ひいては、社会全体の活力にも繋がり、生産性にも寄与することになるのではないか、と、思っています。


仕事が楽しければ、人は、其の能力以上の成果を出す事が可能になるからです。


 もう一つの記事には、能力を最大限に引き出し、最高のパフォーマンスに持って行くための、アプローチの事を書いています。


 今回は、三歳から六歳位までの子育てに於ける、注意や天使さんのこの頃の成長の特長なんかをテーマに、と思いましたが、修学前に、将来の事を少しだけ、頭に入れておくと、先の見通しが出来ます。
 

 計画通りに行かなくても、構わないのですが、其の時になって、慌てないでも済むでしょう。


 話しは、変わりますが、以前学校作りの活動をしていた時期があった事は、別の記事に書きましたが、其の時に、ギリシャローマ時代の、特に古代ローマにおける教育について、調べた事がありました。


 古代ローマ時代は、お母さんだけでなく、沢山の人が、一人の子供に、其の成長の段階にに応じて、取り組む内容も、関わる専門家も、変わるのです。


 赤ちゃんは、お母さんが産みますが、乳母が授乳し、面倒を見る保ふさん、躾をするしふさん、幼児期の先生、それから、各学齢期の先生、と言う具合に、武術を指導する先生や礼儀やマナーを教える先生までいたかどうかは、わかりませんが、その子の将来進む道が決まれば、当然必要だった事は、想像に難く無いでしょう。


 当然、お母さんの負担は減りますし、各専門家が、プロとして、子育てと教育にあたりますから、成果は上がり、効率も良かったかも知れませんね。


個性については、どうでしょうね•••?



それと比べたら、現代のお母さん、お父さん達は、すごくありません?



それらを全部、こなすのですから•••。


ワンオペの方は、尚更です。


 此からの教育の、理想論を言えば、如何にその子の能力を最高のパフォーマンスまで引き出してあげられて、その子の心にゆとりが生まれ、将来したい事が見つかった時、それに集中出来る力をつけてあげられるか、という事で、単なる知識の詰め込みで脳のワーク機能だけを鍛えるのではなく、クリエーティブな領域まで、広げていってあげる事が、必要となってくるでしょう。


 英語で、教育のことを、”education”と言いますが、其の語源のラテン語の本来の意味は、その人の中にあるもの(潜在能力)を導き出す、引き出すと言う意味で、まさしく、もう一つの記事にある内容の事を教育と言っていたのです。



 引き出す、と言う意味があるのは、知っていましたが、それが、勿論、その人の内面から引き出すのですから、潜在的なことには違いないのですが、まさか、そのままの意味だとは•••。


これからが、子育ては、楽しくなっていきます。


 次回からは、アプローチを少しずつ、記事の中で、公開して行く事があるかもしれません。 


 最後まで、お読みいただき感謝致します。

                   Mio



 




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