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津和野町教育魅力化コーディネーター記録

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2019年より、津和野町教育魅力化CNは3人体制となりました。 「教育魅力化コーディネーター」という仕事についての記録です。
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#教育魅力化コーディネーター

津和野町教育魅力化コーディネーターを終えて

2018年~2020年までの個人の記録です。 聞き慣れないこの仕事についた経緯、魅力・課題・可能性、今後の生き方を書き残したくて書きました。長いですが、読んでいただけると嬉しいです。 1、私のねっこ 私は、富山県生まれ、富山県育ち。 AB型であることに誇りを持って生きていて、周りと違うことをすることに至上の喜びを抱く性格です。  大学から埼玉に進学し、そのまま埼玉県で公立小学校教員を7年務めます。  小さいときの将来の夢は、「薬屋さん」「警察官」「スポーツトレーナー」どれも

津和野町でコーディネーターとして働くとは

 島根県津和野町には、様々な「教育魅力化コーディネーター」が暮らしています。  今回は、そんなコーディネーター達による、コーディネーターとして働く上での「やりがい」や津和野町でコーディネーターをさせていただけることの「価値」などについて話します。  それぞれの感じている思いをどうぞ受け取ってください。  こちらは、前回のnoteです。  前回は、津和野高校教育魅力化コーディネーターの牛木力さん、山本竜也さん。町営英語塾HAN-KOHスタッフ玉木愛実さんの3名に、今の仕事の

プレッシャーを考察してみる

はやいもので、津和野町に来て1年3か月がたとうとしています。 1年目は、ただただ毎日ワクワクして、やってみたいことで溢れていて、やりたいが叶う町だと思っていました! 思い返してみたら、大変だったこともあったと思うけれど、そんなことは一切気にせず、自分の欲望に忠実に(笑)ひたすら突っ走っていました。 2年目を迎えて、後輩CNが2人増えて体制がガラッと変わったり、昨年度の反省点が見えてきたり、見えていなかった細部や町の全体像が見えてきたり。 これからの自分の行く末を考えすぎた

外に出たからこそ。

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教育魅力化コーディネーター考察

今日、とてもうれしいことがあった。 たまたま宮城から津和野に来られた方に、 「もしかして、note書いてますか??」って! はい!!私です!! だれも、見てないだろうな~と思って書いていたけれど、そんなことなかった! 書く価値があるのかもしれない。残す価値があるかもしれないので、久しぶりに書きます。 この「教育魅力化コーディネーター」という職業は、一見するとよく分からない。 私なりに考えている、コーディネーター(以下CN)の在り方について、今日は記録しておこうと思い

7ヶ月目の考察

この仕事を始めて、あっという間に7ヶ月目。 何かをコーディネートする仕事をするならば、きっと大切だと思うことを記録しておこう。 ・活動のねらいは外さない ・なんのため、誰のためにやっているか常に頭にいれておく ・合意形成をしながら、多様な人を当事者としてゆるやかに巻き込んでいく ・みえないつながりを見えるようにする ・たたき台は作るが、完成は意見をもらいながら一緒に作り上げる ・活動後のふりかえり、感謝を忘れない ・ホウレンソウは最重要事項 ・あらゆる人の間に入る、第

働き方改革じゃなくて、仕事の仕方改革じゃない?

世は、働き方改革が叫ばれている。 でも、ちょっと待てよ。 仕事の仕方や仕事への意識を変える方が優先すべきことじゃないかな。 私は、去年小学校教員7年目。学年主任で大卒初任者と組む、生徒指導主任、7年次研修、カフェの学校… この年は、教員生活の中で1番盛りだくさんだった。 でも、毎日が楽しくて楽しくて仕方ないと思った。 子供達に会えない休日がイヤだと思った。 仕事が楽しい!!ってはじめて思った。 仕事内容は変わらない。むしろ増えている。 ただ、決定的に違ったのは…

対話カードを吟味すると、これからの教員の立場を考えるきっかけになった

「小学生版対話カード作ったらおもしろそうだね!」 ではじめた企画を8月28日にやってみた。 小学校の先生と、社会教育の方と、教員経験のない対話カード経験者の方と私。 4人中3人は、小学校の教員経験あり。今回よかったのは、教員経験のない人がいたこと。 なぜか? それは、教員だけだと陥りがちな視点をずらしてもらえたから。 対話カードを作るのはやめて、既製の対話カードの活用方法を考えることにした。 ①直感でカードの絵をみて、それを説明するバージョン →これにより、カードを選ぶ

教育魅力化コーディネーター

これは、私の職業の名前。名前だけ見たらなんかかっこいいけど、「どんなことしてるの」が分かりにくい。魅力化ってそもそも何だろう。 「魅力」・・・人の心をひきつけて夢中にする力 「教育」・・・教えて知能をつけること。人の心身両面にわたって、またある技能についてその才能を伸ばすために教えること 「教育」については、辞書によって微妙に違うし、どの範囲をさすかによっても全然違うなぁというのが印象。今、「教育」についての歴史を私がまだ理解していないので、深くは話せない。 やっている

笑顔でいられたら、それでいい

今日、小学一年生と高齢者の方と交流会をしました。 従来のよくある交流は、小学生が歌をうたったり何か発表して、先生に用意されたことをやらされる感じになることが多いです。 それをみた高齢者の方が拍手する。 みたいな、交流ごっこで終わらせたくなかったので、 関東にいるときに教えてもらった 「ボードゲーム」 をやってみることを提案しました。 せっかく集まるなら、「楽しかった!」 って思ってもらいたかったので! 事前に高齢者の方にボードゲームのプレゼンをしました。 どれだったらみ

教育魅力化コーディネーター②

この仕事について、4ヶ月たった。 今感じるこの仕事について書いておこう。 初めて教育魅力化コーディネーターについて考えたのは2018年2月。 その時に思ったのは、 コーディネーターって、仲人なんだな!という自分なりの納得解。 学校と地域をまずは引き合わせて、いい感じになったら手を離す。でも、困ったら助ける。 その感覚は今も変わらないし、本当仲人さんみたいだなぁって思う。 ただ最近追加された! 学校と地域だけじゃない。 人と人をつなげる仕事でもあるなぁと! 人には、そ