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カラスの巣立ち、見守り中。

 今週月曜日から、見守っているカラスの子どもですが、今日、木曜日現在、元気に育っております。

 それは、ひとえに、(おそらく)近所に住んでいる、優しいお兄さんのお陰なのであります。
 私は、見守ろう、とは言ったものの、具体的に何をしたら良いかもわからず、結局、ただ見ている=放置、となる所だったのです。
 そこへ、彗星のごとく現れた、鳥にめちゃくちゃ詳しいお兄さん!
(ここで、ジャジャーン!とかそういう、効果音鳴らして下さい。脳内で!)
 できすぎみたいな展開ですが、本当の話。

 お兄さんは火曜日にはカラスに簡易型住居を与え、水曜日には、素敵ハウスを施工しました。それがコチラ↓

仮設住居


バージョン・アーップ!!

 カラスの子どもは、巣から落ちてやはり少し羽根を痛めていたらしく、また、エサも自分ではみつけられないため、空腹で弱っていました。カラスの親は、巣から落ちた子どもの面倒は見ないそうです。
 お兄さんが、水分補給も兼ねて、必殺☆ちゃおちゅ~る を与えると、みるみる元気になりました。
 バージョン・アップ・ハウスの持ち手にぶらさがっている丸い物は、つついて食べられるエサで、自分でエサをみつけられるようにするための訓練グッズだとか。

 そんな、鳥の事なら何でも知っている、さかなクンみたいな、あなたは、一体?誰?誰なの?

 おばちゃんの、執拗な詮索にも、あまり答えず、せっせとカラスの子どもの世話をする、シャイな青年であった。

 あまり、過保護にせずに、なる早で独り立ちできるように、引き続き見守ります。

 世話は、ほとんどお兄さん担当で、私はカラスをつついたり、刺激しそうな人物がいたら注意する「カラス警察」になっております。(窓から見張っています!ウォッチング・ユー!気をつけな!)

 近くに保育園があるので、親子連れの方が帰りに様子を見ていったり、近所のお年寄りものぞきにきたり、通りがかりの人も気がついてきて、ちょっとした話題のスペースになってきたので、少し心配なんですが、一番の問題は、うちの猫!

 あれから、猫には事情を話し、少しパトロールを控えてもらえないかとお願いしましたが、案の定、

「なんでワシがそんなんせなアカンねん!パトロールせな、ワシのシマ守られへんやんけ」

 ごもっとも。で、とりあえず、朝と夕方のパトロールでしばらくは我慢してもらい、その間、私はカラスを見守る事にしました。
 カラスがカゴの中でじっとしていれば、あまり注意を引かないみたいなんですが、これから動きはじめると、そうもいかないから、しばらくは色々と考えつつ。

 カラスの子どもが早く飛べるようになって、独り立ちしてくれればいいのだけれど。
 今日は、自分からカゴを飛び出して、ホップしたり、羽根を広げてみたり、と2~3日前よりだいぶ活発になってきました。
 でも、いつ何があるかわからないので、祈りつつ、できるだけ見守り、頑張ります。
 また追って様子をお知らせできれば、と思っています。

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