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英検1級合格までの勉強について(1次試験)

23年度第2回の試験で、英検1級に無事合格しました。

これから受験される方へのご参考となればという想い、かつ自分自身の備忘録として、どんな勉強をしたか書きとめておきます。

24年度から英検の試験内容が変更となるため少し異なる点が出てくるかと思いますが、それをふまえてお読みいただければと思います。


受験までの背景

大学生のころ、2015年にTOEIC900点を取得していました。英検受験については、高校生以来なのでかれこれ10年以上ぶり。まずは英検の形式に慣れようと、準1級を22年10月に受験しました(SCBT)。

英検準1級

準1級受験にあたっては、割としっかり時間をかけて「完全制覇」シリーズ(単語帳、リーディング、リスニング、英作文それぞれ1~2周)と過去問(3年分くらい)に取り組みました。スピーキングはさらっと「面接大特訓」を読みました。

TOEIC高得点でも、「英検を受けたことがない」「学術系の内容に抵抗がある」「英検に慣れたい」という方は、いきなり1級に挑戦するのではなく、急がば回れで準1級を受けてみるの、おすすめです。段階的に、負荷少なく英語力を伸ばしていけるので。個人的には、普段リーディングをあまりしていなかったので感覚を取り戻せてよかったです。

TOEIC930点

また、22年11月のTOEICで930点を取得。

使用した参考書は、「公式TOEIC Listening&Reading問題集8」「TOEICテスト新形式精選模試リーディング」「TOEIC L&Rテスト文法問題でる1000問」「TOEIC L&Rテスト990点攻略」「出る単特急金のフレーズ」「上級単語特急 黒のフレーズ」です。

何周もしているものもあれば、少ししか取り組めていないものもあります… TOEICについては、また別の機会にご紹介しますね。

英検1級不合格(2回)

そしてその後、1級に挑戦。22年第3回の1級をGP-1、23年第1回をGP-5で不合格。単語帳とリーディングを進めていたくらいで、完全に勉強不足が要因でした(1回目は、疲労で時計も忘れてしまったほど)。

勉強方法(1次試験)

まず過去の結果を分析し、自分の苦手な分野(語彙、リーディング、ライティング)に重点的に取り組むことを決めました。また、私は仕事と勉強の両立がうまくないタイプなので、受験の1ヶ月前〜仕事量を減らしました。

使用テキスト

「完全制覇」シリーズ(語彙問題、リスニング問題、英作文)・「単熟語EX」(ジャパンタイムズ出版)、「英検1級長文読解問題120」「英検1級過去6回全問題集」(旺文社)を使用しました。

学習プラン

3か月前
ー「単熟語EX」「語彙問題 完全制覇」「英検1級長文読解問題120」を用い、仕事のあいまにコツコツ淡々と取り組んでいました。平均すると1日1時間くらいの勉強量。

1か月前
ー上記にプラスして「英作文 完全制覇」に取り組みつつ、ココナラで英作文添削を5回ほどお願いしました(やっぱり、プロからご指摘いただくと背筋が伸びます)。1日平均1時間ほど取り組みました。

2週間前
ー仕事をまたぐっと減らし、「語彙問題 完全制覇」「英検1級過去6回全問題集」に特に重点的に取り組んでいました(語彙問題は2~3周程度)。リスニングは苦手なパート(Part2と4)を「リスニング 完全制覇」の模擬試験で確認。勉強時間は1日平均2~3時間程度。

1週間前
ー家にこもり、ひたすら語彙を固めていました。このあたりでYoutubeを見て受験のテクニック・コツを学びました。

結果

当日、ライティングで得意分野(社会福祉)が出題された幸運もあり、無事合格できました。

語彙問題は半分くらいの正答率だったので、やっぱり課題はここやな…と思った次第です。


↓続き(2次試験)はこちらからどうぞ。

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