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苦難を超えて、栄光へ••• 覚醒への道. Vol.1
前回は、何故、今、敢えて、”覚醒”をテーマに
経験と実感を基にし、既存の言葉に捉われず、自由にそして、素直な言葉で、お伝えしたいと言うことと、切掛になった最近起こった、不思議な出来事について、お話しいたしました。
そして、今回は、この記事に関しての、幾つかの考え方をお伝えしておきたいと思います。
先ず、此処でお話しする事は、あくまで、経験に基づく、実感と、私の個人的イメージの中の世界観であって、教えるとか、指導するといった立場ではありません。
何故なら、人が遍く平等に持っている、能力への気付きを、日常の中から、見出すことに、照準を合わせているからです。
二つ目は、ある、カテゴライズされた分野に限定されるのではなく、全てを包括した、幅広い考え方で、これからの時代を生き抜く、ヒントをご一緒に考えていくうちに、あ、そうか、と言う自然な直感が徐々に培われ、気付いていくことを目指しています。
三つ目に、私がここ三十年くらい思っていた事ですが、人類は、進化しながら退化しているような感じがするのです。
そして、教育現場では、その退化した部分を補う取り組みをし、本来の進化を補うべく、実践していました。
その後、他の教育シーンでも、過去の成果を研究発表して参りました。
しかし、その時、何故、人は、マニュアルだけを云々し、何故か成果や結果だけを欲して、そこにある、深い洞察や精神の深淵まで近づこうとしないのかに疑問を持ったのです。
当時は、教育産業全盛の真っ只中で、しかも、ある事件が世間を震撼させていた時代で、心と魂なんて言おうものなら、非難轟々、だけど、心(感情)と頭(思考)と、魂(潜在意識)は、同じところに•••。
魂に言及すると、心身二元論理の様な哲学的命題に突入してしまい、専門迷子になり、本来全体として考えるべき人の心と脳と身体の問題が、俯瞰して見えてこないので、形而上学的な事は、機会があれば、ごく自然に、触れることになるかもしれませんが・・・。
当然、この問題も抜きにしては、人の全体の成長は、あり得ませんので・・・。
たとえ、お受験に成功しても、仕事で望みどうりのポストを得ても、望む収入額を得られても、これからの、大きな変化を受け入れ、望む人生を送られるとは、限らないし、一生が終わるまで、幸せな人生だったかどうかはわからないのですから、このことから、幸福な人生とは、
現世利益だけを優先するのではない事は、確かでしょう。
と言うわけで、長い間、封印していた、ワインの瓶を開封する様な、若干の緊張感がありますが•••。
これからお話しする、体験から感じたことや、腑に落ちた、と言う実感をみなさんと共有したいと思うのと、究極のテーマである、人の幸福と、覚醒によってもたらされる気づきと癒し、或いは、癒しによってもたらされる覚醒の、無限♾のサイクルに、挑み続けていきましょう。
遍く全ての人の、覚醒と癒しのために・・・。
May both awakening and healing be with you.
Mio
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人生における、美学を考える•••
エステティックス•カフェ
“Cafe Carpe diem”
静かな、海辺の町にある、カフェ•カルペディエムへ、ようこそ。
本日は、私、マダムMioが、何故このカフェを開店することになったかを、お話ししましょう。
その前に、少しだけ、店内をご案内しましょう。
店内に入ると、先ず、皆さんの目にとまるのは、このシャガールのリトグラフでしょう。
ここに描かれた、幸せそうな恋人達がとても気に入っているの。
開店祝いに頂いたものだけれど・・・。
そして、アンティークの椅子とテーブル、昔私の祖父の書斎にあった、チッペンデールのデザインのマホガニーの机と本棚。
そして、何より、圧巻は、全面ガラス張りの窓から見える、碧い海!
そして、夕刻には、白い壁が夕日を浴びて、オレンジゴールドに輝くのよ・・・
素敵でしょう。
お店の自慢は、これくらいにして、皆さんには、これまでの、経緯を、少しづつ、お話ししましょう。
子供時代
私は、幼い頃から、随分と変わった子だった様で、いつも、私は、何故、此処に居るのか、そして、何の為に、生まれて来たのかを、考えていた。
五歳の時、初めて詩を書いて、周りの大人を驚かせたりしていたみたい。
母は、病弱で、幼児期は、時折、母の実家に預けられていたりしたので、祖父母にはとても可愛がられたのだけれど、小学校の低学年から中学生までは、所謂、ヤングケアラーだった。
母の看病と家事をしなくてはいけないし、父は、仕事でいないし、兄弟姉妹もいないし、自分で何でもしなくてはいけなかった。
母は、とても厳しい人だったから、甘えることも許されず、とても子供の手とは言えないアカギレだらけの手をしていたし、お友達とも遊べなかった。
学校の勉強どころではなかったけど成績は、中学までは、良かった。
そのかわり、沢山本を読んで、辛い時は、楽しい空想の世界に逃げ込むことが出来た。
毎晩、枕が、涙でグッショリぬれていても、私は、空想の中にダイブして、楽しい夢を見ながら、眠りについていたのね。
その妄想癖が、授業中、高校生になってからも抜けないで、成績はあまり振るわなかっだけど、中学の頃、親に買って貰った毎月配本される、フランスで印刷された、アートデュモンドに夢中になって、美術に熱中してたの。
絵を描きたいのではなくて、絵画そのものに熱中していた。
就職、結婚、そして教室
結局、美大へはいかず、染色家を目指し、染色科のある学部に編入しようと思い、何故か同じ学校の英文科に進み、でも、繊維やファッションに関連した仕事に興味があり、就職は希望通りアパレルの営業に・・・。
一年も経たずに、結婚の為退職し、五年ぶりにできた、最初の子を事故で流産してしまい、近所の人たちが慰めてくれて、気が紛れるからと、お子さん達に英語を教えてくれないかと頼まれたの。
翌年の流産した日と同じ日に、男の子が生まれ、その子が三歳になった頃、英語を習わせようと探したけど、近くには無くて、それならば、自分で開室しようと思い、大手出版社の教室からスタートし、その頃は、2人目の女の子が生まれていたのだけれど、同じ様に教えていても、成績に差が出るのは、何故?と思い、ある時、本屋さんに飛び込んで、本のタイトルは忘れたけれど、その本の目次に”貴方達の脳は、未開の原野である。”と言う一文に出会い、どうやら、潜在意識を使うことで、解決すると直感的に思い、それから、手探りの実験的授業が始まった。
潜在意識とイメージ•リーディング
何故か、うちの教室では、成績の振るわない子を預かると言うことで知られて、優秀な子も来ていたけれど、別の教室の先生からは、そんな子を引き受けると、生徒が集まらないと言われてしまい、それでも皆が志望校へ合格し、成績が悪い子ほど、切実なので真剣で、成果は絶大だった。
ある子は、「お前が、もしも受かったら、逆立ちしてやる。」と学校の先生に言われ、合格後、その先生に冗談で、「逆立ちしてもらいましょうか。」と言ったら、先生は嬉しそうに、勘弁してくれと言われたそうだ。
私のした事は、ただ潜在意識の存在を子供達に感じてもらう事と、自分には、出来ると信じてもらう事だけだった。
母に子供を見てもらいながら続けていたけれど、母の死後は、さらに、幼児や胎教、障害児、小中学生のクラスを併設しながら、同時に、母親の勉強会や健脳食の料理教室、大人のヒーリング講座開設まで、時間外にやっていた。
お母さんたちは、子供が直ぐに成果を出さないと躍起になり、お子さんは、それに対して拒否反応の悪循環に陥るケースが増えてきた。
そこで、種を撒いたばかりで、そんなに早く芽を出せと急かせてはいけないことを分かってもらうために、やはり、時間外に、小学3年以上の希望する生徒には、イメージ•リーディングをすると、驚くことに、多くの子ども達が、胎内記憶や過去世を語り始めたの。
そしたら、抱えていた問題が解決し始めて、自分の進みたい道が見え、集中してお勉強できる様になったり、心が安定すると、知らず知らず何かに打ち込めると言うことがお母さん達にもわかり始めたら、更にいろんな成果が出はじめた。
さて、今日は、これくらいで、私のお話しは終わり、もう直ぐ、閉店の時間ですもの。
また、私の話し聞きたくなったら、いらして下さいね。
最後まで、お付き合い下さり、ありがとうございました。
今度は、具体的な事例をお話し致しましょうね。
それでは、また•••”a bientot!”
Mio
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