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英検1級合格までの勉強について(2次試験)

23年度第2回の英検1級(2次試験)に、無事合格しました。

このページでは、「2次試験(面接)でどんな対策を行なったか」について記しておきます。

↓こちらの記事(1次試験編)の続きです。

1次試験後の自己採点で「おそらく受かっている」という感覚があったため、次の日から面接対策を始めました。

私個人は、多くの日本人と同じようにスピーキングに苦手意識があったため(日本の義務教育を受けるとそうなりますよね…)、試行錯誤しつつ、入念に準備をしておきました。


勉強方法(2次試験)

日本語でも面接が苦手、英語となるとなおさら頭が真っ白になってしまう…ので、とにかく「誰かと話すことに慣れよう!」と、オンライン英会話などを活用してとにかく発話量と回数を増やしました。あとは引き続き仕事量抑えめで、英検第一の日々を過ごしていました。

使用テキスト

「1級面接大特訓」(Jリサーチ出版)、「英検1級 過去6回全問題集」(旺文社)、「準1級 英作文完全制覇」「準1級 リーディング完全制覇」(ジャパンタイムズ)を使用しました。

学習プラン

1か月〜1か月半前(1次試験直後)
ー「1級面接大特訓」を自分で進めつつ、ココナラなどを使用して3回ほど面接対策のレッスンを受けました。また、ネイティブキャンプに1ヶ月登録し、毎日15~30分ほど、オンライン英会話(英検準1級やニュースの教材を使用)に取り組みました。

3週間前(1次試験の結果発表後)
ー「1級面接大特訓」は難易度の高い語彙や言い回しが使用されているため、進めるのが億劫になってしまい…。最初は暗記するくらい取り組もうと思っていたものの、この方法は私には向いていませんでした。なのでいったんお休みし「英検1級 過去6回全問題集」に掲載されている過去の面接テーマに取り組みました(時間を測りスピーチをしたり、模範解答の音読をしたり)。また「準1級 英作文完全制覇」「準1級 リーディング完全制覇」の内容や表現がちょうどスピーキングに使用できそうだったため、あいた時間に音読を繰り返しました。

1週間前
ー後半は、ココナラやネイティブは利用せず、ひたすら自分ひとりで即興スピーチ(引き続き「英検1級 過去6回全問題集」のテーマを使用)や音読(「準1級 英作文完全制覇」「準1級 リーディング完全制覇」を使用)を行いました。あらゆるテーマについて満遍なく、拙くても黙らずにスピーチをできるよう、パッと理由を2つ思い浮かべる練習にも取り組みました。

結果

当日は「会話を楽しもう!」という気持ちで臨み、全体を通して落ち着いて受け答えができました。テーマを選んでいる時は頭が真っ白でしたが、選び終えた後はとにかく目の前の試験に集中。

テーマは、「賛成か反対か:若い人は文学をより学ぶべきだ」を選び、実学が重んじられ過ぎていることや、芸術により想像力を養うことの必要性などについて話しました。

我ながら、思ったより高得点でびっくりしたのですが…。ショートスピーチは早く終わりすぎちゃいましたし、語彙も難しいものは使いこなせないので(そこまで頭が回らない)、自然と口から出てくる2級~準1級のレベルを使用していたと思います。

ただ、リスニングは割と得意なのでQ&Aはスムーズでしたし、語彙・文法は同じものをなるべく使わず、言い換え表現を工夫していました。そこを評価していただけたのかなぁと思います。

これからのこと

面接の練習が辛すぎて「1級に受かったらしばらく英語の勉強はお休みかな」と考えていたのですが、面接本番が思いのほか楽しかったので、英語の勉強は引き続き、淡々と続けていきます。

ただ、資格試験については、この1年「準1級・TOEIC・1級」とコンスタントに受験して少し疲れた…ので、しばらくは特に何も受ける予定はありません。

現在通っている通訳学校の進級を目指すこと、日々の英語学習を継続すること、このあたりを当面はがんばっていきます。英語の勉強方法やコツ、通訳学校での学びなどについては、別の記事で随時ご紹介していきます…!

かなりざっくりでしたが、どなたかの1級受験の際の参考になりましたら、とても嬉しいです。



●英語学習のTipsをマガジンにまとめています。ぜひ、ご一読ください。


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