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今日のわたしはとんでもなく豊か


一時期、まだ「毎日note3年チャレンジ」をやっていた頃、”noteの編集画面で直接、記事を書く”ということができなくなったことがあった。

どういうことかというと、このシンプル極まりない編集画面にもかかわらず「これは入力のインターフェースなんだ」と思ってしまうともうダメで、これからアップする用の記事を書いていると思うともうダメで、わざわざ日記用のwordをつくって、フォントは”ゴシック”でもなく”明朝”でもなく”クレー”にして、そうしたらやっと落ち着いて書き始めることができた。
そんな一時期があった。

書けないときにはいろんな工夫をした。ツールを変えるのもそうだし、フォントの種類を変えたら書きやすくもなった。必ず冒頭に「今日は木更津へ。」みたいに、行った場所ややったことをぱっと端的に書くことから始める、というルールをつくったら書きやすくなったし、最後の締めに「あんにょん!」を生み出してからは、締めやすくもなった(ところで韓国語の勉強からはすっかり遠ざかっている)。

意味があるのだかないのだかすら微妙な、なにかとても小さな部分を1ミリ変えるだけで、動き出すということを何度も体験したと思う。
けれどもまあ、「なんでもいいからなんか書く」と決めてPCを開いてしまう、というのがいちばんパワフルではあったかな。


玄関に花を飾るようになってからしばらく経つ。
そしてその「お花を飾る」という行為のいきおいは止まらず、今は玄関の他に、リビング、トイレ、洗面所にも飾るようになった。飾っていないのはふたつの子ども部屋くらいかもしれない。あと寝室。

玄関の花瓶はすこし大ぶりなのでそれなりの「花束感」のあるボリュームを飾ってはいるが、リビングはミニブーケくらい、トイレは数輪、洗面所はダメになりかけてうんと短く切ったお花を小さな花瓶に差すくらいだから、そこまでの負担ではない。

二日にいっぺんくらいの頻度で家中の花瓶を集め、花々を取り出して茎をあらう。ぬめりは細菌らしいので、それを落としておくと長持ちするそうだ。同様に花瓶も食器用洗剤でしっかり洗い、さらには花ばさみも使用したあとは洗浄する。
これが、花を長持ちさせるコツだとものの本に書かれていた。花の茎を洗うこと。花瓶を洗うこと。はさみを洗うこと。

「あなたにとっての豊かさとは?」

この問いが、あるときは投げられる側に、また別のときは投げかける側にいて、よく考えていた。答えはひとつじゃないと思うし、そのときどきでちがっているものだとも思う。

今日のわたしにとっての豊かさは、おうちを花で飾ることだった。

朝に1件コーチングセッションが入っていただけで、あとはオフ(=ひとに会わない日)にしようと決めていた。早めのお昼ごはんを『メンタリスト』(二巡目なのになにひとつエピソードを覚えていない自分に戦慄……)を見ながら食べて、ニカちゃん(5ヶ月子猫)と一緒にお昼寝をして、目が覚めて花を買いに出かけた。

だれとも話したりすることはなかったけれど、花をぱちぱち切ったり挿したりしながら、わたしの頬はやわらかくゆるんでいたと思うし、なんなら声に出して「ふふふ」と笑っていたかもしれない。

今日のわたしはとんでもなく豊かだな、と思った。そのあとすぐに「でもそんなに豊かでいいのかい?」という心の声がして一瞬不安になりかけたけれども、「いいってことよ!」と元気に答えることにした。


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