【mio＊備忘録ライブレポVol.4】Scarf & the SuspenderS Alegre Vol.55
11/9(Sat) 渋谷Glad
ちょうど2ヶ月前に半年ぶりのライブがあったScarf &the SuspenderS(以下おぺん)。
今回は８年目を迎える深夜イベント”Alegre”のvol.55。
おぺんらしさがより引き立つのでは？と期待値も高め。
なにせ自らが定期開催していた”One more step”も深夜だったんだから。。。
もう一組のゲストであるsuseddからおぺんへ繋ぐのはDJ shima！
おぺんとつながりの深いバンドやクルーの曲多めに選曲したであろうshimaさんの音楽に身を委ねていると、
ふらり、ふらりと、1人ずつ準備を整え現れるメンバー。
準備万端のメンバーを横目にしばらく回し続けるshimaさんにオーディエンスの期待値はマックス。うまいなー。笑
頃合の良いタイミングで、
“２組目のゲスト、紹介させてください！サイコーのバンド！”と言う枕詞とともに、ご紹介。
一曲目はキーボードのメロウな旋律…
その上に、真っ白な衣装のMC Scarfの前口上が心地よく乗って、これまたうまいなー。。。笑笑
ライブでは久々だった1曲名の"スカーフとトワレ"は、曲全体がしっとりしていて深夜2時半にぴったりの1曲。
曲終わりの最初のMC中、上がりきった会場から"back again！！"。
……！！！！！笑笑笑
ライブあんまりないからねー。。。笑
熱気はそのままに2曲目の"行動"。
彼らの曲の中でも比較的力強い一曲で、もう上げてくのも上がってくのも必至。
流れるようなMCで繋いで3曲目の"やりたいだけやる人"。
この曲、リズムが小気味よくてノッてしまう。
そして恒例の"即興のお時間"が……。
今回は流石のAlegreのお客様。
お題頂戴に、ぱぱぱっと手があがり、結果的に動物シリーズに…(﹡ˆ﹀ˆ﹡)
たぬきっぽいフクさんのギターと、キングギドラっぽいウッディさんのベースだったかはさておき、心地よい入り。。。
結成からセッションバンドで、且つ各々が実力あるメンバーの完全即興は見事。。。
彼らのライブはこれが見どころの一つ。。。
ひとしきり盛り上がった後は、一息つくか……と言わんばかりの4曲目の"shutter"と5曲目の"からっぽ"。
どちらもリリカルで、ラップなのに切なくしっとりと夜の帳に落ちていくよう。
彼らの纏うブラックさとMCの拓也さんの憂いを帯びたフロウが誘ってくれる漆黒の世界観に落ちてく瞬間。。。
音が止まってふと我に返ったところで、やや力強めのビートにコミカルなキーボードの音色が乗り、さっきまでのムーディーな空気を一気に払拭。
6曲目はまた少し珍しい"テンポ"。
きっちり収めたところで、
MCのお時間……のはずが、
オーディエンスから突然のアンコール、笑
"おーいアンコールとかいうな〜。まだあるんだよ。
あ、まぁいっか、次をアンコールにしよ！
はい、終わりましたー！
アンコールありがとうございます〜。
こんなMC初めてです〜。"
と言う拓也さんのさすがの交わしが入り、会場もひと笑い。笑
ほんと頭の回転が速すぎる……！！！笑
結果的になってしまったアンコール曲はもちろん代表曲"K.I.K.E."！
DOPEなベースラインから始まるこのノれる一曲の中でもフリースタイルが入り、即興多めな変遷は耳の肥えたAlegreのお客様を大満足させるものとなったのではないかと…。
その証拠に上がりきった会場からのK.I.K.U.レスポンスは一体感があって、まさにこれぞライブ！！
深夜3時とは思えない盛り上がり。
"コイサーミュージックバンド"
彼らは各々が忙しくって、ライブはかなり少ないけれど、ライブが無かった半年で個々に強化され戻ってきたような……。
1度ステージを観れば凄さがわかる。
どこまでもライブバンド。
HIPHOPはちょっと……という方でも聴ける彼らのライブ。
楽器隊が個々にやっている音楽はPOPSやSOUL、JAZZ等々様々で、MCの拓也さんもまたジャンルに捉われずfeat.したりホストMCもこなすからこそ、全員が揃った時、HIPHOPファンもそうでなくても受け入れる幅を持った爆発力が生まれる…そんな印象のバンドです。
配信音源等もありますが、是非一度ライブでご覧頂きたい彼らです。。。
バンドアカウント
Twitter
https://twitter.com/Scarf_Suspender?s=20
https://instagram.com/scarf_and_the_suspenders?igshid=1gl9b5lkv2pvk
youtube
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