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20代、わたしの地獄

あなたたちは子育てをよく頑張った、成功したみたいに頻繁に語るよね。
私は自分のことを失敗作だと思っているのに。

子供が駄々をこねたり気を引こうと泣き喚いたりすることを親の責任だと言う。それって健全なことなんじゃなかったの、と今は思う。そうやって信頼できる人かどうかを見極めていくんじゃないの。


24歳今の私は、他人に頼ることが本当にできない、人を信じられない。受け入れられている感覚を持つことができない。
遡ると小さいころから親に受け入れられている感覚があまり強くなかった
頼ることなく、一人でやっていくしかなかったと。
だから中高のときの受験勉強も一人でなんとかできるように、時間をかけてすごく早くから取り組んだ。

未だに恋の一つもできてない。好きな人はいたことがあるけど、自分なんかが相手に受け入れられられるわけがない。
友達に対してだって自分が受け入れられてるのか試すような視線を向けてしまうことがあるのに、全身で相手に委ねる、恋がそういうものならできるわけがない。

あなたたちが小さいころ頼らせてくれなかったから、
あなたが私を理不尽に怒り散らすから、不機嫌をふりまくから、
わたしは相手の顔色を窺ってしか会話をすることができない。
相手に気を遣いすぎて自分の本音がどこにあるのかすらわからない。

兄妹3人とも自分に自信がないことを知ってる?
あなたたちは自分のエゴで子育てをしてただけじゃないの
それを成功だなんてちゃんちゃらおかしいっての。

勇気を出して学校ではみられてることを言ったときあなたが悪いよねって言ったよね。最っっ悪だったよ。辛いことを一言も肯定してくれない人間に本年なんてしゃべると思う?なのに私がいらいらした態度をとったら悲しそうな顔して。なんなんだよ。自分のことばっかりかよ!!


こんな大人が一番身近にいて私は大きなブラックホールを抱えて、それを誰に告白できるでもなくここまできてしまった

自分のことが嫌い。周りの友達はみんな両親と仲がいいのに、わたしは実家になんて帰りたくない。顔を合わせたくない。
そして乗り越えられるわけでもなく、こんなところで吐き出すしかできない自分が嫌い。
愛されていたなんて思えない。
だから人を大切にする方法もわからない。
わたしの優しさは自分を守るための優しさ。そうじゃないとみてもらえないと潜在意識で思い続けた結果。
わたしを生かすためにお金や時間をたくさん使っただろうに、感謝もできない自分が嫌い。

一番尊敬する人は両親です、なんて言ってみたかった、
今日もわたしはワンルームで涙を流しているし、両親へのうっすらした恨みと乗り越えられない自分への自己嫌悪の狭間でもがいてる。
24歳、夏。いつか納得できるのだろうか。


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