詩集 5 葉ずく🌱🦉 2024年7月22日 22:35 日記の意味も込めて書いていた詩のようなもの人間は生きる度濁っていく透き通っていたあの頃から様々な幸せと苦痛が混ざり合う段々 光は通らなくなっていくどうせお別れが来る どんな人とも ずっと一緒には居られないそれなら 今の出逢いを噛み締めよう君を眼に焼き付けようそして 僕の人生史に深く書き残すんだ人生とは あるゴールに辿り着くことではなくその都度見える景色を堪能することなんだと思う僕がお供できるのはここまでなんださようなら また会う日までいや もう会えないことくらい知っている それでも黙って君を送り出す互いにそんな切ない想いを胸に黙って手を振る 「またね」ってただ愛していたい でもそれが自分勝手だというなら 僕は愛することと反することをしているのかな…でも 君と居たい それは僕の欲だ愛したいという欲を満たしたくて 僕は君を愛せないガタンゴトン同じ籠に乗って 同じ場所を目指して走っているのに 僕らはみんな違う考えていることも 抱えている宿命もみんな自分の中の遠くを見ている お互いの心は離れているガタンゴトン産まれた時から絶望の海で産まれて 呼吸しようと顔を出す時には藁をもすがりたくなって 溺れかける常にそんな場所だから泳ぎは簡単になって なんとなく生きれるようになった誰しも才能の原石を持って産まれてくる それを磨いていくのが人生だでも 石自体は取り替えられないみんな違った石を持っている電車の窓辺に映る自分そんな自分と会話するんだ僕に寄り添ってくれる人はいないから自分で自分を癒すんだ孤独な狼 遠吠えをして 牙の無いみんなと仲良くなろうとする近付こうとしたら離れられ 手を伸ばしても届かない誰よりも優しく 誰にでも優しくそんな優しさは評価されない評価されるのは能力 容姿 そういう冷たい世界だと知った産まれた時目に入った光は眩しすぎてぼやけてたのに今や目の前にある光は僅かで微かな光生きる程希望を失ってあの頃の夢も諦めてしまった今寝る度に見るのは絶望に満ちた悪夢ずっと何かに追われている気がするんだ産まれた時からずっとただ逃げるように 走って走って行きたい場所なんてとっくの前に忘れていた今は無我夢中で逃げてきたから ここがどこか分からないここからどこに向かうのかも分からないそんな気分なんだ目の前にある僅かな光を頼りに僕は進んでいく今を愛すよこの長くて短い人生の旅その時々の景色と出会いを大切にして幸せを噛み締めたいゴールの定まってない旅いつ終わっても良いようにホントを言うとね、君に笑いかけてほしかった。でも君は笑わない。僕といると君は、つまらなそうにどこか遠くを見てる。世界線がズレてるみたいに。そんな君も、ホントは寂しいこと分かってるよ。別の人のところで、僕には見せない笑みを浮かべてる。ここにいるはずなのに、君とは目が合わない。質問を投げる。返ってくるのはロボットみたいな返答。会話がしたい。心のキャッチボールをしようよ。僕のボールを義務的に返すロボットに見える。たまには君のボールで遊びたいな。ついには、ボール投げることすら拒まれてしまった。果たして、それを友達と言えるんだろうか。まるで怪物 ここではイブツ牙の生えたケモノいつも除け者僕に対してくれた愛を覚えてるよずっと昔のものでもそれをお守りとして大切にするよ僕のこと想ってくれた人達ずっと忘れてないよ時々思い出して幸せをリプレイしてるから君に牙が怖いと言われたら隠すしあなたに鋭い爪が愛おしいと言われたら見せるそういう生き方相手のためを思うこと自分の素を愛すことどちらを優先すればいいんだろうみんな違うことは寂しいだから同じを増やしたくて一緒に居ようとする自分が居ることでその場が素晴らしくなるなら違っていても良いと思える時間は僕を未来につれていってくれるけどみんなを過去に置き去りにする頼もしいけど残酷でもある争ったりいがみ合って嫉妬し自分を嫌うくらいならみんなで協力して一つになりたい敵じゃなくて仲間で居たいな役割の異なる臓器のようなもの皆が居て成り立つ世界それだったら残酷な違いさえもすんなり受け入れられる気がするよ向かう先が終わりだとしても君の今を観測したい僕にしか出来ないこと瞬く間に消える一等星瞼に焼きつけるよきっと気まぐれ踏み出したら消えて永遠なんてないこと 理解しても終わりは苦しい君に会えばお別れの針が進むそんな気がする何もしなくても進むからただ虚しい世界は常に移り変わっている相対的に変わる世界だ君の気分にも波がある好きになったり 嫌いなったり そんな流動的な世界だから 掴みどころがなくて悩むんだろうそれなら 皆が流れる水のように形を変えて柔らかくあれば 隙間を埋めて満たし合えるってことだろうか赤ちゃんが手足を発見するみたいに僕は自分の輪郭を確かめる自分がどんな器で生まれたのかを受け入れるために僕のフィルターじゃ見られない貴方の目で見たもの見せてよ僕の目では世界を深く捉えられないもっと面白く もっと美しく少し歪んでて彩られた貴方だけのレンズフィルター ダウンロード copy #詩 #人生 #詩のようなもの #詩集 5 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート