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094.「これはわたしには素敵すぎてむり」と気が引けるときこそ、それを選んでみる


わああ、ついにあと6日となりました。近づいて、ゴールが見えてきたらどんな気持ちなんだろう。さぞかし嬉しいに違いない!と思っていたような気がするけれど、思いのほか静かな気持ちです。

noteでは、自分なりに思いつく限りいろんなことにチャレンジしようとしてきたけれど(毎日更新、有料記事、メルマガと連動、ランディングページ的活用、集客、詩を書いてみる、などなど)、今日は“ワンライ”チャレンジをしてみる。

ワンライって聞いたことある人いるかな? ええと、pixivとかに自分で自作の小説や同人的な作品を投稿している人はきっとご存知だと思います。同義語に“ワンドロ”という言葉もあって、要は1時間以内に、イラストや漫画のドローイングをアップする。1時間以内に小説やショートストーリーのライティングをアップする。という制限時間つきのクリエイションのこと。

いつもわたしは気の向くままに時間はてきとうに書いてきているんだけれど、いよいよ100日を超えてその先を見据えたときに、これまでの10Kとかハーフマラソン的な領域から、フルマラソンの走り方に変えなくてはいけない、そういう要素も取り入れていかないと、息切れしちゃう!ってことで、短時間に書ききるというトライアルをやってみることにする。

1時間だとふつうの日々のnoteと変わらないので笑、20分で書き切ってアップする日。それが今日です。何が出るかな。何が出るかな。てか、どれくらい書けるんだろう。

書きたいことは、着々と進んでいる「ココナラで出会ったフリーの見知らぬインテリアコーディネーターさんとの、リビングダイニングのインテリア相談案件」についてだな。

このやりとりが、ここ最近1〜2日に1回くらいの頻度でゆるく進んでいて、「ヒアリングシートへの回答」→「部屋の各壁の寸法を連絡」→「3Dでなんの家具もない状態を作成」→「コーディネーターさんからの希望イメージを理解するためのサンプルインテリア図が20枚くらい送られてくる!」→「その中で3つに絞る」→「その好みをもとに、これから2案作成して、納品します!」(今ココ)という感じの流れなのです。

これが超ワクワクもので、いや、まだ現状は何にも進んでいないんだけれど(着々と物は減り、手当たり次第に磨かれてはいるが)、サンプルインテリア図を見ているだけで泣きそうになってしまった。素敵すぎて。

素敵すぎて、なんかね、怖くて選べないの(笑)。別に、わたしの希望を理解するためにためしに選ばせてくれている見本なのはよーくわかっているし、間取りだって天井の高さや採光だって、現状の我が家とはまったく異なるわけだから、そうはならない!ってわかっているのに、「こ、こんなすてきな空間にいたら、わたし発狂しちゃうかも。ていうかこの空間にいる自分が想像できない。この空間に対して、自分をゴミのように感じる...!(爆)」ってなるのにびっくりした。

さめじまさまが、その空間にいて喜びを感じるサンプルを選んでくださいね!と言われただけなのに、どの空間も素晴らしすぎて、自分にはまるでそぐわない、と反射的に思ってしまうのだ。

これは、いつも仲良くしてくれているお友達でありメンターでもある、ゆきさんとのお洋服の同行ショッピングでもいつも感じる感情なので、よくわかる。ゆきさんが、「みおみおにはコレ♡」と選んでくれる服をみるといつも「これはわたしには無理ですー!」って全否定したくなってしまうんです。

いつも、自分にはとても着こなせないよ!ってものを選んでくれている気がして、気がひける。何に、引けているんだかはわからない。とにかく、引けてしまうのだ。

それでも不思議なことに、ゆきさんのセレクトしてくれた服を着てみると、感情的には「うれしはずかし」という感じになる。嬉しい。でも恥ずかしい。でも、やっぱり確実に嬉しいし、確かにこんな服を着ている自分ってすてきだ。と、いろんな気持ちが入り混じる。

そしてさらに不思議なことに、1、2ヶ月後とか3ヶ月後くらいになると、「あの時の自分は何を戸惑っていたんだろう?この服、最高じゃん!」と、気後れすることなくそれらの服を普段使いしている自分に出会う確率が、これまた非常に高いのだ。

なので、ボディートークもそうだけど、身体とか感覚とか意識は、少し先の未来を知っていて、そこに合わせようとしている部分があるのかもしれないって思う。わたしは、クライアントさんには「ピーキング」という言葉を使ってる。

今じゃない、今ももちろん大事なんだけど、少し先の意識に合わせてなにかを変えたり、整えようとする仕組みが人間にはあるような気がする。


としたら、今、このすばらしくすてきなインテリアを求めているのは、今の自分ではなくって、ちょっと先の自分なのかもしれないではないですか。


と、そんなふうに一生懸命気を取り直して、えいや!っと、一番好きなサンプルを選んで送ってみました。

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ちなみに、コレね。

うわー。って思って、ないわーありえないわー。って思ったんだけど、いやいや待て待て。選ぶだけじゃん。選ぶのはタダジャン。と、気をしっかり持って、超がんばってこの住空間にいる自分を想像してみたりして(気を失いそうになったけど笑)。

本当に自分にとって、服とかインテリアとか美容っていう「目にみえる美しさとか心地よさ」って鬼門なんだな、と改めて感じる日々。自分を満たしてあげましょう、だなんてもっともらしいことを人に言っているくせに、家具ひとつ満足に購入できないもんなあ。


まだ、実際にインテリアの案が納品されてきたわけではないけれど、たったの数千円でここまでの体験ができただけで自己認識的には超おいしい体験だったな、と思ったよ。これからの進捗にもご期待ください。

目指せホテルライクでラグジュアリーな北欧モダンテイストのリビングダイニング(謎の呪文のよう)!(ちなみにここまで書くのに25分でした。若干制限時間オーバー。)






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