今月(2024年5月）の投資不動産マーケットレポート
毎月書いてます投資不動産についてのマーケットレポートです。
前月～今月は主要不動産企業の決算発表があり、そこで発表された見通しを使ってマーケットを見ています。
ロードスターキャピタルのIRですが、金利先高感があっても不動産マーケットは引き続き好調に推移するという見方が出されています。
サンフロンティア不動産も不動産への投資意欲は底堅いという見方をしています。
CBREのレポートでも2024年１Qの不動産投資額は増加したという見方をされています。
一方で、コロナ渦も過ぎ企業倒産件数は順調に増加。24カ月連続で前年同月を上回った。4月としては4年ぶりに700件超えとなった。円安、物価高、賃上げ、コロナ支援策縮小、伸び悩む個人消費など、中小企業を取り巻く経営環境は依然として厳しい。2024年の企業倒産は単純計算ながら、現状の「2割増」のペースで推移すれば、前年（8497件）を大きく上回る1万件突破も十分視野に入るとのこと（帝国データバンク）
金利も上昇予測があり、ニーズが少し減退してくる可能性はあると思います。
賃貸マーケットです。
コロナ渦が収まり、空室率は下落傾向。
賃料も上昇傾向です。悪い要素が無いように見えます。
中身を見に行くと、フリーレントの付与率も期間も伸びています。
条件変えて決めているだけ？まだ手放しで喜べる環境じゃない気がします。
インバウンドです。
順調に回復→増加に動いています。
ホテルの稼働率も続いています。
ホテルリートの価格もコロナ前の数値が戻ってきました。さらに上に行くか、円安も続きそうですし、強めに予想できる気がします。
いずれにせよ、長期プライムレートから上昇が始まっています。
不動産価格が上がる中で金利が上がるとなると当然ニーズは減る可能性があるので、注視が必要ですね。
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