強烈な欲

アシュタンガヨガのマイソール練習会を
この場でスタートしてから約1年が経った

マイソールの練習は
自分のペースで練習する自主練スタイル

自主練って
一人だとなかなか難しかったりするので
それが出来ていること自体
素晴らしいことなのだけれど

どうしても自己流になってしまいがち

形や動きに囚われて
基本的なことを忘れていたりもするのだ

染み付いてしまった自己流のクセを見直して
修正することは容易ではない

それが正解かもわからない状態で
少しばかりの疑問を持ちつつも
素直に聞き入れてくれた練習生たちは
少しずつ変化が見えてきた

そして1年経った今
もっと上達したい！
もっと知りたい！
そんな「欲」が芽生えてきたのを感じている

「強烈な欲」は言い換えれば「情熱」だ

何かを学ぶ時
学びたい！という強烈な欲は
1番大切な要素だと
私は思っている

強烈な欲は
学びへの強力な原動力となり
もの凄い集中力をもたらし
スポンジのように学びを吸収し
内側を変容させ
大きな気付きや成長へと
導いてくれるのだ

ヨガというものを知りたくて知りたくて
がむしゃらに学んでいた時に
ある先生の
「学びたい！という欲が枯れるまで学んだらいい」
という言葉が
とても心に響いた

ヨガを続けていると
なぜヨガを学んでいるのか
なぜヨガを教えているのか
なぜこの先生から学んでいるのか
等々…
迷路にハマることが多々あるのだけれど

そんな時にこの言葉を思い出して
自分に聞いてみる
すると
まだ欲は枯れていないことに気が付く

そうやってずっとずっと
学びを続けてきた

少しずつ大きくなりつつある
練習生たちの「欲＝情熱」は
彼女たちのヨガの旅をまた一歩深いところへ導き
今までとはまた違う沢山の景色を
楽しませてくれることだろう