「サカラボ」vol.5~ようこそ林さん!人がいきいきしている社会とは~
1.はじめに
今日は、この会を始めるきっかけの勉強会で、一緒に感想共有をしていた「林千里さん(以下ちぃちゃん)」が東京から、吉賀町に来てくれました!益田市のイベントに来るついでに来てくれたのです!(感激!!)
サカラボの存在は1回目の時からずっとお伝えしていたので、念願のリアルサカラボです!
2.林千里さん(ちぃちゃん)とは?
実は、私も含めサカラボメンバーは、ちぃちゃんが何者なのか!?あまりよく分かっていませんでした。ただ、初めてお会いした時に「いい人そう!!」と感じたのです♪
ちぃちゃんは、東京大学大学院教育学研究科「牧野篤先生」のもとで社会教育×学校教育について学ばれています。行動力!そしてフットワークの軽さ、人の話を聞く天才的スキルを持ち合わせた、ステキな女性です!
一緒にいるときの安心感や頼りになる感がたまりません…!
「さとのば大学」でもお仕事をされているようです。このページにちぃちゃんの紹介も載っていました!
ちぃちゃんのこれまでについての話もたっぷりあったようですが、ちょうどその時間、私は子どもたちの寝かしつけ中で話が聞けずで残念でした。
その話を聞いたメンバーの一人は「すごいドラマだなぁ~」と言っていました。次回聞かせてもらおうと思います♪
3.最近感じる課題感
さてさて、ここからがサカラボ本編です!
まず、それぞれが感じている最近の教育や社会に対する課題感を共有しました。
があがってきました。
その後、益田市について感じていることなどの話をちぃちゃんから聞きつつ…重要な問いがでてきます。
4.人がいきいきできる社会とは?
教育の在り方を考えるときは、最初に教育を考えるのではなく、目指していく社会のあり方をまずは考えることが必要だと考えます。
こんな社会で生きていきたい。を思い描いていないのに教育はこうあるべき!を考えるのは、本質的ではありません。
そこで、今回は
「人が生き生きできる社会とは?」をテーマに話すことにしました!
5人それぞれが考える「人が生き生きできる社会」について出し合いました。
その話をしながらどんどん話が広がり深まっていきます。
5.ワクワクできる社会とは?
ちぃちゃんが言ってくれた「ワクワクできる社会」について、より具体的に話していきました。
まず、なぜワクワクできないのかをまとめます。
この状態でない状態が、ワクワクできる人が多い社会なのかなと。
そんな社会をつくるために、教育でできることは、
AARについては、こちらのnoteの記事がとっても分かりやすいなぁと思いました!
ワクワクできる社会を作るには、ワクワクできる学校や教室を作りたいですね!どうしてはいけないかを考えることで、じゃあどうすればよいかが分かってきます。
6.ハンカチの真ん中を引っ張る
今回のサカラボで、めちゃくちゃ分かりやすい!整理される!と評判の考え方を紹介します!
ハンカチを広げて真ん中で引っ張った様子を想像してください。
引っ張ったところが富士山の頂点のようになり、きれいなピラミッド型になりますよね。
登山の例えを使って勝手に3つに分けて説明します。
この考え方を使うと、企画しているイベントは、どのタイプの人に来てもらいたいのかを整理しやすくなるし、自分は今どの位置にいそうかな?を客観視することもしやすくなります。
山の種類はたくさんあるので、山の種類によって自分の立ち位置も違ってくると思います。
この分野については、自分は8号目だな!逆にこの分野は登山口だ!と自己分析にも活用できます。
7.飛ばないノミと飛ぶノミ
吉賀町は人口規模も小さく、小学校のクラスも少ない所は4人、多くとも20人強です。
幼少期を少数の凝り固まった人間関係の中で日々生活していくことになります。
それは、よい関係性を築くことができれば安心感につながると思いますが、そうでない場合は辛いですね。自分の能力に小さい時から蓋をしてしまう状況になり。最初に話題に挙げていた「ワクワクする」状態とは程遠くなり、自分にも自信がなくなって、無気力になってしまいます。
ちぃちゃんがノミの話を教えてくれました。
詳しくは、以下のサイトが分かりやすかったです。
そして、1センチしか跳べなくなったノミがまた30センチ跳ぶ方法があるそうです。
それは、そのコップの中に30センチ跳べるノミをいれることだそう!
これを学校教育と社会教育という文脈で考えてみると…
限られた人数や資源の中で頑張っている学校教育。
そこに、10号目タイプのような人(教員、地域の人、子ども…)を出会わせて、共に影響し合うような関係性を築く。
すると全員ではなくても数人が登山口から1合目、2号目と挑戦していく。そんな姿を見て、また別の人が1合目、2号目と登っていく。そんな好循環が生まれていくことが分かりやすく説明できるようになりました!
子どもたちに出会わせたい人も、登山道の例えを使えばより整理されます。
登山口タイプの子たちが多いクラスに、10号目タイプがいきなりハードルが高すぎるから1や5くらいがいいいんじゃないか?など、どういう人にどういう意図で出会わせるかを考える時にも使える考え方になりそうです!
ある組織や集団においての自分の立ち位置を整理するときにも、同じように使えそうです。
8.動画添付というワザ
ここで、話は大きく変わりますが石飛さんの実践しているおもしろ技を紹介します。
仕事上のやり取りは、文章でのやり取りが多く、微妙なニュアンスを伝えるのが難しく、ぎくしゃくしがちですよね。
その点を打破するナイスアイディアを教えてもらいました。
資料の紹介を自分の音声解説付きの動画データにして送る!というものです。
実際の物を聞かせてもらいましたが、「斬新だな~」というのが正直な感想でした!
でも、「ここに書いてあるので見てください」よりも、その人のい人柄や文章では伝えきれない大事なことが伝わるステキな手法だなと思いました。ワクワクしながらよりよくしていきたい!と日々考えているんだろうなぁと…石飛さんは、まさしく10合目タイプです♪
9.ふりかえり
約3時間、本当に楽しく深い深い話がたくさんできた学び深い時間となりました。いつものサカラボは午前3時とか4時までやってしまうのですが、今日は12時頃で終わろう!と約束しました。(結局1時くらいになっちゃった…)
最後に、今日の感想をお互い伝え合いました。
そして今回も、哲朗おなじみ、何目線発言もありました(笑)
ちぃちゃんにも何かメッセージを伝えよう!といっていたのですが、
哲朗は、自分の感想を言った後、その流れで
「林さんについては…」
と、まるで議題のように話していくのでみんなからツッコミが入りました(超余談)
10.林さんについては…
また来月9月もサカラボを開催します!なんとそのときもリアル参加をして下さるとのこと…!!ご無理のない範囲でと思いつつ、めちゃくちゃうれしいのと楽しみなのとで、ワクワクしております(^^)
今回のサカラボは、具体的に何かを調べるというよりも、それぞれの在り方を見つめ直せた、本当に大事で豊かな時間となりました!ありがとうございました♪
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