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津和野町教育魅力化コーディネーター記録

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2019年より、津和野町教育魅力化CNは3人体制となりました。 「教育魅力化コーディネーター」という仕事についての記録です。
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津和野町教育魅力化コーディネーターを終えて

2018年~2020年までの個人の記録です。 聞き慣れないこの仕事についた経緯、魅力・課題・可能性、今後の生き方を書き残したくて書きました。長いですが、読んでいただけると嬉しいです。 1、私のねっこ 私は、富山県生まれ、富山県育ち。 AB型であることに誇りを持って生きていて、周りと違うことをすることに至上の喜びを抱く性格です。  大学から埼玉に進学し、そのまま埼玉県で公立小学校教員を7年務めます。  小さいときの将来の夢は、「薬屋さん」「警察官」「スポーツトレーナー」どれも

津和野町でコーディネーターとして働くとは

 島根県津和野町には、様々な「教育魅力化コーディネーター」が暮らしています。  今回は、そんなコーディネーター達による、コーディネーターとして働く上での「やりがい」や津和野町でコーディネーターをさせていただけることの「価値」などについて話します。  それぞれの感じている思いをどうぞ受け取ってください。  こちらは、前回のnoteです。  前回は、津和野高校教育魅力化コーディネーターの牛木力さん、山本竜也さん。町営英語塾HAN-KOHスタッフ玉木愛実さんの3名に、今の仕事の

「自分の強みをいかす」そんな生き方をしてみませんか?

ここは、島根県最西端の町、津和野町。 人口約7200人のこの町では、教育をはじめ、おもしろい動きがいたる所で起きています。 (島根県津和野町の風景) 「まち全体が学びの場」 この言葉をきいて、何を思い浮かべましたか? この言葉は、津和野町の掲げる「0歳児からのひとづくりプログラム」から生まれた言葉です。 「まち全体が学びの場」とは、いったいどのような場なのでしょうか? 学ぶことは、学校の中での限られた空間だけで行うものでしょうか? さて、津和野町には、様々な立場で

固執するから争う

今日は、教育の世界のことについて。 今日強く感じたことを。 たとえば、自分が「特別活動」という分野が好きで、本を読んだり、勉強会に参加したり、実践もしてきたという自負があったとする。 となりに「体育」という分野が好きな人、いわゆる「体育畑」の人がいたとする。 そんな二人が、なんとなく雑談から最近の教育事情について話している場面を想像してみてください。 A「最近は、人間関係がつくれない子が多いし、自分のことしか考えられない子も多い!もっと特活に力を入れて、どんどん学級会

「教員の元気が出る会」とは

この会の最大の目的は… 教員が、元気になること! シンプルにこれです。 このタイミングで、この会をやりたいと思った気持ちを記録に残させて下さい。 私は、埼玉で教員をしていたとき、多くて6クラス、少なくとも2クラスの学年しか受け持ったことがありませんでした。 ちょっと大事な単元は、学年の先生達と相談して授業を作ったり、日々の授業も放課後職員室で他の先生と一緒に授業準備をしたり、共有したりが当たり前でした。 私は、その時間がすごく楽しいと感じていました。一生懸命準備し

オトナとこどもの学級会vol.2.

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教育に関わるとは?

7月13日、津和野町で研修を行いました。 https://www.facebook.com/events/2397860740260584/?ti=icl 武田信子先生より 「大人は、どのように子どもの学ぶ環境を作るのか?」 についてお話がありました。 幼児教育や発達に関わることを切り口に3時間たっぷり考えさせていただきました。 今のおんぶやだっこの仕方の写真、今まで何も気にせず見ていましたが。 昔のおんぶやだっこをしている様子と比べてみると、その違いに気づき愕然とし

はじめての"総合"の授業から考えたこと。

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プレッシャーを考察してみる

はやいもので、津和野町に来て1年3か月がたとうとしています。 1年目は、ただただ毎日ワクワクして、やってみたいことで溢れていて、やりたいが叶う町だと思っていました! 思い返してみたら、大変だったこともあったと思うけれど、そんなことは一切気にせず、自分の欲望に忠実に(笑)ひたすら突っ走っていました。 2年目を迎えて、後輩CNが2人増えて体制がガラッと変わったり、昨年度の反省点が見えてきたり、見えていなかった細部や町の全体像が見えてきたり。 これからの自分の行く末を考えすぎた

外に出たからこそ。

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これまでと今をつなぐ。

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1週間が経ちました

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はじまり

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どんな家に住みたいか

「くらし」 を考えるようになった。 ただ、この言葉は捉えづらくて考えるとっかかりがほしかった。 「どんな家に住みたいか?」 っていう問いだとどうだろうか。 最近、日本の歴史を勉強し直している。 勉強の仕方は、大雑把に時代の大枠だけ勉強するやり方。 ざっくり捉えると全体の流れが見えておもしろい! 小学校の歴史くらいざっくりがいい。 家の作りは、その時代の文化がそのまま見える。 ①竪穴式住居 ②寝殿造 ③書院造 ④洋風の家 ⑤和洋混在の家 … これからは、どうなるだ