「教員の元気が出る会」とは
この会の最大の目的は…
教員が、元気になること!
シンプルにこれです。
このタイミングで、この会をやりたいと思った気持ちを記録に残させて下さい。
私は、埼玉で教員をしていたとき、多くて6クラス、少なくとも2クラスの学年しか受け持ったことがありませんでした。
ちょっと大事な単元は、学年の先生達と相談して授業を作ったり、日々の授業も放課後職員室で他の先生と一緒に授業準備をしたり、共有したりが当たり前でした。
私は、その時間がすごく楽しいと感じていました。一生懸命準備した授業のときは、子どもたちの様子が全然違ったからです。
逆に、準備不足な授業のときは、悲しいくらいに先生も子どもも辛い時間が流れたものです。
あぁ、思い出しても申し訳ない。
学校にいる時間のほとんどは、授業の時間です。
その時間に1番力をかけたい先生がほとんどだと思いますが、現状はどうでしょうか。
学校行事、校務分掌、委嘱研究、生徒指導、保護者対応…
子ども達が帰ってからも、こんなにあるの!というくらい業務に追われてしまっているのが多くの学校の実情ではないでしょうか。
さぁ、明日の授業の準備を…と思ったら18時、19時をすぎていて。。
あぁ、今からあれもこれも…
もう無理だ。
指導書通りでやるか。
なんのために、教員になったんだろうか。。なんて、よく思っていました。
津和野では、1人で授業準備をしておられる先生が多くて、みんなでアイディアを出しながら授業を考えたら楽しいのになと常々思っていました。
そんな時、谷上さん長島さんとご飯を食べに行く機会があり、じゃあ、勉強会やろうよ!と話が進み、1回目の会が開催されました。
はい!
ここまでは、ただの振り返りでしたw
学校の先生の仕事は、もっと楽しい仕事なはず。楽しくできるはず。
教員の元気が出る会は、もうすぐ10回目になります。
最初は、単純に教材研究をみんなで集まってしたら楽しいと思う!
ではじまって、参加者も小学校教員関係者だけでした。
そこから中学や高校、地域の方、大学生、高校生。と参加者の幅が広がっていきました。
その中でゆるやかに変化していく思いがありました。
手段は何でもいいから、明日、教員が元気に子どもたちの前に立てればいいのかもしれない。
人によって、それは明日の授業準備ができていることかもしれない。
それは、誰かに話を聞いてもらうことかもしれない。
それは、仕事のことを忘れて違うことを考えることかもしれない。
それは、飲みに行くことかもしれない。
何でもいいのかもしれない。
元気と思うのは、その人自身だから。
何をもって元気とするかは自由だ。
今の教員の元気が出る会は、教材研究をみんなですることを手段として元気が出てほしいと思っているけれど、ガチガチに決まっていることじゃないから、いろんな元気がでそうなことを試せる場になるともっといいかもしれない。
余白を残して、みんなでその時間の過ごし方を考えていきたいな。
継続して続けるからこそ気づけることがたくさんあるのでこれからもどんな規模になろうと続けていきたい会です(^^)
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