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運も自信もない人が「好きを仕事に」するには

「私って素敵でしょ?魅力的でしょ?」というキラキラ・オーラを放つ人の周りに、人は集まるもの。

私には……それはないです。子ども時代から弟と比べられ、親にけなされて。引き寄せオーラの元になる自己重要感がありませんw

一方、歳の離れた私の妹はのびのび育ち、自信のオーラが湧き出るよう。最近占い師を始め、「あれよあれよという間に」渋谷マルイ(モディ)のサロンで働いています。

なんでも「たまたま話した人から紹介されて」など、ラッキーが重なった結果とか。そんなことが人生で一度もない私は、「なんで〜〜?(泣)」

私と同様、運も自信もない気がする方へ……。幸運に頼らずとも 「好きを仕事に」――作曲ピアニストの私が重宝している方法を、二つご紹介致しましょう。

あんまり真に受けず、お気軽にお読みいただければ……。根性や忍耐は要らない、万人向けです!

♪パラレル・ワールドで虎の威を借る

一つ目は、輝いている他人をマネて、フェイクの自信をまとうこと。斎藤一人さん(事業に成功された大富豪)流で言えば、「まずは外見が大事」ということでしょうかね? 

偉大な作曲家たちは、この外見法をオシャレで実践していました。例えば、ショパンが逃避行先からパリの友人に書き送った手紙。

「最新式のスラックスを◯着、仕立て屋に頼んでおいてください」とか何とか、ファッションの頼み事が次々と……。

モーツァルトの場合、「街のショーウインドウで赤いジャケットを見かけたりすると矢も盾もたまらず、値段を顧みずに買ってしまう」性癖。これが膨大な借金の一因とも言われます。

ダンディで知られるラヴェルは、パリからニューヨークに演奏旅行した際、全てのスーツにそれぞれ違う靴を合わせたセットをいくつも持っていったそう。

これらが自信を補うためだったかどうかは知りませんが、外見が仕事を後押ししたのは確か。

ショパンなどは、リストとのジョイント・コンサート終演後、二人が乗った馬車に女性ファンが群がったために立ち往生したとか……。(元祖ジャニーズ?!)

彼らの「ファッションで人寄せ開運」法、21世紀にお手軽バージョンでやるなら、気に入ったオンライン通販のファッションをそのままマネるのが早道。

もちろん、理想の人物の服装やファッション雑誌・音楽PVをマネても、気分がアガって効果的なんですが……。同じアイテムを揃えるのは、手間もお金もかかりますよね。

その点、手頃な通販なら全身コーデが一瞬で。「本来の私はこうあるはず!」とパラレル・ワールドを感じるスタイリングこそが、自信フェイクには最適。人に見せないコスプレでも構いません。

例えば、こんな感じで……。

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顔もスタイルも違うくせに、なりきる私(右)  アメリカ国内のみの通販サイト https://m.shein.com/  にて、今年の収穫。コロナ自粛中でもOKです! 

「虎の威を借る」フェイク・メンタルで、リアルでもオンラインでも”人材オーラ” を捻出。自信はなくても、「この人、何者?」と注目させる作戦です。

♪自信のなさを活かしてチャンス・メイク

「好きを仕事に」する次なる方法は、正攻法。棚ぼた式に声がかからないなら、前述のフェイク・メンタルをもって募集に応募したり、オーディションを受けるまでです。

スピリチュアルで言い換えれば、斎藤一人さんがおっしゃる「向いている仕事には呼ばれる」

ただし、待っているだけではダメで、コツはあります。

例えば、やってみたい程の仕事は公募してないことも多いので……。「これは」という会社・組織があれば、「募集の予定がないか」「オーディションを受けさせてもらえないか」、簡潔な自己紹介を添えて問い合わせてみるとか。

こうした連絡時、自信のなさは謙虚な雰囲気を醸して有利。

アメリカの音楽ライセンス販売会社などでは、「問い合わせメールに折り返しで応募方法が返送されてくる」ケースは定番です。

あと、「ちょっと難しいかな」くらいの募集に食いつくのもコツ。ポストをゲットしてから実地であたふた覚えるのが、スキルの習熟には一番です。

自信がないなら、失うものもないでしょう!

具体的な応募方法は、作曲・DTMの場合、私のマガジン↓の各ハウツー記事をご参考に。(アメリカの例なので、必要に合わせて応用を)

音楽以外の分野の場合は、上手くいっている方々が実践した応募方法をググるなどして、マネしてみてはいかが?

ところで、受からなかった場合は? (私もよくあります)……「呼ばれてない」つまり(今のところは)向いていません。受かっても災難ですから、「ふられてBANZAI」(古い?笑)

「マズいぜホント、オレをふるなんて〜♪」 応募に落ちた方、必見!マッチの名曲。

♪まとめ〜自信がないからクリエイティブ

最後に、自信がない方に嬉しいお知らせがあります。

それは、「自己重要感が高いとクリエイティブはできない」ということ。

だって「自分はスゴイ!」と満足していたら、ロクなものは作れないから……。「自己評価が低い人の特徴は完璧主義」との分析もあります。自信のなさは、クリエイティブに最適な資質ではないでしょうか?

例えば、「死ぬ間際に聴きたい一曲」として挙がることの多い、ドビュッシーの名曲 ”夢” 。未完成譜をいくつか見ましたが、最初は別の調性で書かれ、何度も書き換えられた跡がありました。

“夢” への道は、自己否定の連続。

日独ハーフの有名ピアニスト アリス紗良オットさんの ”夢”

あのセリーナ・ゴメスも、アメリカン・トップ40(ラジオ番組)中のインタビューで言っていました。大ヒット曲 ”Lose You To Love Me”は、1年前にできていたけど「ファンに受け入れられるか怖くてリリースできなかった」と……。

彼女が1年も迷ったということは、”自信と自己卑下は半々くらい” ? 売れる自信比率を必要最低50%まで上げるためにも、フェイク・メンタル作戦はぜひ!

それで大スターになれたり、大儲けできるかはわかりませんが……w

今は、クリエイティブの収益化がいくらでも可能な時代。自信がないなら、幸運は拾い放題ですから……。

え? 「自信ある人が”好きを仕事に”する方法は?」……ですか?? それは知りません!(涙)

冒頭の写真は、同じ通販でのモロ真似、別バージョン。

◇あとがき……お知らせ

ロックダウン解除に向けて慌ただしいニューヨーク。芝生に描かれた輪っかが、只今のソーシャル・ディスタンス(10名までの集まりが許可)だそうです。

日本では、PCR検査は未だ医師からの依頼の6割以上が受けられていないそう。↓こんなツイートもありますよ? (削除されたっぽい、笑)

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ともあれ麗しき5月。今月、私ことMikiko Miyakawaの”Unveil My Love” ”Un Cocon” が、アメリカ政府広報ラジオ系のプレイリスト Peaceful Piano でヘビロテ中です。

5月の清流のように平和なソロ・ピアノ集。オシャレな選曲は、きっと波動を上げてくれますv  テレワークや瞑想のお供に、よろしければブックマークを❣️

純クラシックからポスト・クラシカルまで。前者ではアシュケナージ、ユジャ・ワン、ユンディ・リーなど。後者はルドヴィコ・エイナウディ、イルマ、ジョージ・ウィンストン、坂本龍一さんなど……コロナ禍に平和を!