奥さんぼくはね… 魅力的オジサンの秘密②
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11月6日
昨日のブログの続きです。
母「 じゃあ、その銀行の方がお料理食べてたんですか? 」
運転手 👨🍳🍳🍳🍳🍳
「 ちがうちがう、もっと・もっと・・ 」
そういって
彼はウインカーを下げて
ゆびを上に向けた。
「 奥さん、ぼくはね、一般人が口にしない料理を作っていたんです。
石破さんも僕の料理食べたしね、
(あの政治家の石破さんです)
クイーンエリザベス号に乗った●●は
感激したって、わざわざ
僕のところに来て
美味しかったって
ほめていただきました。」
信号が赤になると、
ドライバーは自分の携帯を取り出して待ち受け画面を出し、
母に見せたました。するとその待ち受けには・・・
「 わー、この料理、前菜きれい。この赤いのは何?」
「 それはですね。車エビ🦐の上にキャビアが載っているやつですね。
そこには、料理長だった彼が最後に作った料理の写真があった。
長崎の料理独特なのか、金や黄色や、朱色の華やかな小皿の上に美味しそうな前菜が華やかに盛り付けられていた。
「 こちらの赤い前菜はおいくらぐらいするの?」
「 ああ、それはですね。…
僕は仕入れから計算するんですよ。
僕が車エビを一一キロ○○円で仕入れたとするじゃないですか。そうするとだいたい、一つ4500円ですかね。」
この5個の前菜のうちの一つが
4500円
5個あったら
計算すると前菜だけで
22500円
(ざっくばらんなどんぶり勘定)
???それも私は計算苦手
どんだけ高いんや。)
私は後ろからのぞき込んで
そう思った。
「 高〜!」
思わず口をついてでてきた言葉でした。
「 まあ、みなさんのような
一般人が絶対口にすることのない
要人用の料理なんですよ。
だからそのクラスになるとね。皆さんが考える単価とは、ちがうんですよ。」
魅力的な人🩷⑥一般人が知らない裏側の世界を垣間見ている。🩷
そしてドライバーは車を走らせた。
🚕🚕🚕🚕🚕🚕🚕
ところで、あなたは車の免許もっていますか?
覚えていますか?
教習所で
あなたが走ったことのある、
あの
クネクネ道
覚えていますか?
あの試験、
上手にできました?
私は一回目ハンドル操作をミスって
脱輪したような・・・
そんな狭い
クネクネ道の
連続を
運転手さんは
軽快な
速さで走ったのです。
魅力的な人⑦🩷:運転がうまい🩷
「 運転もすご!」
そうして車は亀山社中⛩️🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥🔥に・・
へ。
しかし、亀山社中につきましたが、けっこう階段が多くて下るにしても、母親にしてはもう限界に近いだろうなと思った。軽く当たりを散策するともうすでに夕方になっていた
「 夕日がしずんじゃう。夕日に沈む海を見せたい。」
と思った。なので、こういった。
「 運転手さん、亀山社中はもういいから、鍋冠山に向かって。」
そういって私たちはタクシーに乗り込んだのです。
そして、また運転手さんとの会話がはじまりました。
「でも、まあ、私はね。体を壊してしまったですよ。血尿というか、膀胱がんの重度みたいな症状がでてね。」
「 あら、大変でしたね。」
「 毎日4時に長崎を出て、佐世保から帰る。午前1時に家に着く日々だったんです。おまけにやはりね要人のメニューを出すのはね。
構想がいるんですよ。本当に。血のにじむようなね・・・・それで入院してそんなこんなで嫁も元教師でしてね。もう、無理しなくていいんじゃない?ってね。
それでで今はタクシードライバーになったんですわい。」
魅力的な人⑧🩷魅力的になるまでの修行をしている🩷
「 その名刺は雲仙のホテルの残ってたやつなんです。ハウステンボスのはもう人にあげて残ってないんですわい。」
話しをすみずみまで聞き漏らさない能力が私にはありませんでしたが、運転手さんは色々な場所を回ってハウステンボスの初代料理長をしていたいう感じでした。
はいつきました。鍋冠山。
わーキレイ。そこには来てよかったな。という夕日がみえました。
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写真を撮ると母は言いました。
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「 運転手さん、中華街でおいしいところどこ?」
「 ハハハ、僕に聞く?😂」
終わり
余談
運転者さんは中華はたべないそうです。そもそ私達の知ってるが食べるちゃんぽんはちゃんぽんじゃないと言っていました。本物のちゃんぽんは作るのに最低3日はかかるそうです。鳥ガラと豚骨からだしをまる一日かけてとり、翌日に顎だしを丸一日かけてとり、それを絶妙の割合でミックスするんです。
本物のちゃんぽんどんな味なんだろう…
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