コラボ作品 - hesitation - あとがき

2月25日（金）に公開した、Kenさんとの初コラボとなる作品「hesitation」。昨年の10月にDMをいただいてからかなり時間が経ってしまいました（お待たせしてすみません）が、無事、冬のうちに（もう春手前か…笑）公開できてよかったです。

元々公開していた曲もしくは、ちょっといい曲が出来たから声かけてみようとかではなく、コンセプトや歌詞、楽曲…全て一から取り掛かるものでした。
私自身、何もないところから完成まで二人で進めていくという共同制作の経験が浅いこともあり、手探りながらも新鮮な気持ちで取り組むことができました。

Kenさんの真っ直ぐ透き通る高音がいいなぁと前々から思っており、今回の楽曲もサビの部分の音を高めに設定していたのですが、思った以上にハマったことに驚き、こういった驚きや新鮮さを感じることは共同制作における醍醐味なのかもしれないなと思わざるを得ませんでした。
歌詞の語数に沿ったメロディーのアレンジとハモリはKenさんにお任せし、MIXの工程ではピッチ補正等はほぼ手を付けず、ありのままで、声を楽曲に馴染ませることに注力しました。

まだまだ私の技量が見える部分では拙い部分も多いですが、共同作品として完成に至ることができてよかったです。過去にコニシユカさん、vuefloorさん、SOTAROBEATSさんにコラボを持ちかけた身ですが（こんな駆け出しの相手してくださって本当にありがとうございます…）、アーティストとしての経歴が私よりもずっと長い方なので、学びも多ければ、足りないものを痛感することもありました。
今回も、ボーカルをメインとしたMIXは初めてだったので、学びや発見が多くあると共に、もっといいものを作りたいという思いにも掻き立てられました。

今後も誰かのコラボ作品に携わることが出来たらいいなという願望と共に、自身の楽曲制作もよりよいものを作れるよう精進します。
今回携わってくださったKenさんへ、貴重な経験をさせていただいたことに心から感謝申し上げます。

tohma