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夜寝る前に食べると太るってホント?><

こんにちは,private gym-7の佐野です。
よく寝る直前に食べると太るって聞きませんか?
自分も聞いたことあって、寝る間や夜遅くだと活動量が減りエネルギーとして使われないから脂肪になるとか、、、
当時は確かに日中の方が仕事やトレーニングで活発に動いているなぁと納得はしていたものの、栄養学や運動生理学を学んでみると腑に落ちない点がちょくちょく出てきます。
特に1日の摂取㌍を基礎代謝+活動量を超えなければ太らないという話。
じゃあ設定値超えなければいつ食べても一緒じゃない?
という疑問が浮かんでくるのですが、これが正解でもなければ不正解でもないんです。(どっちだい)
答えから言うと、食事を摂取していくと筋肉や血中、肝臓にグリコーゲンとして蓄積されていきます。
そのグリコーゲンが貯蓄可能な枠をオーバーしたらその分体脂肪として蓄えようとします。
また有酸素や無酸素運動でグリコーゲンをエネルギーとして使われますので、そこで使用されて枯渇しているのであれば、夜食べてもまた足りない分をストックしていきますので体脂肪にはなりにくいわけです。
つまり、朝昼と十分に食事からグリコーゲンを蓄えた状態で夜遅く食べると、余剰分は体脂肪になってしまうと言うわけです。
睡眠中に消化や代謝は働くとしても活動量はやはり減るわけですのであながち間違いではないんですけどね。
ダイエットを頑張っている方で空腹が睡眠の妨げになったことがある方もいるかもしれませんが、睡眠不足の方が脂肪を蓄えやすくなったり倦怠感を感じて日常生活のパフォーマンスや行動の弊害となって太りやすくなりますので、他の食事をしっかり制限できているのであれば夜食べても問題ないのです。

朝、昼、晩しっかり食べたい人はどうすればいいの?

こんな疑問も上がってきそうですよね。
答えはスポーツやトレーニングなどの運動をしてみてください。
上でも挙げたように体内のグリコーゲンの量を減らすには薬やサプリメントに頼るよりも遥かに効果的ですし、運動が脳や体にいかに良い効果をもたらすかは皆さんご存知かと思います。
ボディビルダーのように何時間もトレーニングする必要はありません。
週に2ー3回30分の自重トレーニングや通勤の距離を長くしたりするでも構いませんので是非少しの量から試していただきたいです。
また食事の量や内容を見直すのも一つの手です。
カロリー制限や栄養素を計算してみると、いかに一般的な外食や、コンビニやスーパーなどで手に取る商品にカロリーや糖質や脂質が多く含まれているか驚くと思います。
そこで何をどれくらい食べれば太らなかったり健康的に生活出来るか知ることは、今後の自分の人生や周りの大切な方も幸せに出来ることだと思います。

BMAL1(時計遺伝子)が増える?

ダイエットについて詳しい方はご存知かもしれませんが、BMAL1が増えるという研究結果は確かにあります。
これは確かに夜のは肝臓脂肪の増加する可能性はありますが、体脂肪が増えるという研究結果は出ていないのです。
肝臓の脂肪が増えることはもちろん健康面ではよくないのですが、俗に言う太っていくのは体脂肪の方になります。
それよりもアルコールの摂取の方が肝臓の働きを優先させてしまって同じ肝臓で分解されるはずの脂質が分解されないので体脂肪になりやすくなります。

結論、朝や昼などの日中に食事量を増やすことは痩せやすいことに間違いありませんが、寝る前に食べるから太るとは一概に言えません。
運動や総摂取カロリーや一日3食分けて摂取したものをエネルギーとして利用し健康的にダイエットを成功させていきましょう。

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